ごちそうさん 第42回
「たいした始末」
～たいした始末で鯛三昧
め以子） 師匠～！ 師匠、師匠、師匠！
師匠） 何や？
め以子） 鯛が・・・
師匠） 鯛が？
め以子） 鯛が・・・鯛が、大変なんです！
師匠） 鯛が、たい・・・
め以子） 義理の姉のイケズで、どっこも受け取っても
らえなくて。うちに鯛が、溢れかえってるんです。
４０匹ぐらい！ もう・・・もう全部ほっぽってやり
たいんです！ けど・・・だけど・・・鯛の声が聞こ
えたんです。
師匠） えっ？
め以子） わてれ、腐ってまうん？って。
おいしく食べてくれはらへんの？って。
師匠） 鯛って、船場言葉使いますか？
め以子） そうなんです！ 鯛に、罪はないんです！
とにかく、とにかくもう、全部全部、美味しく食べ
てあげたいんです！ 師匠、師匠、どうしたらい
いですか？
師匠） ああ、まあ、とにかく、今日食べる分と、７日ぐら
いたってから食べる分。それから後に食べる分。
分けたらよろしいのや。保存することやな。
め以子） あの・・・どんな方法が？
師匠） この本貸したげよう。
鯛の料理がぎょうさん書いてある。
め以子） 「鯛百珎（たいひゃくちん）」？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） （鯛が） 減ってる？
あ・・・あの・・・。
静） あんた、どこ行ってたん？
め以子） 鯛、減ってます？
静） 三味線教ぇてる子ぉの置屋に持ってったりしてん
けど。あんまり力になれんで、ごめんな。いや～せ
やけどこれ、どないしたらええんやろうなぁ？
め以子） じゃあ、
もうちょっと、お手伝いしてもらえますか？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（め以子からの手紙）
お父ちゃん、お母ちゃん。
食料品をいろいろと取り揃えて送って下さり、
ありがとうございました。
私は、元気に過ごしています。
もちろん、大阪の慣習や、家風に馴染めない事も
ありますが、お母様のお静さんは、明るく気さくで、
お洒落な、とっても素敵な方です。妹の希子さん
は、繊細で、優しい心根の可愛い子です。姉の和
枝さんは、厳しい方ですが、それは、優しさの裏
返しだと思います。悠太郎さんが気配りしてくださ
るので、平穏に暮らしています。
けれども、祝言は少し待って下さい。西門家には、
祝言は１年後、というしきたりがあるのです。これ
は、何か不都合があった場合、嫁の籍を汚さない
知恵だそうです。だから、少しお待たせしますが、
余計な心配はしないよう、お願いします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） あれ？ はよおますな。
悠太郎） 今日、魚島のご挨拶やったんと？
和枝） 知り合いに不幸が出ましてな。
朝から出てましてん。
悠太郎） ほな、魚島は？
和枝） わてもそれ、心配してますねんけど。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） 次、鯛の五色揚げ出しますけど、
いいですか？
和枝） こんなとこで何やってはんの？
静） 鯛、ぎょうさんもろて。め以子さんが鯛をなぁ。
め以子） あっ、お帰りなさい。ちょうどよかった。
これから鯛の五色揚げ、出しますから、お姉
さんも悠太郎さんもすぐ着替えてきて下さい。
和枝） 何でこんなとこで食べてはるの？
静） 手伝うてる途中で食べ始めて、
何となくこのまんま。
悠太郎） 膳、出しましょか？
め以子） お願いします。
お姉さんは、どんな食べ方がお好きですか？
いっくらでもありますから何でもおっしゃって
下さい。
和枝） わては頂いてきましたさかい、結構ですわ。
め以子） あ、お姉さん。ご愁傷様でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） 鯛めし、出来ました。
悠太郎） うまそうやな。
静） ええ匂いやな。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） ごちそうさんでした。
静） もうあかん。ごちそうさん。
め以子） は～い。
希子ちゃん、何やってるの？
め以子） 鯛の鯛。
悠太郎） 鯛の鯛か。忘れとった。よし。
静） うちもやろう。
悠太郎） どこやったっけ？
静） ここぉ？ １、２、３、４、５、６、７匹。
あっ、それ、それ？ いやっ、ちゃうやん！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） それ、何してんの？
め以子） 残った骨で、ポワソンとったの。魚のフォン。
で、これが、わたの塩漬け。
悠太郎） 綺麗に始末したなあ。
め以子） 始末？
悠太郎 隅から隅まで使い切って、
こういうのが、始末がええいうねん。
め以子） これが、ホントの始末か・・・。美味しく食べる
方法は、あるのよね。骨も、わたも。人もきっと、
一緒だよね。骨は食べられないけど、いい出汁
