「べっぴんさん」第102回~五月の妊娠、さくらの秘めた想いに気付いたすみれ | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「べっぴんさん」 第102回
第18週 「守るべきもの」
五月の妊娠、さくらの秘めた想いに気付いたすみれ


正太) ♪ケ・セラ・セラ なるようになるわ
    先の事など 分からない
ゆり) 何やってるのよ。宿題はなるように
   はならへんのよ。はい。さくら。さくら。
さくら) え?
ゆり) 何かあった?
さくら) 何も。
ゆり) ふ~ん。


**********

龍一) えっ、五月が大急に!?
すみれ) うん…。多分あの子やったと
     思うんやけど・・・。
龍一) そりゃ一大事や…。
良子) またいい加減に、大袈裟な事言うて…。
龍一) いやいや、いい加減でもないし、大袈裟
    でもない。五月は今行方不明なんや。
すみれ) え?
明美) どういう事?
龍一) 置き手紙一枚でこつ然と消えたんや。
    なあ? 健太郎。
健太郎) 考えあっての事やと思うけど・・・。


**********

すみれ) 昼間はいなかったんやけど・・・。
明美) 聞いてみなな。
すみれ) うん。
     すみません。
五月) はい。
すみれ) あなた…。
明美) おった…。
すみれ) こんな所で何をしてるの?
五月) アルバイト…。
すみれ) あなたが行方不明やって、
     みんな捜してるらしいわよ。
五月) ほっといてよ…。
すみれ) 大丈夫?
五月) 大丈夫。
明美) ねえ、もしかして、
    赤ちゃんがおるんやない?
すみれ) ご両親は?
五月) 関係ない。
明美) 相手は?
五月) それも関係ない。
すみれ) 関係ないって…。
五月) 父親が誰かて、私の子や。私が誰に
    も迷惑かけずに、一人で育てるんや。
    何の文句があるの?
すみれ) 一人で赤ちゃんを産んで育てる事が、
     どれだけ大変な事か分かる?
     生活はどうするの?
五月) 働く…。
すみれ) その間赤ちゃんは?
     あなたが病気をしたらどうするの?
五月) 今、自分でいろいろ考えてる。
    余計な事言わんといてよ。
    他人なんやから。
すみれ) ちょっと待って。
     あなた今、どこで暮らしてるの?
     ここの裏のソファーで。
すみれ) そんな所で…。
     うちに来る?
五月) え?
すみれ) うちにいらっしゃいよ。


**********

すみれ) ただいま。どうぞ。
君枝) お帰り。
すみれ) え~っと…五月ちゃんよ。
良子) こんばんは。
すみれ) 龍ちゃんのお母さん。
五月) え…。
すみれ) 健太郎君のお母さん。
君枝) こんばんは。
すみれ) 栄輔さんの所でね、
     アルバイトしてたの。座って。
足立) ただいま戻りました。
すみれ) お帰りなさい。
紀夫) ただいま。
良子) お帰りなさい。
中西) お客さんですか?
すみれ) うん。
中西) すぐお茶いれます。
すみれ) ありがとう。
すみれ) 紀夫さん。あのお嬢さんね、五月
     ちゃんいうんやけど、うちに泊まら
     せたいと思うんやけど…。
紀夫) え? うちに?
すみれ) あっ、理由は、後で話すから。
     よろしくね。
良子) そしたら、龍の1つ上やね。
君枝) ああ…。
良子) 聞いてるよ。


**********

紀夫) そしたら、頂きます。
一同) 頂きます。
すみれ) どうしたの?
喜代) お召し上がり下さい。
五月) 頂きます。
    おいしい…。
すみれ) フフッ…。
五月) こんなごはん、初めてやわ。


**********

喜代) お布団で寝るの、久しぶりでしょう?
    朝まで、ぐっすり、眠って下さい。
五月) ありがとうございます。
喜代) 夏やからって、
    足元冷やしたらいけませんよ。


**********

紀夫) えっ? 妊娠してる?
すみれ) うん。
紀夫) さくらと同じぐらいの年やろ。
すみれ) 五月ちゃんの方が1つ上よ。
紀夫) 変わらんやないか。いやぁ…。親は?
すみれ) お母さんが再婚されて、新しいお父
     さんとの間に弟さんができて…。もと
     もと居場所がなくて家を出ていたのよ。
紀夫) いやぁ…でも、いつまでや。
すみれ) それは分からないけど…。
紀夫) ずっとという訳には…。さくらかて、
    そのうち帰ってくるやろし。
すみれ) うん。
紀夫) いや、帰ってきてもらわな。
すみれ) もちろんよ。ここはさくらの家よ。
     そやけど、あの子を今、放っておく
     ことはできないのよ。紀夫さん…。
紀夫) まあ、確かに今は放っておけないな。
すみれ) うん。

**********

さくら) 五月さんが?
龍一) うん。すみれおばさんが大急で
    見かけたらしいで。案外、近くに
    おったんやな。
男性) 龍ちゃんや。
龍一) お~久しぶりやな。どこ行くんや?
男性) ちょっとそこまで。
龍一) あっ、ほな一緒に行くわ。
男性) 行こ行こ。
龍一) ほなな!
健太郎) どないした?
さくら) 私、二郎さんと一緒に東京に行くの。
健太郎) え…東京にって、いつ?
さくら) 今月末には、私も…。
健太郎) 今月末? 学校は?
さくら) やめる。
健太郎) さくら、ちょっと待てよ。よく考えて…。
さくら) それが私の幸せやの。
    健ちゃんには分からんやろうけど。
健太郎) そんなん絶対後悔するで。
さくら) しない。
健太郎) する!
さくら) それやったらしてもいい。
健太郎) さくら…。

