「わろてんか」第132回~笑いは薬・・・本気を見せるわろてんか隊 | 日々のダダ漏れ

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「わろてんか」 第132
第23週 「わろてんか隊がゆく」
笑いは薬・・・本気を見せるわろてんか隊

 

 

てん) みんなが無事に、

 お務め果たせますように、

 見守っといとくれやす。

(仏壇に手を合わせるてんとトキと飛鳥)

トキ) そろそろ上海から、次の慰問先

 に行くらしいて、新聞社の人言うては

 りました。心配やわ。

てん) このあとは陸の移動やろ。

 海やないさかい、

 泳ぎ下手な風太でも大丈夫や。

トキ) へえ。藤吉さん、

 みんなを守っとくれやす。

飛鳥) お父ちゃん、守っとくれやす。

(もう一度手を合わせる飛鳥)

 

*********

 

<上海>

風太) 少佐殿、お忙しいところ、

 失礼致します。

阿久津) 何か?

風太) 今日、最後の演芸会で、

 ちょっと新しい趣向やらしてもら

 われへんかと思いまして。

阿久津) 新しい趣向?

風太) へえ。高座に上がる芸人らに、

 制服やのうて、いつもの衣装着さし

 てやりたいんです。兵隊さんらに、

 うちの芸人の、ホンマもんのお笑い

 を見せてさしあげたいんです。

阿久津) 駄目だ。

 これから会議がある。失礼。

風太) 少佐殿!

 笑いは、薬です。

阿久津) 薬?

風太) ええ。

 どんなに苦しゅうてつらい事も、笑い

 があれば、人生乗り越えられと思うん

 です。我々の慰問演芸会に来て下さ 

 ったぎょうさんの部隊が、皆、前線に

 行かはったと聞きました。けど、命張 

 った兵隊さんらに、うちの芸人が、渾

 身の力を込めた、ホンマもんの笑い

 をお届けできたんか、兵隊さんらに、

 薬をお渡しできたんか…。こんな気持

 ちのままやったら、のこのこ内地には

 帰れまへんわ。そやさかい、新しい趣

 向、やらしたって下さい。お願いします。

 

*********

 

<控え室>

(台本を書いている万丈目)

歌子) あんた、まだか? 

 リリコはんと四郎さん待ってはるで。

万丈目) 命がけの漫才や。

 そんな簡単にできるか!

 いや…かっこええわ!

(万丈目の背中をたたく歌子)

歌子) あ…堪忍。

万丈目) いや、浮かんだ!

 

*********

 

(庭で漫才の稽古をするキースとアサリ)

キース) 両者…気を付け! 礼! 着席!

アサリ) アタッ、アタッ、アタタタタタ…。

キース) 確かに、しんどいわ。

アサリ) あ~体ついていかんわ。

 最後までやり通せるかどうか。

キース) アホ。万歳は、こことここや。

(頭と口を指さすキース)

キース) お前が疲れてへたり込んでも、

 俺が笑わしたる。

 

*********

 

(ホールで漫才の稽古をするリリコと四郎)

リリコ) これぞ大和撫子、

 ミス・リリコです。何してんねん!

四郎) ん?

リリコ) 次、あんたのセリフや。

四郎) ああ、ごめん。

リリコ) 大したセリフちゃうやろ!

 しっかり覚えんかいな!

四郎) 何や! 昨日まで優しい優しい

 恋女房やったのに。

リリコ) アホ! 高座に立つ時は

 夫婦やない。うちはミス・リリコ。

 あんたはドシローや。

四郎) シローや。

リリコ) ドシローや。

(四郎にお茶を渡すリリコ)

四郎) ありがとう。

(お茶を飲む四郎) 

四郎) うん…。なあ。

リリコ) ん?

四郎) 慰問が終わったら、

 みんなと一緒に日本帰らんか?

リリコ) 楽士の夢どうすんの?

四郎) 僕の夢は、死ぬまでリリコ

 のそばにおる事や。もっぺん漫才

 やってみてよう分かった。リリコの

 横でアコーディオン弾いてたい。

リリコ) ええで。新しい漫才上手に

 できたら考えたるわ。

四郎) え!

