本当は、二か月に一回ぐらいで美容院に行きたいところ
だけど、実際には、4カ月に一度、うっかりすると半年に
一度の割合だったりして・・・(@_@;)。基本的に髪を伸ば
しているということもあるけど、ついつい出無精になって
しまって、切羽詰まるまで、間が空いてしまうのでした
なので、「つるかめ助産院」のまりあちゃんのような美容
師さんが近くにいてくれたら、どんなにいいだろうかと・・・。
つるかめ助産院~南の島から~
第3回 新たなさざ波
亀子(余貴美子)は、まりあ(仲里依紗)の夫・小野寺達也
(溝端淳平)のことを話してほしいと頼み、まりあは、東京
のヘアサロンに勤めていた頃の話をしはじめて・・・。
まりあ) あたし、あの、結構そういうとこ、あるんですよね。
人のこと、こう気安く、ちゃん付けで呼べないって
いうか。親しく見えて、どっか遠いっていうか。
彼女にも言われました。
いつまでたっても他人行儀だって。
だから、みんなとすぐ打ち解けるとか、そうやって
いろいろ話すとか、結構苦手で・・・。
亀子) でも今、結構話したよね? 私だってそうよ~。
東京で助産師やってた頃、心から打ち解けてなん
でも話せる相手なんていなかったもん。
まりあ) 別に合わせなくても。
亀子) いや、全然合してない。人間なんてもうコリゴリや
と思ってたもん。病院とアパートの往復で毎日うん
ざり。ああ、鳥になりたーいって思ってたの。
ここに来て変わった。コンビニもゲーセンも何もな
いこの島に来て、私変わったの。もう一回、新しく、
生きていけるかもしれないって思ったの。
まりあ) どうして、そう思ったんですか?
亀子) ん~自分の心の、奥の声に耳を傾けて、
自然に身をまかせる。そうするといつかわかるよ、
まりあちゃんも。人って変われるんだよ。
いくつになっても生まれ変わることができる。
**********
少しずつ、まわりに溶け込んでいこうとしはじめるまりあ。
亀子) 植物が光合成するように、太陽のエネルギーを
体に受けるの。最初はちょっと抵抗あるだろうけど。
まりあ) あの、いやちょっとっていうか、
かなりあるんですけど。
亀子) おばあが言ったのよ。手がポカポカして、太陽
と手をつないでいるような気分になるからって。
ほらやってみ。やってみって!
亀子) ポカポカするでしょう?
まりあ) いや別に・・・
亀子) もう~~
まりあ) でも・・・初めて見ました。こんな綺麗な朝陽。
たいていの美容師さんは社交的だから、ヘアサロンで
まりあはどんな接客をしていたのか気になりましたw
腕は良さそうだから、話しかけてほしくないお客さんに
は好評だったりして。(私は話かけてほしくないタイプ)
太陽と手を繋ぐポーズ、確かにやってみるには恥ずか
しそうなポーズだけど、太陽の光がサンサンと降り注
ぐ場所だったら、やってみたいような気が・・・(*^。^*)
人との出会い、そして環境が、閉じた心を開いていくき
っかけになることは多いかもしれないと思うのでした。
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