「半分、青い」第66回~クビになるボクテ、デビューが決まる鈴愛 | 日々のダダ漏れ

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テーマ:

「半分、青い」 第66
第11週 「デビューしたい!
クビになるボクテ、デビューが決まる鈴愛

 

 

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秋風) それを見てみろ。ここだ。

鈴愛) えっ…。

裕子) え…。

秋風) パクられたんだ。

 お前の「神様のメモが」。

鈴愛) いえ、先生。

 私、ボクテに描きたいと言われました。

 私は、いいよって言いました。

 でも、何これ、この雑誌。

菱本) 先生、やはり、

 どこにもいません、ボクテ君。

 

**********

 

<リラクゼーションルーム>

(バーカウンターの下)

 

いました。

こんなとこに。

 

**********

 

(窓の外を見ている秋風)

菱本) 先生、どうしますか?

 ボクテ君。

(電話の呼び出し音)

電・菱本) はい、もしもし。

 オフィスティンカーベルです。

 あっ、北野編集長。どうも。

 

**********

 

<リラクゼーションルーム>

(バーカウンターの下に隠れているボクテ)

秋風) 小宮、楡野。

鈴愛・裕子) はい。

秋風) 今、北野編集長から電話が

 あって、今年の「月刊ガーベラ」の、

 新人賞の受賞者が決まった。

 来月掲載される。

 ボクテの、「女光源氏によろしく」だ。

 まあ、順当な結果だ。

 小宮がデビューが早かったが、

 ボクテは、3人の中では、

 今の時点では、一番に力があった。

(裕子と鈴愛の表情を見る秋風)

秋風) あれ何? 自分が一番とでも?

 ボクテは、絵もストーリーも、

 コマ割りのセンスも、

 今の時点では、一番だった。

(ボクテに気付く鈴愛)

裕子) 先生。ボクテ帰ってきたら、

 どうなるんですか?

秋風) クビだ。当たり前だ。

 私を裏切ったんだ。

 「月刊アモーレ」などというチンケな

 ところからデビューして、金の卵も

 温泉卵になるわ!

鈴愛) えっ、でも先生。

 「ガーベラ」のデビューが

 これで決まったんだから。

秋風) 取り下げる。

鈴愛) えっ!?

秋風) いや、もう取り下げた。

 辞退させて頂く。

鈴愛) そんな! そんな、

 デビューさせてあげて下さい!

秋風) お前はアホか? 

 自分の作品をあんなエロまがいの

 作品にされてなぜ怒らない?

鈴愛) 11ページ目の、

 3コマ目のセリフもすばらしかったし。

 ちょっと、私には思いつかないような

 展開も織り交ぜてあって。

秋風) アホ、当たり前だ。

 だから言っとるだろ!

 あいつには才能があったんだってば!

 だから私はここに、

 秋風塾に呼んだんだ!

裕子) 先生! 

 ボクテ反省してると思います!

 最近、よく田舎から電話来てました。

 きっと、親御さんに帰ってこいとか

 急かされてたんだと思います。

 それで魔が差して。

 どうか許してやって下さい!

(頭を下げる裕子と鈴愛)

秋風) 駄目だ! 

 一度やるやつは二度やる。

 一度うどんを食った西はまた食う。

 弱虫はず~っと弱虫だ。

 あいつには才能があったんだ。

 なのに私を裏切った。

(ボクテに気付く裕子)

秋風) あいつはバカだ!

 信じる事ができなかった。

 私の事もだが、自分自身の才能を!

 「月刊アモーレ」なんかからデビュー

 してどうするつもりだ! あれ? 

 これさっきも言ったな。頭に来ると、

 同じ事を何度も言ってしまう。

 あっ、そうだ。これは言わなくては。

 楡野、お前もクビだから。

鈴愛) えっ、何で!?

秋風) 「えっ、何で!?」、じゃない!

 「神様のメモ」をやすやすと渡しやがっ

 て。何だお前は。神様か? 天才か?

 そんなものはいくらだって浮かぶか?

