「まんぷく」第28回~泥棒神部と帰ってきた忠彦さん | 日々のダダ漏れ

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テーマ:

「まんぷく」 第28
第5週 「信じるんです!」
泥棒神部と帰ってきた忠彦さん

 

 

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(鈴が眠るアトリエに人影)

(部屋で熟睡中の福子と萬平)

(2階で眠る克子と子どもたち)

(はんこ工場となった居間を物色する人影)

(引き出しの中にはんこの売り上げ金)

(紙幣の束を手にとる人影)

鈴) 何をしているの!

神部) うわっ!

 

**********

 

萬平) ん? 何だ?

(目を覚ます萬平と福子)

 

**********

 

克子) 何?

(目を覚ます克子とタカ)

 

**********

 

鈴) 泥棒や! 

 皆の者、出合え、出合え~!

神部) 待って下さい! やめて!

 許して下さい! (戸が)開かへん。

 

**********

 

神部) 警察だけは、堪忍して下さい!

鈴) 大きな声を出さないで!

 子どもたちが、起きてしまうでしょう。

神部) お願いします。警察だけは…。

(お札を数える福子)

福子) 4、5、6。全部ありました。

タカ) よかった~。

神部) よかった~。

鈴) 何を言うてるんですか。

克子) 泥棒のくせに。

神部) すいません。

萬平) 君はどこの誰だ?

神部) どこの…上本町の、神部です。

 神部、茂。

福子) 神部さん。

鈴) さん付けしなくていい。

福子) 何で泥棒なんかしたの?

神部) 戦争から帰ってきたら、空襲で

 家は焼けて、母親はのうなってました。

 俺は母一人、子一人やったから、

 天涯孤独に。仕事もないし、

 金も尽きて、追い詰められて…。

克子) うちが、はんこ屋で繁盛して

 いると思て、泥棒に入ったの?

神部) はい。

鈴) どうして、ここが分かったの?

神部) せやから、はんこを注文する行列

 が出来てんのを見て、2人の後を…。

福子) つけたの!?

タカ) 怖っ!

神部) すいません!

鈴) 同情の余地なしやわ。

萬平) ちょっと待って下さい。

 天涯孤独…。

鈴) そんな人はたくさんいます。

福子) そやけどお国のために

 戦ってらしたんよ。

鈴) みんなそうです。

克子) どこの部隊に、

 いらっしゃったんですか?

鈴) いらっしゃったやない。

神部) 朝鮮です。

タカ) 朝鮮…。

克子) 香田、

 忠彦という人を知りませんか?

神部) は?

タカ) 私の、父です。

 まだ、戦争から帰ってこないんです。

神部) もう一度、お名前を。

克子) 香田、忠彦。

神部) 香田、忠彦…。

鈴) 知ってるの?

神部) 香田…。

福子) 知ってるんですか?

神部) 忠彦…。

克子) もしかして同じ部隊に?

神部) 全然知りません。残念です。

克子) 同情の余地なし。

鈴) だから言うたでしょう。

福子) ちょっと待って。

(前のめりに倒れる神部)

克子) え?

萬平) どうした? おい。

 

**********

 

(台所ですいとんを食べる神部)

神部) うまい…うまいです。

福子) そんなにおなかがすいてたの?

神部) あ~。

福子) あ~。タカちゃんもう

 ええから寝なさい。ねっ。

タカ) はい。

克子) 私も、

 このまま徹夜はごめんやわ。

鈴) ちょっと克子。

福子) (あくび)

福子) ごめんなさい。私ももう駄目。

 警察連れてくなら、お母さんよろしく。

鈴) 福子。

(のどにつかえる神部)

萬平) ん? 水を?

神部) (頷く)

萬平) 待ってろ。

鈴) 私も眠い。

萬平) えっ?

鈴) あの、ここは、

 男のあなたに任せるわ。

萬平) お義母さん!

神部) ううっ! うっ!

