昨日のブログに出てきました「2ステップスタンプ」という言葉。
こういうの、スタンプ経験者になるとどうということのない言葉なのですが、初めてカタログを受け取る人にとってはわからない言葉。
簡単に言うと「重ね押しするスタンプ」です。
2ステップと書いてあるスタンプはとっても大まかに2パターンあります。私がそう思ってるだけですけど。
一つ目はアウトラインと中身の重ね押し。塗り絵の黒い線と色の部分と思ってください。
二つ目は立体感を出すために重ね押し。
私なりに捺しやすいコツを書いていきます。
一つ目は昨日も例に出したカラフルシーズンというスタンプセットでご説明します。
(詳細はこちらをクリックでご覧いただけます。バンドルもあります。)
<アウトラインタイプ>
このタイプは塗り絵と一緒で先にアウトラインをスタンプしたほうがうまくいくことが多いです。
クリアスタンプはスタンプ自体も、貼り付けるブロックも透明なので上からよく見える。枠が先に捺してあるのと、枠は濃い色でスタンプすることが多いのではっきり見ることができます。
ここに一手間かけただけであとはベタベタスタンプするとこんな秋のハガキが完成。
<立体感タイプ>
これはついつい大きいスタンプから捺しちゃうんですよね。私も昔やそうやっていたのですが、逆のほうがはるかに簡単。
わかるでしょうか。色の濃いパーツからスタンプしていくと合わせるのが格段に楽になります。先に紫のパーツが捺してあることでチューリップの底の部分が合わせやすくなるんですね。
どちらも色が濃いものから始めるのがコツ
と覚えると簡単かな。
年齢とともに白地に薄い色はわかりにくくなりますし(認めたくはないが)、濃い色のインクをつけたスタンプは「失敗したらどうしよう?」と緊張してやっぱりずれやすいのです。
ちなみに立体感関係なくベタ面で2ステップの場合(幾何学模様など)も色が濃いほうから始めるといいですよ。
<例外>
と、ここまで書いてきたのですが。
立体感タイプの葉っぱだけは何度やっても逆のほうが楽でした。お花とのバランスをとるので全体像を見せてくれる薄い色が先に来て欲しい。
薄い色で場所を決めて
葉脈を捺すほうが簡単。 マスキングを取ると
こんな風にバラの葉っぱになります。葉っぱがどこにあったらいいかな、を考えるときに立体タイプの小さいパーツだけ押すのは完成図が想像しにくいんですよね。
というわけで「コツ」と書きつつ「例外」ができてしまいましたが。
アウトラインタイプは今の所例外なしで線から捺しています。
次回は「カタログの見方 応用編」にしようかなと思っています。