日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc
日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、
ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪


テーマ:

「わろてんか」 第58
第10週 「笑いの神様」
藤吉、ニセ団吾のネタを見る・・・の巻

 

 

てん) まさか、このお人は?
お夕) うちの人です。

藤吉) よりにもよって、

 団吾師匠の名ぁをかたるとは…。

キース) あっ、

 食い逃げする気やったんか?

アサリ) 警察や、警察!

お夕) すんません。

 ホンマ、すんません!

 ほら! あんたも! すんません!

お夕の夫) すんません…。

てん) ここは、

 うちがとりあえず払いますさかい。

お夕) ごりょんさん…。

万丈目) こんな芸人がいてるさかい、

 わてらが巡査に疑われんねんで! 

 笑いの神様の罰が当たるで!

お夕の夫) アホ言うな! 

 笑いの神さんなんか、

 この世におるかい!

 

**********

 

お夕) ホンマに、申し訳ありません。

てん) そやけど、何であないな事。

お夕の夫) そら、腹ぺこで。

お夕) あんた、まさかホンマにおさい銭

 にまで手ぇ出したんちゃうやろな。

亀井) あ~それやったら、捕まったらし

 いで。何でも、さい銭盗み回っては酒

 飲んでたちゅう、罰当たりな奴や。

お夕) そうですか。

お夕の夫) 俺は罰なんか怖ない。

 神さんなんかおらん言うたやろ。

お夕) あんた!

亀井) あんたも罰当たりやなぁ。

お夕の夫) 神さんがおったら、団吾や

 のうて、俺が今頃天下とってるわ。

藤吉) 団吾?

お夕) 実は、この人は、噺家なんです。

てん) 噺家さん?

お夕) ずっと、地方をあちこち回って、

 時々、団吾さんの名をかたって、

 小屋に出てました。

藤吉) 団吾師匠のものまね落語か。

お夕の夫) ちゃう。

 みんな俺の噺にわろてくれた。

藤吉) それはな、みんな本物や思う

 てるから、わろうてくれるんや。

お夕) ちゃいます。

 この人の芸はホンマもんなんです。

 それだけはうちがよう知ってます。

てん) とにかく会えたんや。

 今日は長屋に戻って、このあとどない

 するか、夫婦でちゃんと話し合うて。

藤吉) てん。

てん) よろしいやないですか。

 困ってはるんやし。

お夕) ありがとうございます。

 

**********

 

お夕の夫) ええ人やな、

 あのごりょんさん。

お夕) 笑いの神さんは、やっぱり

 あんたを見捨てなかったんや。

お夕の夫) もうええっちゅうねん。

お夕) 風鳥亭に、

 出してもらえるかもしれん。

お夕の夫) はあ~。

 おお。あんまり目立った事したら、

 借金取りに、気付かれるわ。

お夕) あんたが高座に上がったら、

 借金なんてすぐに返せます。あんたに、

 大阪でもう一花咲かせてほしいんや。

お夕の夫) しゃあ…よいしょ。

 よっこらせ。どうやろな。

お夕) うちは、団吾さんよりもあんたの

 方が上やて、ホンマに信じてるさかい。

 

**********

 

藤吉) あの噺家やけど、

 面倒見てやる事ないんちゃうか。

てん) そやけど、ホンマに落語の

 才能持ったはるかもしれんし。

藤吉) 大事なんは

 本人がどう思うてるかや。

 女房の言う事なんかあてにならん。

てん) そうですか。それやったら、

 一回ネタ見せてもらって、面白か

 ったらうちの高座に出てもらった

 らどないです? なんとか、立ち直

 るきっかけを作ったげとくれやす。

藤吉) すまんけど、今はニセ団吾に

 構うてる暇あらへん。団吾師匠の

 事で手いっぱいや。

てん) 団吾、団吾って、お花見やある

 まいし。この頃ちょっと冷たいんとち

 ゃいますか? 万丈目さんらの事も。

藤吉) すまんけど、今日はもう寝るわ。

 

**********

 

キース) 席主はこちらへ。

万丈目) それでは、

 第三回、団体交渉を始めます。

藤吉) (ため息)

 なんでそっちにおるんや。

(真ん中にいるてん)

キース) 北村委員から、新しい要求を。

てん) へえ。

 席主に、3つの要求を致します。

藤吉) は?

