「まんぷく」第29回~あなたの人生の主役は、あなたなんですから | 日々のダダ漏れ

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テーマ:

「まんぷく」 第29
第5週 「信じるんです!」
あなたの人生の主役は、あなたなんですから

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

克子姉ちゃんの旦那様、

忠彦さんが帰ってきました。

 

**********

 

(居間ではんこを作っている萬平たち)

忠彦) 僕は、何を手伝えばええんかな。

福子) 忠彦さんはいいですよ。

克子) あなたは今までどおり、

 絵を描いてて下さい。

忠彦) ああ…。

 

**********

 

<アトリエ>

(色鮮やかな鳥の絵を手に取る忠彦)

 

**********

 

神部) 庭掃除終わりました。

鈴) もういいから。

 あなたは出ていきなさい。

福子) お母さん!

鈴) この人、うちに居つくつもりよ。

 泥棒のくせに。

萬平) でも行く当てがないって

 言うんだから。

神部) ここに置いて下さい。

 何でもしますから。

忠彦) やっぱり、手伝います。

 絵なんか描いてる時やない。

克子) あなた…。

福子) ほんまにええんですか?

忠彦) 僕は何をすればええのか

 言うてくれ。

萬平) じゃあ、お義母さんを

 手伝ってあげて下さい。

神部) 俺も、手伝います。

鈴) あなたは、出ていけ。

吉乃) お母さん。

 学ちゃんが、お漏らしした。

克子) もう、ちょっとこっちおいで。

吉乃) はんこの棒がなくなってしもた。

重之) することがな~い。

克子) 勉強しといて。

神部) 俺が教えます。

鈴) またあんた。

忠彦) 君は泥棒やったよね。

神部) でも、大阪帝大を卒業しました。

福子) ええっ!

萬平) 大阪帝大?

鈴) また口から出任せを。

 

**********

 

(子ども達に勉強を教えている神部)

神部) そう。分かってきたね、重ちゃん。

重之) うん。

(様子をのぞいている鈴たち)

鈴) 泥棒に、子守させるの?

忠彦) 家庭教師です。

鈴) もっと変やわ。

萬平) なかなかいい奴じゃないですか。

福子) 掘り出しもんかも。

神部) 合ってるやん。そうそうそうそうそう。

 

**********

 

鈴) ほんまに、あの人をここに置く

 つもり? 寝るとこはどうするのよ。

福子) お母さんはもう。

克子) そればっかり。

鈴) 私はいいわよ。

 もう、福子たちと一緒に寝るから。

忠彦) 彼は、アトリエに寝てもらおう。

鈴) えっ。

克子) あなた。

萬平) でも、忠彦さんの仕事場ですよ。

忠彦) 実は…フィリピンで、

 目をやられてね。

福子) えっ?

克子) 目?

忠彦) うん。夜中に、銃撃戦になって、

 敵の照明弾が、不発のまま、僕の後ろ

 に落ちてきて…。振り向いた途端に…。

 あれが、まともに目に入って…。

 あれ以来、色が、よく分からなくなった。

萬平) 色って…。

忠彦) 特に、緑と、赤の区別が、

 つかないんです。

鈴) それは…絵描きにとっては、

 大変なことやない。

克子) お医者様に診て

 もらいましょう、あなた。

福子) そうです。すぐに行った方が…。

忠彦) 軍医に診てもらったんやけど、

 こういうのはもう、治らないそうや。

萬平) 治らない…。

鈴) そしたら、もう、絵は、描かないの?

忠彦) 描けません。

鈴) そしたら、まともな仕事に、

 就いてくれるのね、忠彦さん。

忠彦) そのつもりです。

 

**********

 

<夜>

(布団を並べ、鈴、福子、萬平が寝ている)

福子) 萬平さん…。

萬平) うん?

