「マッサン」第60回~融通きかないあまのじゃくとドジでマヌケな亀 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「マッサン」 第60回
第10週 「灯台下暗し
融通きかないあまのじゃくとドジでマヌケな亀


エリー) 大将がダメっていう? どうして?
政春) 分かるじゃろう。
    俊兄は、あまのじゃくで、融通きかんし。
エリー) アマノジャク? ユウズウ?
政春) とにかく、大将とは合わん。
    その前に、わしとも…。
エリー) フフッ…マッサン、大丈夫!
     大将はきっと俊夫さんと仲良くなれる。
政春) 分かっとらんのう、エリーは。
エリー) どうして? どうして決めつけるの?
政春) いや、どう考えても合わんて。
    あ~嫌な予感するの~。


**********

欣次郎) 洋酒にも、興味もってはるんか?
俊夫) いいえの! 洋酒にゃ特に興味はありまへん。
欣次郎) ほな、ウイスキーは?
俊夫) 飲んだ事もありまへんし、
    飲みたいとも思いまへん。
欣次郎) 飲みたいとも思わへんて…。
俊夫) はい!
政春) 俊兄!
俊夫) へじゃが…
    酒造りには誰にも負けん自信がありまさ。
欣次郎) う~! ほな、なんぞ芸あるか?
俊夫) 芸?
欣次郎) 歌でも踊りでも何でもええで。
政春) 何でもええ。
俊夫) 何でそがな事せんにゃいけんのです?
    はあ!? 帰ります!
政春) いやいや…。
俊夫) 芸をせにゃ雇うてもらえんなら雇うてもらわん
    でも結構でさ! そもそもわしは、エリーさんと
    旦那様に頼まれて来ただけですけん。「帰れ」
    言われりゃすぐ広島に帰ります!
政春) なにもそがな言い方せんでも…。
俊夫) どけ!
欣次郎) 気に入った!
政春) えっ、何が?
欣次郎) おもろい!
俊夫) はあ!?
欣次郎) クセが強うて口も減らん。
     マッサンのええ相方になりそうやないか。
俊夫) 相方…冗談言わんでつかぁさい。
    わしゃたとえ一緒に仕事したとしても、こがな
    甘えん坊のお坊ちゃまと、ベタベタ仲良うする
    気はありまへん!
欣次郎) ハハハッ! おもろい! やってみなはれ!
俊夫) はあ!?


**********

すみれ) 「エリーさん、お元気ですか? エリーさん
     から手紙をもろうて、お父ちゃんはそりゃあ
     うれしそうでした。私がちゃんと訳して読んで
     あげたあと、英語も分からんのに、何回もそ
     の手紙を見ていました。お母ちゃんも、自分
     には関係ないと言いながら、長い間仏壇に
     手を合わせていました。きっと、お兄ちゃんの
     ウイスキー造りがうまくいく事を、お願いして
     いたのだと思います。お兄ちゃんの夢が、一
     日も早くかなうことを心から願っています。エ
     リーさんもどうか体に気をつけて。不器用で、
     ドジでマヌケなお兄ちゃんを支えてあげて下
     さい。また会える日を楽しみにしています。す
     みれ」。


**********

そして、時は流れ…

1924年(大正13年) 10月

ウイスキー造りの心臓部ともいえる蒸溜釜、
ポットスチルが、その姿を現し、
山崎の地で、国産初のウイスキーが、
まもなく産声をあげようとしています。


エリー) マッサン、おめでとう。
政春) ありがとう! エリーのおかげじゃ。
エリー) 私もできた。
政春) 何が?
エリー) 赤ちゃんが、できちゃったの!
政春) ええ~っ!?


ウイスキー工場と、新たな命。
2つの喜びが重なり、
未来は輝いていました。


エリー) パパ、マッサン。
政春) ん?
エリー) パパ、マッサン。パパ。
政春) ママ?
エリー) はい!


