3クールが終了し、初の外来に行ってきた。
まあ、入院中のM先生とのやり取りから、やっぱり3クールで
打ち止めかな?
なんか、6クールやるつもりで入院したのに、気がついたら終わりみたいな
感じっぽいから、拍子抜け
という訳で、M先生外来。
「ぴかこさん、その後お元気ですか?
経過は順調です。血液検査の結果も特に問題ありません。
予定通り、4月下旬に化学療法後のCTを撮って、5月に
A先生(教授)の外来にいらして下さい。」
「あの~っ、6クールするかどうかについてA先生にはご相談下さいましたか?」
「あっ、まだ話してませんでした。
う~んっ。でも、A先生でも、やっぱり3クールでいいって言うと思いますよ。」
「わかりました。そこまでおっしゃるなら、もういいです。
後は、明るく頑張って進んでいきます。」
「そうですね。今のところ、経過は問題ありませんから。」
という訳で、あっけなく、治療のすべてが終わり、経過観察へ。
なんか6クール、6クールと意気込んでいた自分もいたけど、正直気持ちの
糸が切れつつあったのも事実なので、M先生に3クールで大丈夫と駄目押し
してもらい、どこかでホッとしている部分もあった。
そして、何より、実は結構気にしていた腫瘍マーカーのCEAが下がっていた。
もともとずっと基準値内だったんだけど、術後から3回続けて上昇してたん
だよね
もっとも、M先生は基準値内だったので、全く気にもとめてませんでした。
次は基準値越え?ってガクブルだったのだけど、下がってました。
実は、ある癌の専門医のブログで、術後の基準値内でも上昇が続く場合は
微小な癌による事もあるみたいに書いてあったので、気にしてましたっ
今回の血液検査は、抗癌剤投与から2カ月くらいのものだから、例えば
やっぱり微小な癌があって、それが抗癌剤によって叩かれたから数値が
また下がったって考え方もできますよね。。。
そうなると、もし完全に叩ききれてなかったらまた育ってくる?
なんか怖いんですけどっ
M先生に行ったら、まあ、ぴかこさん場合は術前の数値もずっと低いし、
そもそもCEAが癌を反映しているかかなり疑問ですけどね~っ。
と言っていました。
マイナスな事を考えても、あまりいい事ないので、妄想はここでやめておきます。
という訳で、晴れて経過観察となり、娘を迎えに母と合流し、軽くランチ。
「ありがとう。外来、特になにもなかったよ。やっぱり3クールで打ち止め。
という訳で、今日から経過観察。」
「そう良かった。CT、大丈夫だったのね。」
「っていうか、CT今日撮ってないしCTは月末。」
「そう。じゃあ、ひと段落ついたら、皆で美味しい物を食べに行こうね。」
「いや、今日、ひと段落ついたんだよ。
逆に言うとね、CTが終わってその結果を待って。次は、また次の月の
細胞診とかって、その結果をドキドキしながら待って。またCTがあって。
多分、5年間、その繰り返しなんだと思う。
次の結果、次の結果って言うとキリがないんだと思うよ。」
よく、過酷な治療に耐えて、経過観察に入った途端、気持ちの糸が切れて
あるいは妙に不安になって鬱になってしまう方とかいるようです。
なんだか、気持ちがわかります。。。
後は、私がどう生きるかです。
治療はもう終わった。悪い物はもう取った!
今までと同じじゃいけないけど、でも、今までにずっと捕らわれていても
いけない。
新たに、一歩一歩、歩いて行きます。