が出るし。わたは使いにくいけど、その分珍味
になるし。嫌なとこといいとこって、見方一つっ
ていうか、扱い方一つっていうか。きっと、そう
いう風にすれば、楽しいおうちになるのよね。
今日みたいに、ご飯、食べられるのよね。
私、みんなの笑った顔、もっと見たい。本当に。
みんなの、「ごちそうさん」が聞きたい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（悠太郎からの手紙）
父上様、母上様、お元気でおられますか？
め以子さんからの手紙が届いたと思いますが、
内容は全部嘘です。
西門家のしきたりというのも、姉のついた嘘です。
め以子さんは、嘘だと承知の上で、
女中待遇に甘んじてくれています。
無理難題にもめげず、明るく過ごしています。
ひたすら、料理の腕を磨き、楽しい食卓にすべく、
日々奮闘してくれています。
その背中はいつか、いい加減な母に、反省を促す
と思います。意志の弱い妹には、強さを植え付け
る事と思います。依怙地な姉が、頭を下げて、祝
言を挙げてくれと頼んでくる日は、遠くないと信じ
ています。私の態度をふがいなくお感じでしょうが、
もうしばらく、見守って頂きたく存じます。
私も、精一杯努力します。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
イク） 私、ちょっと様子見に行ってこようか？
大五） まあ、
仲良く頑張ってんだからいいんじゃねえか？
イク） そうだね。２人が仲いいんだったら、いっか。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） 悠太郎さん、何やってはんの？
悠太郎） ガスを引いたんですよ。
和枝） ガ・・・ガス？
男性） よし。メーターもこれでよろしおす。
悠太郎） ほな、おおきに。
男性） また。
悠太郎） ガスを実際に使うてるところの見学を許す
条件で、タダで引いてもろたんです。
和枝） 知らん人がうちに・・・。
悠太郎） 姉さんのお力で、西門200年の名に恥じぬ
応対を、お願いします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） 僕も付けてええですか？
め以子） どうぞどうぞ。はい。
じゃあまず、マッチを擦って下さい。
悠太郎） はい。
め以子） マッチを擦ったあと、すぐここをひねると、
穴からガスが出てきますから、そこに火を当
てたらすぐ。
悠太郎） はい。
こうして、
少しずつ変化の兆しが見え始めた西門家でしたが・・・
この新たな住人の登場によって、
よこしまな火を、
心に灯した人物がいたのでございました。
静） ついたなあ。
悠太郎） おいしいもん、期待してます。
め以子） はい！ 頑張ります。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
たいりょうのタイがもったいないと、たいそう大騒ぎして、
タイのたいした始末をやり遂げため以子さま～のお話♪
鯛の五色揚げがめっちゃ美味しそうでした。鯛めしもおい
しそうだったけど、ご飯がイマイチおいしそうじゃなかった
・・・のは、きっとガスじゃなかったからだと思うことにして。
鯛の始末のためにあれこれ買い込んでいたけれど、やり
くりの方は大丈夫なの？という疑問も封印するとして・・・。
今日のツボ。師匠の大阪魂がスルーされまくった件・・・ｗ
鯛が大変と言われ、ダジャレ心を刺激された上に、せっか
く鯛は船場言葉を使うのかとツッコンでも、め以子に完全
スルーされてしまった師匠のビミョ～な表情にキュン（嘘）。
てか、お礼は、鯛せんべいより鯛１匹ぐらいやってくれ～！
め以子の手紙を読んだ悠太郎がどうするのかと思ったら、
悠太郎もまた、卯野家に種明かしの手紙を出してました。
卑怯もんと言った希子を「繊細で心根が優しい可愛い子」
と書いてあったので、「め以子、恐ろしい子・・・」と思ってい
たら、悠太郎がしっかり「全部、嘘です」と書いてくれてい
たので、超スッキリ！（爆） まるっとお見通しだ～～！！
美味しい食事、楽しい会話。鯛の鯛で笑顔あふれる食卓。
やっぱり笑顔が気持ちいい。主人公には笑顔が似合う。
見方一つ、扱い方一つ。いい加減は明るく気さくに、依怙
地は優しさの裏返しと、物は言い様、考え様なわけです。
意外とファンも多い和枝さんが時折見せる陰りが気になり
ます。真面目で頑張りやなイケズに萌え。いや～ちゃんと
自分も体力労力を使うイケズってなかなかないよね。そこ
が和枝姉ちゃんの面白さ。ラクしてイケズしないんだもの。
32枚もお手紙書いて、お金も使って、えらいこっちゃぁ～。
なのに、ケロっと解決してしまうめ以子。ガッカリだよねえ。
め以子が可愛げがないおかげで、何だか和枝が可愛くみ
えてきてしまう。・・・って、それが狙いなのか？・・・もねｗ
ちなみに、「鯛の鯛」がどの辺にあるのかは、こちらから↓
魚のヒミツ－鯛の鯛
「ごちそうさん」関連ブログはこちらから↓
「ごちそうさん」関連ブログリスト
～たいした始末で鯛三昧
