恐怖でしかない

雪の警報日に

自家用車で要介護2の

足元おぼつかない巨体の父の通院に

自家用車を使う老母。

分厚い瓶底メガネでノロノロ走る

恐怖でしかない

なのに

心配すると逆ギレ

私を馬鹿にして!とか

だって他にしょうがないじゃないの!とか

私を居た堪れない言葉で切り刻む


今後も不安と恐怖と

苛立ちと悲しさしか

ない気がして


頭が重たくなる