リリコ) ほら、稽古や、稽古。

四郎) え!

リリコ) やるで。

四郎) え…あの…。うまくできん

 かったらどうなんの?

リリコ) 無理やな。

四郎) 無理って何?

 

*********

 

<風鳥亭>

(楓の台本を読んでいるてん)

てん) 面白いわ。

楓) ホンマですか? ああ…おおきに。

 けど、軍人さんが言うてはった、親孝

 行も、挙国一致も、何も入ってません。

てん) それは面白ないからですやろ?

 漫才はわろてもろてなんぼです。

楓) へえ。

てん) 楓さんは、

 書きたいもん書いとくれやす。

 あとの責任はうちが取ります。

楓) へえ。

 

*********

 

<伊能商会>

山下) 社長、こないだの新世紀

 キネマとの提携の件、資料に

 目を通して頂けましたか?

栞) これから撮影所に行くんだ。

 明日にしてくれ。

山下) 先方さんは、一度会って

 お話しさせてほしいとおっしゃ

 ってます。

栞) 山下君、大丈夫だ。軍部が何を

 言おうと、今度の映画も必ず当たる。

 観客の目を信じようじゃないか。

山下) そうおっしゃられても…。

(ノック)

栞) どうぞ。

社員) 失礼致します。

 社長、そろそろお時間です。

栞) ああ。あとは頼んだ。

山下) (ため息)

(電話の呼び出し音)

電・山下) はい、

 伊能商会社長室です。

 あっ、専務の山下です。

電) 実は例の業務提携の

 お話ですが…。

電・山下) その件、私が代わりに

 お話伺わせて頂きます。

 

*********

 

<駐屯地・ホール>

風太) いや~今日の皆さんも

 勇ましいですわ。かっこええ!

(笑い声)

風太) けどね、そんな皆さんにも

 負けへんくらいなんが、我々、

 笑いの精鋭、わろてんか隊です。

(拍手と歓声)

風太) ああもう今日は笑い過ぎて

 足腰立たんようなって、怖い将校

 さんにどやされても知りまへんで!

(笑い声)

 

*********

 

万丈目) ヨッ、オイトナ! 

歌子) ヨイヨイ!

 ちょっ、ちょっ…ちょちょちょ、

 ちょっと待たんかいな!

万丈目) 何やねんなもう、

 今忙しいねんけど!

歌子) 後ろの面やのうて、

 不細工な顔見せて何しとんねん。

万丈目) この子がちょっと、

 照れ屋なもんで。

(笑い声)

歌子) アホな事言いないな!

 面が照れますかいな。

万丈目) さあ、真面目にやりましょう。

歌子) やりましょう。うしろ面を、さあ!

万丈目) お願いします。

(手拍手)

万丈目) ヨッ、オイトナ!

歌子) ヨイヨイ!

風太) よっしゃ。

 

*********

 

それぞれが、今出来る、

渾身の芸を見せ…。

 

アサリ) 雷山を起こしにかかる!

キース) これ雷山、

 ええ加減にしなさい。

 学校に遅れまっせ!

アサリ) 耐える、耐える、雷山。

 なかなか起きません!

キース) ええ加減にしいや!

 しまいにお母ちゃん怒るで!

 はよ起き!

アサリ) 起きた、起きた!

 雷山起こされた~!

キース) あ~よかった。

 これで学校間に合うわ。

 行ってきます~。

アサリ) キミどこ行くねん!

 ほんでキミ誰やねん?

キース) ハハハハハハ!

アサリ) 笑いなさんな。

キース) それでね…。

アサリ) へたりなさんな。

キース) へたり込みで、雷山の勝ち!

アサリ) そんなアホな~!

(笑い声)

風太) キース・アサリの復活や。

(拍手)

 

*********

 

そしてこの日、わろてんか隊の

最後を飾ったのは…。

 

(拍手と歓声)

リリコ) おおきに。ええベベですやろ。

 これぞ大和撫子、ミス・リリコです。

四郎) シローです。

 いやいや眩しい、眩しいて

 目ぇ開けてられまへんわもう。

リリコ) あんたの目はもともと

 開いてないやろ!