 プロ同士でネタの貸し借りは御法度だ!

 いいか、喉から手が出るくらい、その

 アイデアに飢える時が来る。プロにな

 るっていうのはそういう事なんだ!

 締め切りまでに必ず描かなくては

 ならない! 何も浮かばなかったら、

 the end! お前の漫画家人生は終わる。

鈴愛) 先生、私もクビですか!?

秋風) ああ、クビだ。クビクビ! クビ!

藤堂) 先生、それは! それだけは!

 あっ、イッタ! イタタタタ…。

(カウンターの下で、

 ぶつけた頭をかかえるボクテ)

 

**********

 

<ボクテの部屋>

藤堂) あっ、イッタ! イタタタタ…。

裕子) コブ出来てる。

鈴愛) 氷、もっと持ってこようか?

裕子) うん。

(部屋を出て行く鈴愛)

裕子) 痛い?

(首を横に振るボクテ)

藤堂) そっちじゃなくて…。

裕子) うん…。

(ボクテにティッシュの箱を差し出す裕子)

(ティッシュで涙を拭くボクテ)

鈴愛) お待たせ。

藤堂) あっ、冷た。冷た~。

裕子) ねえ、先生にもう一回、

 3人で謝りに行かない?

藤堂) 裕子ちゃん…。

裕子) 何かこれ、鈴愛がアイデア

 貸したってのもそうだけどさ、

 私たちの、連帯責任って気がする。

藤堂) 違うよ。僕が、西なだけだよ。

鈴愛) 西?

藤堂) うん。「あしたのジョー」の西。

 夜中に、うどん食べに抜け出した。

 あっ、そうだ鈴愛ちゃん。

 僕の事殴ってよ。ジョーみたいに。

裕子) ちょっとごめん。何言ってる

 かは分かんないんだけどさ。

鈴愛) 嘘! 

 「あしたのジョー」読んでないの?

裕子) 秋風先生天才だからさ。

 天才ならではの気まぐれっていうか。

 秋の空みたいに気分変わるところ

 あるからさ。ねっ、時間を置いて、

 3人で謝ってみようよ。

(頷く鈴愛)

 

**********

 

藤堂) 本当に、

 申し訳ありませんでした!

(秋風に向かい頭を下げる3人)

秋風) 私は、許しません。

 言いたい事は、山ほどありますが、

 ボクテだったら、私の言いたい事

 ぜ~んぶ分かっていると思います。

 それぐらいあなたは、賢い人だった。

 勝ちを急ぎましたね?

鈴愛) 先生! なんとか、

 ボクテを許してやって。

藤堂) 鈴愛ちゃん、もういいの。

 先生、僕は許してもらえるとは思っ

 てないです。ここを出ていきます。

 こんなによくして頂いたのに…

 ごめんなさい!

 先生の事を本当に尊敬していたし、

 先生の描く世界が好きだったのに…。

秋風) もう、遅いです。

藤堂) はい…。

 ただ、一つだけお願いがあります。

 鈴愛ちゃんは、楡野さんは、

 今までどおりここに

 いさせてあげて下さい!

(頭を下げるボクテ)

(鈴愛を見る秋風)

秋風) え~?

藤堂) 「神様のメモ」のアイデアをかすめ

 取るように、うまく僕は鈴愛ちゃんから

 もらいました。鈴愛ちゃんの人のよさに

 つけ込んだんです。

秋風) 楡野もプロ意識が低すぎる。この

 世界、アイデアの貸し借りはないぞ。

 「神様のメモ」をボクテに渡すことに

 よって、より面白くなっていれば私も

 黙った。何だあれは!? 

 あんなエロ漫画にしやがって!

 作品は、生き物だ。

 いかようにも育つ。お前は、

 楡野のアイデアをパクったばかりか、

 「神様のメモ」の、

 息の根を、止めたんだ。

藤堂) ごめんなさい…。

 でも先生、お願いします!

 楡野さんはここに残してあげて下さい!