萬平) ああ…はいはい。

(神部に水を飲ませる萬平)

萬平) また食うのか。

神部) うまいです。

萬平) ああよかった。

 

**********

 

<朝>

(目を覚ます福子)

(萬平がいない事に気付く福子)

福子) あっ…。

 

**********

 

福子) 萬平さん。

 えっ! 萬平さん?

(台所の床で寝ている萬平)

福子) もうこんなとこで寝てたら

 風邪ひきますよ。

萬平) あれ? どうして僕はここに…。

福子) え? あれっ、あっ、えっ? 

 昨日の男の人は?

萬平) えっ?

福子) えっ? えっ?

 うわっ! キャ~!

(廊下を雑巾がけする神部)

神部) よっし。

克子) おはよう福子。

福子) 克子姉ちゃん。

克子) えっ…。

神部) あっ、おはようございます。

鈴) 何をやってるのあなた。

神部) 泥棒に入ったのに、

 飯まで食わせてもろて、申し訳なさと、

 感謝の気持ちで掃除させてもろてます。

タカ) あっ。

重之) 誰?

神部) 神部やで。

吉乃) かんべえ?

神部) かんべえやない。神部。

 大丈夫、怪しい人やないから。

克子) 怪しいわよ。

鈴) 今すぐ、出ていきなさい!

 

**********

 

<玄関>

神部) 本当に、

 申し訳ありませんでした。

萬平) 行く当てはあるのかい?

神部) ありませんけど…。

福子) そしたらどうするの?

神部) 分かりません。

 せやけど、もう泥棒はしません。

 すいとんうまかったです。

(出て行く神部)

萬平) はあ…何だか…。

 僕は戦争に行かなかったから、彼

 のような人には引け目を感じるよ。

福子) ほんまにああいう人は

 たくさんいるんでしょうね。

 

**********

 

そのとおりでした。

神部さんのように、

戦場から生きて帰ったものの、

家や身内をなくした、

若い男の人がたくさんいたんです。

 

そして、

事件は再び起こりました。

 

**********

 

<深夜>

(足音)

(鈴の眠るアトリエの戸が開けられる)

(外で靴を脱ぎ、アトリエに入る人影)

鈴) またあんたか!

 よくもまあ、性懲りもなく!

忠彦) お…お義母さん。

鈴) 誰?

忠彦) 僕です。忠彦です。

鈴) えっ! あっ…。

 克子! みんな来て!

 

**********

 

(目を覚ます萬平と福子)

萬平) 何だ?

 

**********

 

<アトリエ>

忠彦) どうして、お義母さんがここに?

鈴) 焼け出されたのよ、空襲で。

萬平) どうしたんですか? あっ!

福子) 忠彦さん!

忠彦) 福ちゃん、萬平さん。

克子) どうしたん?

福子) 克子姉ちゃん。

忠彦) 克子…。

克子) あなた…生きてた…。

忠彦) ああ。

(忠彦に飛びつく克子)

克子) 生きてた!(泣)

忠彦) 子どもらは、無事か?

克子) 元気です。みんな元気です。

忠彦) そうか。よかった。

克子) あなた…。(泣)

鈴) 今までどこで、何やってたのよ。

福子) お母さん。

忠彦) フィリピンからの復員船がなか

 なかなくて、遅くなってしまいました。

鈴) フィリピン…。

福子) よかったね、克子姉ちゃん。(涙)

克子) (泣)

 

**********

 

(部屋で子ども達の寝顔を見つめる忠彦)

忠彦) みんな大きなったなあ。

克子) はい。

忠彦) ありがとう、克子。

克子) この子らが勝手に育っただけです。

忠彦) まだ信じられへん。

 生きて帰ってこられたとは。

克子) 大変やったでしょうね、フィリピンは。

忠彦) 戦争は…地獄や。

(うつむき、一点を見つめる忠彦)

克子) お風呂入って下さい。

 湯、沸かし直してきます。

忠彦) ええよ、こんな時間に。

克子) もう眠気は吹っ飛びました。

(微笑み、子ども達の寝顔を見つめる忠彦)

 

**********

 

<庭>

タカ) えっ…。お父さん?

