「半分、青い」第79回~律からの電話と描けなくなった鈴愛 | 日々のダダ漏れ

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テーマ:

「半分、青い」 第79
第14週 「羽ばたきたい!
第79回~律からの電話と描けなくなった鈴愛

 

 

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秋風) 何にもない楡野に、一つ提案だ。

 漫画を描け。このネームは、くそだ。

 この前のやつも、くそだ。
 ネームなしで、
 いきなり描いてみたらどうだ?
鈴愛) 先生。
 私、描きます。

 

**********

 

<秋風のプライベートルーム>

菱本) 先生、なぜあんな事を。

秋風) あいつはもうスケジュールと

 いう観念が飛んでいる。ネームを

 これからやり直していたら、もう間

 に合わない。一か八かだ。

菱本) そして先生は何をやろうと

 なさってるんですか?

秋風) 単なる、落書きだ。

 

**********

 

<鈴愛の部屋>

(ノック)

藤堂) 鈴愛ちゃん。

 僕たち、向こうで待機してるから、

 あがった原稿どんどん渡して。

 背景とか入れてくし、仕上げてくから。

裕子) うん。

鈴愛) ユーコ、家はいいの?

 クウちゃん大丈夫?

裕子) 大丈夫。シッターさんに来て

 もらってもいいし。鈴愛。私鈴愛が

 が描き上げるまで、つきあうからね。

鈴愛) えっ…。

藤堂) 僕も毎日通うから。

 あと5日だよ。ギリだよ~。

鈴愛) ありがとう…。

 ユーコ、さっきはひどい事言って

 ごめん。ボクテにも。

裕子) 鈴愛、仲直りはいつだってできる。

 原稿、やろう。

 

**********

 

 

リオとショウタ…。

 

 

リオは、ショウタの声を、

夏祭りで見つけて、

 

 

 

ショウタを声の限り呼びます。

そして、再会。

 

 

鈴愛) ここまではいいんだ。

 ここまでは出来てるんだ。

 

**********

 

<午前三時>

 

 

 

鈴愛) どこ…。

 次の場所はどこ?

 神社の境内?

 2人が昔遊んだ河原?

 歩道橋の上? トンネルの下?

 

物語を作る、というのは、

無数にある選択肢の中からたった一つを、

次々に選び取っていく作業です。

舞台設定一つにも、悩まないはずはない。

 

(ベッドに倒れ込む鈴愛)

鈴愛) 神様…助けて。

 

**********

 

<鈴愛の夢>

(暗闇の中を這う鈴愛)

(目の前にまぶしい光)

(光の中に船)

 

 

(手を伸ばし、船を追いかける鈴愛)

 

 

真夏の蜃気楼のように、

つかまえようとすればするほど、

物語は、つかまらない。

 

**********

 

裕子) 鈴愛! 起きて!

 やばいよ! 明日締め切りだよ!

 間に合わないよ。

鈴愛) あ…。

裕子) 大丈夫?

(ぼんやり目を開ける鈴愛)

鈴愛) そうだ。

(起き上がり、原稿をつかむ鈴愛)

鈴愛) ユーコ! この先!

 この先どうしたらいいと思う!? 

 何か、いいセリフとか

 エピソードとか浮かぶ?

裕子) ごめん鈴愛。

 私引退してもう4年だ。もう無理だよ。

鈴愛) そうか…。

 あっ、じゃ、ボクテに、ボクテ!

 仕事場にいるよね?

裕子) いるよ。

(戸口で振り返る鈴愛)

裕子) 何で止めないの?

 私、この続き、ボクテに考えて

 もらっていいの?

裕子) 相談、

 するのはいいんじゃないかな。

鈴愛) 秋風先生には?

裕子) いいんじゃない。

 今回だけ、一緒に考えてもらって、

 次から…。

鈴愛) 次なんてない!

 次なんてない。

 

**********

 

<プライベートルーム>

(紙の束を揃え、

 そっと机の上に置く秋風)

 

**********

 

<鈴愛の仕事場>

藤堂) 原稿、止まったね。

裕子) うん。大丈夫かな…。

 

**********

 

(早朝のオフィスに菱本)

吾妻) え~っ!

 今日の朝って約束ですよね。

 まだ出来てないんですか?

菱本) あと少し、

 もう少し、待って下さい。

 

**********

 

(携帯の呼び出し音)

電・鈴愛) はい、もしもし。

電・律) あっ、鈴愛? 律。

電・鈴愛) ああ…。あっ。

 

鈴愛は一瞬、

自分が大阪まで行った事が

バレたのか、と思いました。

 

電・律) いや、この前秋風先生から

 電話もらって、結婚の通知がそっち

 にも行ったみたいで。

電・鈴愛) ああ…うん。

 

大阪行きは、

バレてないようでした。

 

電・鈴愛) あれ、どうして、

 この電話番号…。

電・律) ブッチャーに聞いた。

電・鈴愛) そう…。

電・律) そう。その…結婚したんだ。

電・鈴愛) おめでとう。

電・律) ありがとう。

 また来月号の「月刊アミー」

 に載るって、秋風先生に聞いた。

 楽しみにしてる。

電・鈴愛) うん…。

電・律) あ…。

電・鈴愛) ん…?

電・律) 通勤途中なんだ。電車来た。

電・鈴愛) あ…。あっ、律。

電・律) ん? 何?

電・鈴愛) 電車の色、教えて。

 何色の電車?