(店に入ってくる二郎)
健太郎) さくらの人生狂わす気か?
さくら) 健ちゃんやから言うたのに!
    どうせ、誰も分かってくれないやろうけど、
    健ちゃんやったらって、そう思ったから…。
さくら) 二郎さん!
健太郎) さくら、目を覚ませ!
さくら) 余計な事しないでよ! 離して!
健太郎) さくら!
さくら) 離して!
すず) どうした?
さくら) 何にも。
すず) あっ、いらっしゃい。
すみれ) さくら。
明美) 健ちゃんもおったの?
健太郎) はい。


**********

すず) どうぞ。
    こないな早い時間、珍しいなぁ。
明美) 仕事の途中やの。
    ちょっと、話があってね。
    五月ちゃんの事で。
すず) 五月がどうした?
すみれ) 会うたんです。大急百貨店で。
すず) あ…そないな近い所におった?
    五月、何しとった?
すみれ) アルバイトを。栄輔さんに頼んで、
     働かせてもろうてるって。
すず) へぇ~。
すみれ) それで今、うちにいるんです。
さくら) えっ、うちに?
すみれ) そうよ。
     うちからアルバイトに通ってるの。
すず) 何でまた?
明美) すみれちゃんが、ほっておけない言
    うて…。まあ、健ちゃんも龍ちゃんも、
    うちでアルバイトしとる事やし、いずれ
    分かると思うから…。そやけど、ほか
    には話さんといてほしいのやけど…。
健太郎) はい。
明美) あの子、妊娠してるんです。
すず) えっ?
明美) やっぱり…ママも知らんかったか。
すみれ) そやのに、事務所の長椅子で
     寝泊まりしてて…。
すず) はぁ~そやったか。
明美) 五月ちゃんの、おなかの子、
    父親が誰か分かる?
すず) 二郎やと思う。
さくら) そないな事…。そんな…。


さくらが心に秘めた思いを…
知ってしまった、すみれなのでした。


**********

「べっぴんさん」を楽しくご覧になっている皆様
は、この先は、華麗にスルーでお願いします。


ケ・セラ・セラとかき氷…あの名作、「てるてる家
族」へのオマージュのつもりだったりして…。ドラ
マのレベルがあまりにも違い過ぎて、比べてほ
しくないというか…「てるてる家族」の世界を汚さ
れたような気分になってしまってとっても不快…。

すみれに見つけさせるために、大急で働く五月。
三宮にお店を持ってるはずなのにね。雇うだけ
で、16歳の女の子の住むところも世話してあげ
ない冷たい栄輔。てか…事務所のソファーで寝
てると? いやいやいや…あの大急なのに!?

しかも、ちょっと見ただけで五月の妊娠を見破る
明美。明美の目には、腹部エコー機能がついて
いるのかしら~? 普通はお腹を壊したぐらいに
しか思わないと思うけどね。16歳の女の子だし。

捨て猫を拾うかのように家に持ち帰り…連れ帰
るすみれ。良子と君枝に紹介するのはいいとし
て、五月と龍一は同い年のはずなのに、龍ちゃ
んの1つ上と良子に言わせてしまう脚本家…w
キャラ変プラス年齢詐称? 妊娠させるからには
年齢を高めにしておかねばと急に思ったのか?

HPによれば、さくらの誕生日前の設定で、さくら
と健太郎が15歳。龍一と五月が16歳。二郎が19
歳。五月と二郎は20代設定にしてほしかった…。

そして、思わず苦笑、失笑したすみれのセリフ↓

一人で赤ちゃんを産んで育てる事が、
どれだけ大変な事か分かる?

喜代さんがいなければ無理よ! 
お手伝いさんに丸投げしてるから、
働けるし、あなたの面倒も見れるの。

…って、セリフが抜けてるよね…。喜代さんが作
ったお味噌汁をおいしいと言う五月。きっと、さく
らはあんな両親がいて羨ましいみたいな話にす
るんだろうけど…。五月が本当に羨ましいと思う
のは、喜代さんの存在! 喜代さんがいるのに、
寂しいと家出するさくらが分からないと思うはず。

二郎の後を、ストーカーとなって東京まで追いか
けるのが私の幸せだというさくら。誰も分かって
くれないと。さくらを通して、私の脚本の意図を、
誰も分かってくれないとでも言いたいのかな~。

…うん、分かんない! ぜ~んぜん分かんない!
こんなすみれに、こんなさくらに一体誰がした…

脚本家だよっ!!! 演出家だよっ!!!

今日、唯一ホッとしたところは…お茶を中西君が
いれていたこと。タケちゃんじゃなくてよかった!
タケちゃんに、本当の部下ができてよかった~!


「べっぴんさん」関連ブログはこちらから↓
「べっぴんさん」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

●「べっぴんさん」HP


ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪


にほんブログ村


連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド)/NHK出版
¥1,188
Amazon.co.jp
NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上/NHK出版
¥1,404
Amazon.co.jp
べっぴんさん坂野惇子の生涯 (時空旅人別冊)/三栄書房
¥840
Amazon.co.jp