四郎) おおっ!

リリコ) それよりな、内地のご婦人から、

 言付かった手紙がありますねん。

四郎) えっ、いや、

 今ここで読むつもりでっか?

リリコ) ラジオでもやってるやろ。

 お手紙紹介するあれや。

四郎) いやいやいや、えっ!

阿久津) 何をする…。

風太) 最後まで、聞いたって下さい。

リリコ) 恋しい恋しい孝史さん。

 お元気ですか? 

 そちらはお寒くありませんか?

 こちらは、庭の緑もすっかり鮮やか

 になり、今朝はヨチヨチ歩きを始め

 たばかりのカナ子が、タンポポを

 見つけました。綿帽子になったら、

 そちらに届くよう願いを込めて

 二人で飛ばしてみます。

 どうぞご立派に、お手柄を立てて、

 必ず元気でお帰りになるよう、

 武運長久をお祈りしています。

(涙を拭う兵士たち)

四郎) 新婚さんなんやろなぁ。

リリコ) 子供は3人と書いてあります。

 こういう奥さんの家に帰ったら

 やかましいんや!

四郎) そやな。

リリコ) これは名古屋の方ですから、

 「おみゃあはよ帰ってこい!」て、

 どえりゃあ怒られるんですわ。なあ!

(笑い声)

リリコ) では一曲、おなじみの歌を。

四郎) へい。

(♪アコーディオン)

リリコ) ♪砂漠に陽が落ちて

 夜となるころ 恋人よ なつかしい

 歌を歌おうよ あのさびしい調べに

 今日も涙流そう 

 

*********

 

風太) ようやった。よかった。

 お前らは、ホンマにおもろい芸人や。

(ノック)

阿久津) 失礼する。

(一同に向かい敬礼する阿久津)

阿久津) 上海での皇軍慰問、

 まことにご苦労でした。

 私の出身地も、名古屋だがね。

風太) おおきに、

 ありがとうございます。

 

わろてんか隊は、

このあとも、各地を訪問し、

多くの兵隊さんを、笑わせ続けました。

 

*********

 

一ヶ月後

 

<風鳥亭>

(神棚に向かい、手を合わせるてん)

トキ) おてん様!

 帰ってきます! 帰ってきます!

てん) え?

トキ) わろてんか隊です!

てん) ホンマか!?

トキ) 楓さんが、

 新聞社で聞いてきはって。

楓) 三日後に、

 神戸の港に着くそうです。

てん) そうか! ああ、そうか…。

トキ) よかった!

 

**********

「わろてんか」を楽しくご覧になってる皆様
は、この先は華麗にスルーでお願いします。

 

笑いは薬。わろてんかの大事なテーマだと

は分かっていても、そのドラマ自体が面白

くないおかげで、いいテーマであっても、う

ざく感じられてしまうものなんだなあと…。

それでも、繰り返されてきた「笑いは薬」と

いう言葉が、今回はようやく素直に聞ける

展開ではあったかも。兵隊さんたちにとっ

ては、思い切り笑う事で、いろんな事を一

時忘れられたと思うので。視聴者には見飽

きた芸も、兵隊さんたちにとっては初見かも

しれないしね(と好意的に解釈してみるw)

 

視聴者サービスのつもりなのか、無理やり

挟み込んでるようにしか見えない伊能パ

ートは、隼也の詐欺事件の電話ふたたび

?と思わせる展開だし(どうでもいいが)。

ヒロインの存在は藤吉以上に幽霊状態だ

し、リリコの方がよっぽどヒロインらしい。

 

イケメンの魔法はとうに切れてしまったし、

もう、おのおのの役者さんたちの奮闘を、

見届けてあげようという気持ちで見るしか

ないのかもね。あさイチのプレミアムトー

クのゲストが濱田岳くんの話を聞いてい

たら、おトキ役の徳永えりちゃんの奮闘

ぶりに感心してしまった。彼女には、大河

あたりでもっといい役がもらえるといいな。

脚本と演出に期待できない現場では、実

力のある役者しか生き残れないんだなぁ。

そのことが、よ~く分かるドラマだと思う。

 


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