**********

まずは…ごめんなさい! さすがに堪忍袋の緒が切
れました。これ以上我慢すると、ストレスマックスに
なって、「ごちそうさん」の時のトラウマが更に悪化し
そうなので、通常のドラマの記事と同様、気になった
部分だけ、セリフを書き出すことにします。今クール
は面白いドラマがいっぱいあるので、こんなところに
労力を割いてる場合じゃないってことで…。とはいえ、
朝ドラと、役者さんへの期待と愛情はありますので、
時々毒が混じるかもしれないけど、感想は続けます。

★ここ、ちゃ~んと読んでくださいね~↓
あっ…今日はもう、毒吐いちゃいますんで、マッサン
大好き~!で観ていらっしゃる方は、スルーでお願
いします。単なる感性の違いですので、感性の違い
でストレスを溜めてもなんですし~。ただの個人的
感想ですので。ご自分の感性に合うブログへどうぞ。

なぜ、今日の放送で堪忍袋の緒が切れたのか…。
まさに、あの忌まわしい「ごちそうさん」での盗み癖、
ふたたび?ってシーンが描かれたから。大阪制作
はバカなの?どうして俊兄にあんな事させるかな?
新しい台所に興味を持つところから、俊兄が実は、
新しいものに凄く興味があることがわかるし、鴨居
商店の商品は珍しいものばかりで、すごく興味が
あったはず。でも、あまのじゃくという設定だから、
興味があるのにないフリをしていて、手にとってい
るところを見つけられて、実はウイスキーにも興味
があるのがバレバレって展開なら、俊兄の人とな
りが感じられてよかったのに。商品は置いていった
から盗んではないにしろ、あれじゃかなり感じ悪い。
もうね、ホントうんざり。大阪制作の品の悪さには。
俊兄をめ以子みたいな手癖の悪い人にしないで!

さらに、とうとう身内から「不器用でドジでマヌケ」と
のお言葉、いただきました~! 堀ちえみかっ!と
思わず画面にツッコんだのは私だけじゃないはず。
ドジでノロマな亀ならぬ、ドジでマヌケな亀マッサン。
ついに、竹鶴さんをドジでマヌケな亀にしちゃったよ。

国産初のウイスキーを造った男の物語、だからこ
そ、一番見たかったのが、ポットスチルのシーン。
やっと来たよ。やっと来たってなるはずが、たった
あれだけ? そこはもっと時間かけるとこでしょう?
ちなみに、エリーとマッサンが山崎で水かけっこし
ていたのが、1921年(大正10年)の5月。で、今が
1924年(大正13年)10月。時は確かに流れてる…。
いや~完全に、はしょるところが間違ってないか?
まさか、視聴者は、嫁いびりや夫婦喧嘩や、つま
らないご近所コントが見たいとでも思ってるのか?
(もちろん、「面白ければ」アリ。面白ければ、ねw)

バカなの? やる気あるの? マジありえなくね?

パン窯づくりも、いもの皮むきもいらない。広島で
の嫁修行もいらない。工場を作るところが見たか
ったよ。その過程を見せてもらって、完成を一緒
に喜びたかったよ。バカにするにもほどがある!
嘘でも、面白い嘘、感動できる嘘がみたいんだよ。
フィクションの嘘にこそ、愛が、夢がなくっちゃね。
ホント、今日は、心底ガッカリさせてもらったよ…。


「マッサン」関連ブログはこちらから↓
「マッサン」関連ブログリスト

●「マッサン」HP


ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪


にほんブログ村


NHK連続テレビ小説 マッサン 上/NHK出版
¥1,404
Amazon.co.jp

望郷 (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店
¥821
Amazon.co.jp

マッサンとリタ―ジャパニーズ・ウイスキーの誕生/NHK出版
¥2,160
Amazon.co.jp

マッサンとリタ/汐文社
¥1,512
Amazon.co.jp

リタとマッサン (集英社文庫)/集英社
¥680
Amazon.co.jp