め以子） 師匠～！ 師匠、師匠、師匠！
師匠） 何や？
め以子） 鯛が・・・
師匠） 鯛が？
め以子） 鯛が・・・鯛が、大変なんです！
師匠） 鯛が、たい・・・
め以子） 義理の姉のイケズで、どっこも受け取っても
らえなくて。うちに鯛が、溢れかえってるんです。
４０匹ぐらい！ もう・・・もう全部ほっぽってやり
たいんです！ けど・・・だけど・・・鯛の声が聞こ
えたんです。
師匠） えっ？
め以子） わてれ、腐ってまうん？って。
おいしく食べてくれはらへんの？って。
師匠） 鯛って、船場言葉使いますか？
め以子） そうなんです！ 鯛に、罪はないんです！
とにかく、とにかくもう、全部全部、美味しく食べ
てあげたいんです！ 師匠、師匠、どうしたらい
いですか？
師匠） ああ、まあ、とにかく、今日食べる分と、７日ぐら
いたってから食べる分。それから後に食べる分。
分けたらよろしいのや。保存することやな。
め以子） あの・・・どんな方法が？
師匠） この本貸したげよう。
鯛の料理がぎょうさん書いてある。
め以子） 「鯛百珎（たいひゃくちん）」？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） （鯛が） 減ってる？
あ・・・あの・・・。
静） あんた、どこ行ってたん？
め以子） 鯛、減ってます？
静） 三味線教ぇてる子ぉの置屋に持ってったりしてん
けど。あんまり力になれんで、ごめんな。いや～せ
やけどこれ、どないしたらええんやろうなぁ？
め以子） じゃあ、
もうちょっと、お手伝いしてもらえますか？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（め以子からの手紙）
お父ちゃん、お母ちゃん。
食料品をいろいろと取り揃えて送って下さり、
ありがとうございました。
私は、元気に過ごしています。
もちろん、大阪の慣習や、家風に馴染めない事も
ありますが、お母様のお静さんは、明るく気さくで、
お洒落な、とっても素敵な方です。妹の希子さん
は、繊細で、優しい心根の可愛い子です。姉の和
枝さんは、厳しい方ですが、それは、優しさの裏
返しだと思います。悠太郎さんが気配りしてくださ
るので、平穏に暮らしています。
けれども、祝言は少し待って下さい。西門家には、
祝言は１年後、というしきたりがあるのです。これ
は、何か不都合があった場合、嫁の籍を汚さない
知恵だそうです。だから、少しお待たせしますが、
余計な心配はしないよう、お願いします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） あれ？ はよおますな。
悠太郎） 今日、魚島のご挨拶やったんと？
和枝） 知り合いに不幸が出ましてな。
朝から出てましてん。
悠太郎） ほな、魚島は？
和枝） わてもそれ、心配してますねんけど。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） 次、鯛の五色揚げ出しますけど、
いいですか？
和枝） こんなとこで何やってはんの？
静） 鯛、ぎょうさんもろて。め以子さんが鯛をなぁ。
め以子） あっ、お帰りなさい。ちょうどよかった。
これから鯛の五色揚げ、出しますから、お姉
さんも悠太郎さんもすぐ着替えてきて下さい。
和枝） 何でこんなとこで食べてはるの？
静） 手伝うてる途中で食べ始めて、
何となくこのまんま。
悠太郎） 膳、出しましょか？
め以子） お願いします。
お姉さんは、どんな食べ方がお好きですか？
いっくらでもありますから何でもおっしゃって
下さい。
和枝） わては頂いてきましたさかい、結構ですわ。
め以子） あ、お姉さん。ご愁傷様でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
め以子） 鯛めし、出来ました。
悠太郎） うまそうやな。
静） ええ匂いやな。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） ごちそうさんでした。
静） もうあかん。ごちそうさん。
め以子） は～い。
希子ちゃん、何やってるの？
め以子） 鯛の鯛。
悠太郎） 鯛の鯛か。忘れとった。よし。
静） うちもやろう。
悠太郎） どこやったっけ？
静） ここぉ？ １、２、３、４、５、６、７匹。
あっ、それ、それ？ いやっ、ちゃうやん！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） それ、何してんの？
め以子） 残った骨で、ポワソンとったの。魚のフォン。
で、これが、わたの塩漬け。
悠太郎） 綺麗に始末したなあ。
め以子） 始末？
悠太郎 隅から隅まで使い切って、
こういうのが、始末がええいうねん。
め以子） これが、ホントの始末か・・・。美味しく食べる
方法は、あるのよね。骨も、わたも。人もきっと、
一緒だよね。骨は食べられないけど、いい出汁
が出るし。わたは使いにくいけど、その分珍味
になるし。嫌なとこといいとこって、見方一つっ