電・律) フフッ、何だその質問。

 夏虫色だよ。

電・鈴愛) 夏虫色…?

 夏虫って、色の名前だったんだ。

電・律) そうだよ。きれいな薄緑。

電・鈴愛) へえ…。

 あっ、ごめん。乗って。

 バイバイ、律。

電・律) ああ…うん。

 バイバイ鈴愛。頑張れよ。

 

鈴愛は、薄緑のきれいな色の電車に

乗っている、律君を想像しながら、あの、

夏虫の、駅の別れを思い出していました。

 

 

 

 

そして、もう律君は、

自分のマグマ大使ではないのだ。

笛を吹いても来てくれないのだ、と。

 

 

鈴愛) 律…。

 鈴愛、描けなくなっちゃった。

 

 

 

 

**********

 

<オフィス>

吾妻) 菱本さん、もう、デッドなんです。

 もう、さすがに製版所入れないと、

 落ちます。

(動かない菱本)

 

**********

 

<鈴愛の部屋>

(ノック)

裕子) 鈴愛。編集の人来てるよ。

(ドアを開けるボロボロの鈴愛) 

 

**********

 

<オフィス>

(鈴愛の原稿を読む秋風)

秋風) 全30ページのうち、15ページ。

鈴愛) はい…。

 それしか描けませんでした。

吾妻) ええっ!?

 ちょっと、落ちますよ! それ!

菱本) 黙って。

吾妻) いや、でも…。

秋風) どうする?

鈴愛) すいません…。

 せっかく、先生とボクテが

 取ってくれたページ…。

 あっ、講談館の方にも…。

(床に正座する鈴愛)

藤堂) 鈴愛ちゃん、やめて。

吾妻) ど…どうしてくれるんだよ!

 冗談じゃないよ!

 雑誌に穴開いちゃうよ!

 編集長に、何て言うんだよ!

鈴愛) 本当に…

 本当にごめんなさい。すいません。

(土下座をする鈴愛)

秋風) いや、代原があります。

 代わりの原稿。

吾妻) えっ!?

秋風) 私が描きました。

 それでよかったら、使って頂けたらと。

吾妻) 本当ですか? 秋風先生!

 それはもう願ったりかなったり!

 もともとうちが欲しいのは、

 秋風先生の原稿でして…あっ。

秋風) これです。

 

 

裕子) えっ…。

藤堂) えっ…。

 鈴愛ちゃんが言ってた…。

(鈴愛の肩を抱き、立ち上がらせる秋風) 

秋風) 原作というか、

 原案は、楡野スズメです。

 連名となりますが、よろしいでしょうか?

吾妻) あっ、共作という事ですか?

秋風) はい。

 

 

鈴愛) 信じられない…。

 先生と私の名前が並んでる。

 

 

**********
 

ほら、電話する気になればできるんじゃん!
そういうとこだよ、律! 鈴愛! 普通にでき

ること、やれることをやらない。運命にまか

せると言えばロマンチックだけど、それはた

だの怠慢。糸電話でつながれるとどこかで

思ってる。でも現実は、伝えなければ伝わ

らない。言葉にしなければ伝わらないんだ。

律はもう、自分のマグマ大使ではないと…。
笛を吹いても来てくれないのだと。律自身

の電話で思い知る鈴愛。夏虫色の電車に

乗るという律。夏虫で別れた日を思い出す

鈴愛。何もかも、もう遅い。もう戻れない。
背中を貸してくれる律は、もういないのだ。

 

律と再会したあとの未来を、見失った鈴愛。

漫画の中の2人が再会したあとを描けない。

出来たのは、30ページのうちの、15ページ。

半分…白い。でも描けないものは描けない。

 

神回と言われた回よりもずっと、今日の回

が心にしみた。ものすごく心が痛むんだけ

ど、変な言い方かもしれないけど、好きだ。

何だか、じわじわとじわじわと泣けてきた。

律との別れなんかよりずっと…。漫画が描

けなくなった鈴愛。ごめんとユーコとボクテ

に謝罪する鈴愛。編集者に土下座して謝る

鈴愛。鈴愛が失くしたもの、代わりに得てい

くもの…過去の全ては今につながっている。

何が正解で何が間違いなのか、最後の瞬

間まで分からないけど…ただ、今がつらい。

 

そうか。諦めたらそこで、試合終了なんだ。

諦めてしまった鈴愛。戦闘モードだった鈴

愛の時間は終わった。本当に、終わったん

だなあって思ったら、何だか泣けてきて…。

かつて、鈴愛が描くのを諦めた「月が屋根

に隠れる」を、鈴愛の原案として完成させ

てくれていた秋風。プロとしての責任感と

しては当然の事だとしてもありあまる秋風

の弟子への愛情に涙。こう来たかぁ~(涙)

 

七夕の別れの夜を描いた「月が屋根に隠

れる」を、秋風はどうアレンジしたのか…。

あの時の鈴愛の気持ちを知って、プロポ

ーズした時にどれだけ自分が言葉足らず

だったかを思い知って泣くがいいよ、律…。

(泣ける感性が残っていてほしいよ…律)

 

子どものまま、自分中心、欠点だらけのヒ

ロインだなぁと思ってたけど。ここまで追い

詰めて、律との絆をリセットする必要があ

ったんだろうね、きっと。どんだけドSな脚

本なんだよ! でも、このどん底が、いつか

効いてくるんだよねえ~。あ~憎らしいっ。

 


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