てん) 要求その一。

 朝の食事は家族三人で食べる事。

藤吉) 何やそれは。

てん) 要求その二。愚痴はためずに、

 お互いすぐ吐き出す事。要求その三。

 一日一回、必ず家族三人で笑う事。

藤吉) もう遊びは終わりや。

てん) 遊びやあらしまへん!

 家族にとって大事な事です。

藤吉) んな事うちで話したらええやろ!

てん) うちでは話にならへんからです。

キース) 席主。前回の我々の要求と共に、

 回答願います。

藤吉) 言いたい事はもうこないだ言うた。

アサリ) ほんなら、ごりょんさんの

 要求はどないすんねん!

藤吉) 何も言う事ないわ。

万丈目) ほんなら、我々との話し合い

 は必要ないと言う事ですか?

キース) あっ! 資本家の横暴を許すな!

岩さん) 許すな!

キース) わいらは最後まで闘うで!

アサリ) そうや! そうや!

藤吉) 何すんねんて! 

 もう言う事ない言うてるやろ!

万丈目) 書記長!

キース) 今後、我々は、ストライキを決行

 し、寄席に出入りしません。以上!

藤吉) は?

アサリ) 決裂や、決裂!

藤吉) おい!

てん) 万城目さん! キースさん!

 アサリさん!岩さん!

藤吉) おい!

 お前まで調子に乗るからや。

 

**********

 

(戸をたたく音)

栞の声) こんばんは。

てん) 伊能さん?

栞) ああ。

てん) はい。

(玄関を開けるてん)

栞) 藤吉君は?

てん) どこぞのお座敷やと思い

 ますけど。お約束ですか?

栞) いや。

てん) お待ちになりますか? いつ

 帰ってきはるか分かりまへんけど。

栞) 疲れた顔してる。

てん) え?

栞) 休める時になるべく休んだ方が

 いい。僕は、今日はお暇するよ。

てん) すんまへん。

栞) それじゃ。

てん) お気をつけて。

 

**********

 

(路地の隅に座っている藤吉)

栞) どうした? こんな所で。

藤吉) おっ、うん…。

 いやまあ、う~ん…。

 うちに…帰りにくうてな。

栞) 飲みに行くか。

藤吉) ああ。

(戸が開く音)

リリコ) あ。何してんの。

藤吉) おお…。

 

**********

 

<万々亭>

リリコ) 「乙女のささやき」やて。

藤吉) はあ~。

リリコ) すごいなぁ。

歌子) はあ~おなごの役者が

 活動写真に出るんや。

栞) ああ。これまでは、歌舞伎の女形

 が女性を演じてきたが、これからは

 もう、それだけの時代じゃない。

藤吉・リリコ) へえ~。

歌子) すごいな~ホンマ!

栞) これが、

 新しい時代の活動写真だ。

 しかも、時代物じゃない。今の

 日本の若者たちを描きたい。

リリコ) かっこええなぁ。

藤吉) なあリリコ。お前、これに

 出してもろたらどうや?

リリコ) ないない!

 うち演技なんかした事ないし。

藤吉) でも…。

栞) いや…あるな。

リリコ) ホンマに?

藤吉) ああ、お前の義太夫語りは

 絶品や! 演技かてできる!

栞) テストだけでも受けてみないか?

 君らしく、自然体のまま演じればいい。

リリコ) 考えてみるわ。

藤吉) よっしゃ。活動写真女優の

 誕生に、乾杯や!

