ピグマリオンのオリジナル学具の1つ 『ヌマーカステン』 は、お子さんに大人気です。ほとんどのお子さんが、触りたくて手を伸ばしてきます。一宮教室では学具を希望購入にておりますが、皆さん、お子さんにせがまれて購入されます。市販のおもちゃに比べると少し値段が高いかもしれませんが、20までの加減計算獲得に大いに役立ちます。合わせて、『ヌマーカステンの使い方』 という指導書も購入されますが、きちんと目を通されて、正しく使って頂ければ、かなり安価なおもちゃだと思います。


 先日もお母様方から以下のような質問がありました。

 「1日にどの位見せればよいのでしょうか?」

 「プリントの問題を1つ1つ見せるべきなのか?」

 「13-4 などはどうすればよいのか?」

 「どこまで説明すればよいのか?」 ということです。これらの質問は本当によくあります。


 まず、ヌマーカステンを購入された場合は、見せるのではなく、お子さんにたっぷりと遊ばせてあげて下さい。

 「壊してしまいそうで~」 っと保管されているようですが… 思い切って渡してあげて下さい。私も、子ども達にボロボロにされました。テープで補強したりもしました。玉が無くなってしまうので、ビー玉を購入して補充しました。教室では見れる⇒家では触れる っという扱いにして下さい。決して、お母様の物にしないで下さいね。

 家庭での取り組みでは、問題1つ1つをヌマーカステンで見ないで下さい。教室でも、イメージで出来るようにするため、ある時期になるとほとんど見せません。どうしてもイメージ出来ない場合は、空箱を見せてあげて下さい。それでも無理な場合は見せてあげて下さい。その場合は、まだそこまで達していないので、無理強いしないで下さい。教室では、先のことをたくさん見せます。そして、確認のためにプリントに取り組みます。プリントをしながら獲得するのではありません。


 数量を自在に操れるように・イメージ出来るようになるためには、ヌマーカステンでたっぷりと実感すること! ヌマーカステンに頼りすぎないことです!