福子) 忠彦さんは、絵を諦めることはで

 きないと思います。克子姉ちゃんもきっ

 とそう思てる。忠彦さんは普通の人とは

 違うって。自分の旦那様で、子どもたち

 のお父さんやけど、その前に忠彦さん

 は画家やって。

 

**********

 

(子どもたちと並んで眠る、

 忠彦の背中を見つめる克子)

 

**********

 

(アトリエで布団に寝ている神部)

神部) 怖ない。

(鳥の絵を見ないように目をつぶる神部)

 

**********

 

戦争が終わった暑い夏から、

季節は冬へと変わっていきました。

闇市は、相変わらず無法地帯。

したたかにたくましく生きている人と、

絶望から立ち直れず、

気力を失っている人。

そして、新しい時代に、

希望を見いだしている人。

闇市には、さまざまな人たち、

さまざまな人生がありました。

 

**********

 

<闇市>

(萬平にくっつき、人混みの中を歩く福子)

萬平) あれ?

福子) えっ? どうしたんですか。

(道端に座り、ハーモニカを吹いている男)

福子) ん?

萬平) まさか…。福子。

(男の前に置かれた小銭の

 入った缶をつかむ福子)

加地谷) 何すんねん!

福子) ああ、やっぱり!

加地谷) あっ、ああ…!

萬平) 加地谷さん!

(逃げようとする加地谷の腕を掴む萬平)

萬平) 加地谷さん!

加地谷) ひ…久しぶりやな、立花君。

福子) 久しぶり~!?

 

**********

 

加地谷) 君らは、結婚したんか?

萬平) はい。

加地谷) やっぱり。それは、おめでとう。

萬平) ありがとうございます。

福子) ありがとうございますやないでしょう。

 萬平さんはこの人のせいでひどい目に

 遭ったんですよ。憲兵に殴られたり蹴ら

 れたりして、拷問みたいな、取り調べを

 受けたんです。それが原因で、腹膜炎

 になって、死にかけたし。

加地谷) あ…それは、申し訳ない。

福子) 加地谷さんのせいです!

加地谷) ほんまに、申し訳なかった。

(頭を下げ、じっとしている加地谷)

萬平) もういい、福子。

福子) えっ…この人を許すんですか。

萬平) 許すも許さないもない。

 もう憲兵はいないんだ。

 加地谷さん、もうあなたのことを

 追いかける人はいませんよ。

加地谷) 分かってる。

 そやけど俺はもう、日陰で生きていく。

萬平) 日陰って…。

加地谷) 自分でも、何で君を悪もんに

 しようとしてたんか分からへん。君に

 ああやこうや指図しながら、ほんまは、

 君の才能が、羨ましかったんやろなあ。

 俺はほとほと、自分が嫌になった。

 もう生きてる意味が分からへん。

 加地谷圭介という男は…

 戦争で死んだんや。

萬平) もういい、福子。行こう。

福子) 萬平さん!

萬平) 加地谷さん。考えてみれば、

 憲兵隊に捕まったことがきっかけで、

 福子と結婚できたようなものです。

加地谷) 立花…。

萬平) もう終わりだ、福子。帰ろう。

(立ち去る萬平)

(涙のあふれる目で加地谷を睨む福子)

(小銭の入った缶を置いて立ち去る福子)

加地谷) (涙)

 

**********

 

<香田家>

(風呂の焚き口に神部)

神部) あ~…あったかい。

 

**********

 

(湯船につかった萬平)

 

**********

 

(脱衣所に浴衣を持ってくる福子)

福子) お着替え、ここに置いときますね。

萬平) ああ、ありがとう。

福子) ほんまに、もう何とも思てない

 んですか、加地谷さんのこと。

萬平) 世の中には、人を恨むことで、

 頑張れる人間というのがいるのかも

 しれない。でも僕はそうじゃない。

福子) なんて人のいい。

萬平) 福子、お前は加地谷さんのこと

 になるとお義母さんそっくりだな。

福子) えっ。

萬平) フフフ。でも…。

 お前だって加地谷さんが可哀想だと

 思ってるんじゃないのか。

福子) 分かりました。

 私はもう何にも言いません。

(小さく微笑み脱衣所を出る福子)

 

**********

 

萬平) 神部君。

神部) はい。

萬平) もうこれ以上熱くしなくていい。

 それより君に頼みがあるんだ。

神部) はあ…。

 

**********

 

<闇市>

(ハーモニカを吹いている加地谷)

神部) 加地谷さんですか?