ていうか、扱い方一つっていうか。きっと、そう
いう風にすれば、楽しいおうちになるのよね。
今日みたいに、ご飯、食べられるのよね。
私、みんなの笑った顔、もっと見たい。本当に。
みんなの、「ごちそうさん」が聞きたい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（悠太郎からの手紙）
父上様、母上様、お元気でおられますか？
め以子さんからの手紙が届いたと思いますが、
内容は全部嘘です。
西門家のしきたりというのも、姉のついた嘘です。
め以子さんは、嘘だと承知の上で、
女中待遇に甘んじてくれています。
無理難題にもめげず、明るく過ごしています。
ひたすら、料理の腕を磨き、楽しい食卓にすべく、
日々奮闘してくれています。
その背中はいつか、いい加減な母に、反省を促す
と思います。意志の弱い妹には、強さを植え付け
る事と思います。依怙地な姉が、頭を下げて、祝
言を挙げてくれと頼んでくる日は、遠くないと信じ
ています。私の態度をふがいなくお感じでしょうが、
もうしばらく、見守って頂きたく存じます。
私も、精一杯努力します。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
イク） 私、ちょっと様子見に行ってこようか？
大五） まあ、
仲良く頑張ってんだからいいんじゃねえか？
イク） そうだね。２人が仲いいんだったら、いっか。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） 悠太郎さん、何やってはんの？
悠太郎） ガスを引いたんですよ。
和枝） ガ・・・ガス？
男性） よし。メーターもこれでよろしおす。
悠太郎） ほな、おおきに。
男性） また。
悠太郎） ガスを実際に使うてるところの見学を許す
条件で、タダで引いてもろたんです。
和枝） 知らん人がうちに・・・。
悠太郎） 姉さんのお力で、西門200年の名に恥じぬ
応対を、お願いします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
悠太郎） 僕も付けてええですか？
め以子） どうぞどうぞ。はい。
じゃあまず、マッチを擦って下さい。
悠太郎） はい。
め以子） マッチを擦ったあと、すぐここをひねると、
穴からガスが出てきますから、そこに火を当
てたらすぐ。
悠太郎） はい。
こうして、
少しずつ変化の兆しが見え始めた西門家でしたが・・・
この新たな住人の登場によって、
よこしまな火を、
心に灯した人物がいたのでございました。
静） ついたなあ。
悠太郎） おいしいもん、期待してます。
め以子） はい！ 頑張ります。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
たいりょうのタイがもったいないと、たいそう大騒ぎして、
タイのたいした始末をやり遂げため以子さま～のお話♪
鯛の五色揚げがめっちゃ美味しそうでした。鯛めしもおい
しそうだったけど、ご飯がイマイチおいしそうじゃなかった
・・・のは、きっとガスじゃなかったからだと思うことにして。
鯛の始末のためにあれこれ買い込んでいたけれど、やり
くりの方は大丈夫なの？という疑問も封印するとして・・・。
今日のツボ。師匠の大阪魂がスルーされまくった件・・・ｗ
鯛が大変と言われ、ダジャレ心を刺激された上に、せっか
く鯛は船場言葉を使うのかとツッコンでも、め以子に完全
スルーされてしまった師匠のビミョ～な表情にキュン（嘘）。
てか、お礼は、鯛せんべいより鯛１匹ぐらいやってくれ～！
め以子の手紙を読んだ悠太郎がどうするのかと思ったら、
悠太郎もまた、卯野家に種明かしの手紙を出してました。
卑怯もんと言った希子を「繊細で心根が優しい可愛い子」
と書いてあったので、「め以子、恐ろしい子・・・」と思ってい
たら、悠太郎がしっかり「全部、嘘です」と書いてくれてい
たので、超スッキリ！（爆） まるっとお見通しだ～～！！
美味しい食事、楽しい会話。鯛の鯛で笑顔あふれる食卓。
やっぱり笑顔が気持ちいい。主人公には笑顔が似合う。
見方一つ、扱い方一つ。いい加減は明るく気さくに、依怙
地は優しさの裏返しと、物は言い様、考え様なわけです。
意外とファンも多い和枝さんが時折見せる陰りが気になり
ます。真面目で頑張りやなイケズに萌え。いや～ちゃんと
自分も体力労力を使うイケズってなかなかないよね。そこ
が和枝姉ちゃんの面白さ。ラクしてイケズしないんだもの。
32枚もお手紙書いて、お金も使って、えらいこっちゃぁ～。
なのに、ケロっと解決してしまうめ以子。ガッカリだよねえ。
め以子が可愛げがないおかげで、何だか和枝が可愛くみ
えてきてしまう。・・・って、それが狙いなのか？・・・もねｗ
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魚のヒミツ－鯛の鯛
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