(土下座しようとするボクテ)

秋風) あ~やめてやめて。やめて。

 土下座とか、私のワールドにないから。

 それだけはやめて。

(立ち上がるボクテ) 

秋風) 分かったよ。

 その頭のコブに免じて、

 楡野の事は許してやろう。

藤堂) ありがとうございます!

 

**********

 

(一人の部屋で、月刊アモーレを

 テーブルに置く秋風)

 

**********

 

<秋風ハウス・中庭>

藤堂) じゃあ、

 また荷物取りに戻るから。

鈴愛) 今日、泊まるとこあるの?

藤堂) 二丁目でできた友達いるからさ。

裕子) いつの間に。

菱本) ボクテ君、これ、持ってきなさい。

 二丁目でできたお友達に。

 ピエロルフーのバターサンド。

 おやつに、買っといた。

藤堂) ひしもっちゃん。

(微笑む菱本)

(出口で振り返るボクテ)

(泣きそうな顔でほほ笑む鈴愛)

(笑って手を振るボクテ)

(手を振り返す鈴愛、裕子、菱本)

 

**********

 

1992年の夏のなりかけ、

ボクテが出ていった。

そして…その日私は、

岐阜の夢を見ていた。

律と遊んでた。

 

菱本) 楡野さん!

(ノック)

菱本) 鈴愛さん!

(ノック)

鈴愛) はい!

(ベッドから起き上がる鈴愛)

鈴愛) はいはいはいはい。

 ひしもっちゃん。

菱本) 今、北野編集長から電話があって、

 ボクテ君が辞退したあと、厳正な審査の

 結果、あなたの、「一瞬に咲け」が繰り

 上がったそうよ! ガーベラ大賞新人賞、

 受賞! デビューよ!

鈴愛) えっ…。

 

**********
 

秋風先生は美しいものが好き。その点から、
美少年ボクテはお気に入りだったはずだし、
その才能も買っていた。裕子が先にデビュ

ーしていなければ、ボクテもここまで焦る事

はなかったよね。きっと秋風は、ボクテを新

人賞大賞を受賞させて、華々しく、デビュー

させたかったのだと思う。だから、1番力あ

ると認めているボクテではなく、裕子を代替

原稿でデビューさせた。ボクテなら、新人賞

大賞を、実力で取れると思っていたから…。

秋風が弟子の受賞を勝手に辞退させたのは
パワハラ案件…というプロの漫画家さんたち
のご意見に、なるほどね~と。確かに二重に
投稿した訳じゃないし、一応ネタの貸し借り
の承諾は得ているしで、ギリギリセーフ!?
鈴愛に無断だったらアウトだったろうけど。

でもまあ、よくも悪くも、秋風先生の愛情が
深すぎたのかもね…と思わなくもなくて…。

「神様のメモ」をボクテに渡すことに
よって、より面白くなっていれば私も
黙った。何だあれは!? 
あんなエロ漫画にしやがって!
作品は、生き物だ。
いかようにも育つ。お前は、
楡野のアイデアをパクったばかりか、
「神様のメモ」の、
息の根を、止めたんだ。

 

秋風の、弟子への愛情、漫画に対する愛情。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。師匠というよ

り、いつのまにか親のようになってるよね。

 

秋風の「もう、遅いです」のセリフが、律を

思い出させる。取り返しのつかないことをや

ってしまうのが若さ。でもそこからまだまだ

やり直せるのも若さゆえ。頑張れ、ボクテ!

 

そして…「西のうどん」。有名すぎて逆に読

んでいない「あしたのジョー」。最後にジョ

ーが真っ白な灰になるのは知ってるけど。

(興味がないとこんなもんだよね~アハハ)

 

ところで、鈴愛の「一瞬に咲け」の設定は、

まんま、ドラマ「運命に、似た恋」の中に出

てきていたのね…。高校生のカメラオタク

の女の子と、走り高跳びの、男の子の話。

な~んか既視感があるなあと思ったら…

自分の作品はパクるとは言わないか…w

 

とりあえず、鈴愛デビューおめでとう~!!

 


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