加地谷) そうやけど。

神部) 立花さんが、これを渡して

 こいって。言づけがあります。

 「諦めないで、どうか生き抜いて下さい。

 あなたの人生の主役は、あなたなんで

 すから」。俺にはよう意味が分かりませ

 ん。せやけど、確かに伝えましたからね。

(立ち去る神部)

(受け取った小さな紙袋を開ける加地谷)

(「加地谷」と彫られたはんこ)

加地谷) 俺の、人生…。

 すまん、立花君…。

 おおきに。おおきに…。(泣)

 

**********
 

忠彦さんが無事に帰ってきてホッとしたのも

束の間、色が分からなくなってしまったと…。

色鮮やかな鳥の絵を描いていただけに、そ

のショックは大きかっただろうと容易に想像

がつく。それでも視力はなくなっていないし、

筆を持つ手も指も失わずに済んでよかった

と思ってしまった自分がいる。忠彦さんがま

た絵を描く気になってくれたらいいなと思う。

 

鈴) そしたら、もう、絵は、描かないの?
忠彦) 描けません。
鈴) そしたら、まともな仕事に、
 就いてくれるのね、忠彦さん。
忠彦) そのつもりです。

 

安定のぶしむすクオリティー。ブレないよね。

でも、娘の幸せが大事で、一番の気がかり

なんだよね。鈴さんにとっては、それが大事。

加地谷との再会で、萬平さんが一番大事な

福ちゃんの怒りが爆発。怒りが収まらない福

ちゃんに「お義母さん」に似ているという萬平。

萬平さんは、あの面倒臭い言動の裏にある、

鈴の愛情をちゃんと理解しているんだなって。

男性陣はみんなそれが分かってるのかもね。

 

世の中には、人を恨むことで、
頑張れる人間というのがいるのか

もしれない。でも僕はそうじゃない。

恨んだり憎んだりすることで、何とか生きる

気力を持つことができる人もいる。けれども、

人を恨んだり、憎み続けるのにはパワーが

いるし、嫌いな人間をずっと思い続けること

になる。どうせ思い続けるなら、大事な人を、

愛する人を思い続けるほうがいい。萬平は、

加地谷を恨むより、福子と幸せな生活を送

ることのほうが大事なんだろうと思う。もし、

憲兵の拷問を受けて体を壊さなかったら…

早い内に戦争に行かされて、戻ってこれな

かったかもしれない。結婚もできなかったか

もしれない。そんな未来だって、あったのだ。
 

諦めないで、どうか生き抜いて下さい。
あなたの人生の主役は、

あなたなんですから。

 

はんこは、自分が、何者かを証明するもの。

加地谷圭介は戦争で死んだと、日陰で生き

ていくと言った加地谷に、あなたは生きてい

るのだと…加地谷圭介を証明するはんこを

作って渡す萬平。誰かを羨んでも…その誰

かに自分がなれるわけではない。自分の人

生の主役は、自分以外にはいないから…。

 

ワンコ神部はちゃっかりファミリーに加わり

そうだし、物語は大きく動いていきそうだし。

何気ない日常、ホームドラマの体で、実は

すごく深くて、考えさせられる脚本に、毎日

驚かされる。とんでもない駄作もあるけど、

とんでもない傑作にも出会えることがある

から…朝ドラ視聴はやめられないのよね♪

 

 

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