吉乃) お父さん?

忠彦) おはよう、タカ、吉乃、重之、学。

重之) お父さんや!

吉乃) お父さんが帰ってきた!

(忠彦に抱きつく重之と吉乃)

忠彦) そうや、帰ってきたぞ。

タカ) 学、お父さんよ。覚えてる?

学) うん。

忠彦) そうか、覚えてるか、学。

 よし、おいで。

タカ) ご無事でお戻りになられて、

 おめでとうございます。

忠彦) 大人になったなあ、タカ。

 みんなええ子や。よしよし…。

(忠彦に抱きつく子ども達)

鈴) 何ですか、はだしで庭に下りて。

克子) 今日は朝からごちそうよ。

福子) ほら、焼き魚。

一同) うわ~!

萬平) こんなに嬉しい事もないもんな。

重之) 万歳!

鈴) 万歳って。

重之) 万歳!

福子) 万歳!

鈴) 福子!

重之・福子・克子) 万歳!

鈴) よそに聞こえる。

一同) 万歳!

鈴) やめなさい。

一同) 万歳! 万歳! 万歳! 万歳!

 万歳! 万歳! 万歳! 万歳!……

(一緒に万歳している神部)

萬平) 神部君!

一同) 万歳!

鈴) 何であんたがいてるの!

(笑顔の神部)

 

**********
 

武士の娘の本領発揮! 口だけじゃなかったよ。

ネズミにキャーキャー言っても、泥棒には勇まし

く立ち向かう鈴さん。女1人で3人の娘を育てて

きただけのことはある! やればできる子、戦え

る武士の娘だったよ。泥棒の言い分に一人鋭く

ツッコミを入れる鈴。普段は1人突っ込まれる側

の鈴が、こういう時には一番の正論を言う人に。

なるほど、鈴さんは確かにキーパーソンかもね。

 

神部) 戦争から帰ってきたら、空襲で
 家は焼けて、母親はのうなってました。
 俺は母一人、子一人やったから、
 天涯孤独に。仕事もないし、
 金も尽きて、追い詰められて…。

 

神部が泥棒に入った理由を聞いて、あの世良

さんが言った事を思い出さずにはいられない。

 

戦死した人間と無事で帰ってきた人間。
抑留された人間と帰国できた人間。
戦犯にされた人間と免れた人間。闇で
儲けた人間と儲けられへんかった人間。
飢えてる人間と、たらふく食うてる人間。
焼け出された人間と、焼け残った人間。

 

戦死していたかもしれない。飢えていたかもし

れない。家族全員が食べ飽きているすいとん

を心から美味しそうに食べる神部。不公平な

運命を分けるものは必然なのか偶然なのか。

 

僕は戦争に行かなかったから、

彼のような人には引け目を感じるよ。

 

萬平のセリフが重い。戦争に行った人でさえ、

生き残ってしまった罪悪感を抱える人もいる。

 

戦争は…地獄や。

 

いまだに生きて帰れたことが信じられないと

いった風情の忠彦さんのセリフもまた、重い。

それでもやっぱり…生きていてこそ。克子姉

ちゃんの涙、素直に喜ぶ子ども達の姿に涙。

万歳!と叫ぶのをたしなめていた鈴さんも、

最後は一緒に万歳していたのが微笑ましい。

なぜか一緒に万歳している泥棒が庭にいる

のもおかしくて。今井家の女性たちがイケメ

ンを惹きつける力が半端ない。婿はもちろん、

泥棒までもがイケメン! 今井家の女性には、

イケメンホイホイ的なるフェロモンでも持って

いるのかと思ってしまう。マジで羨ましい~。

 

雨に濡れて…いないけど、お腹をすかして汚

れた子犬が餌をもらってなついてくるような?

ワンコっぽい神部がこれから絡んできそうで、

小綺麗になった彼を見るのが今から楽しみ!

 

 

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