栞) 乾杯。

藤吉・リリコ) 乾杯。

 

**********

 

てん) 席主。席主! 

 藤吉はん起きとおくれやす!

 帰ってきはらへんさかい心配

 してたらこんなとこで寝て。

藤吉) 何や?

てん) お夕さんの旦那さん

 呼びましたさかい、

 ネタ見てあげてください。

藤吉) は?

てん) はよ起きて下さい。

藤吉) へ?

お夕) よろしゅう、お願いします。

 お気張りやす。

お夕の夫) おお。分かった。

(着物を整え座布団に座るお夕の夫)

お夕の夫) (ため息)

 「あ~熊はんか。こっちへ入っとくれ」。

 「へえ。わたい仕事に行きかけてまし

 たん。ほたら、うちのかかが『おもや

 から急なお使いや。早い事行ってき

 なはれ』ちゅうもんですさかい、とりあ

 えず仕事の方はほっといてお宅へ上

 がらせてもろたような事で」。

 

これは、「崇徳院」というお噺です。

ある大家の若旦那が、

町で出会ったお嬢様に一目ぼれ。

恋の病で、床にふせって

しまったので、さあ大変です。

 

お夕の夫) 「えっ、恋煩いでやすか? 

 ハハッ、あの若旦那が」。「うん、二十

 日ほど前…」。「そのお嬢さんが、サ

 ラサラ~ッと書かはった歌が、『瀬を

 はやみ、岩にせかるる滝川の』これ

 を私す~っと…』。

 

お嬢様がどこの誰なのか、

聞かないままに、

別れてしまった若旦那。

唯一残された手がかりは、

百人一首で有名な、崇徳院の歌でした。

 

お夕の夫) 「『瀬をはやみ、岩にせかる

 る滝川の』下の句が、『われても末に、

 あはむとぞ思ふ』。これをわざと書い

 てない。『今はお別れしますが…いず

 れは一緒になりましょう』という…」。

(男が飛び込んできて隠れる)

男) おらんな。

男) あっちか。

お夕の夫) 「あ~そのお嬢さんにほれ

 なはった? 分かりました! わたいが、

 その仲立ちさせてもらいまひょ!」。

藤吉) 団吾師匠!

お夕の夫) 「え~で、

 そのお嬢さんはどこの…」。

団吾) 久しぶりでんな。

 これは何の余興や?

(逃げ出すお夕の夫)

お夕) あんた!

藤吉) おお、ちょっと…。

てん) あっ…。

お夕) あんた!

団吾) あんな男! 

 見限った方がええで、お夕。


**********

「わろてんか」を楽しくご覧になってる皆様
は、この先は華麗にスルーでお願いします。

 

てんまで加わって、芸人たちの団体交渉は

ついに3回目。書く事がないのね、本当に。

 

本当なら、彼らが新しいネタを考えだそうと

奮闘するところや、藤吉がヒントを与えたり

とか、何かしら登場人物の成長が見たかっ

たんだけど。もしかしたらストライキをした

あとで、そういう流れになるのかもしれない

けど。そうだとしても、労働争議のくだりは

全くいらない。ただでさえ低い登場人物の

好感度が、ますます下がっていくだけだし。

藤吉にいたっては、アホでもボンクラでも、

ぼ~っとしている分にはまだ許せたのが、

実力もない(感じられない)のに、急に上か

ら目線で冷たい態度になってしまったら…

もういいところがまったくないじゃないか!

 

お夕の夫の中の人の演技力で、落語のシ

ーンだけは別世界のように見えた。キャラ

が感じられるというか、キャラの背景が想

像できるというか…。役者の力の差という

ものを、嫌でも感じさせられてしまうという

か…。いっそヒロイン夫婦がいないほうが、

それなりの物語に見えてくるんじゃないか

と思ってしまったよ…。ラストの団吾師匠

が言ったセリフ、「見限った方がええで」。

それな! 見限った方が楽になれるよねw



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