2005-09-20 01:41:53

シェンヤン②

テーマ:pigrets2@沈陽

この机は、おそらく親の代から、80年間使っている机だそうだ。

農家の片隅にまだ現役である。


80年の机


使っているのは、この老夫婦。

結婚して、50年近くはたっている。


老夫婦


この日は、満月をめでながら月餅を食べる中秋節。

そして、同時に「918」。

1931年、満州事変が起きた日である。

この老夫婦はいつから生きているのか。

抗日戦争時代、毛沢東共産党時代、文革、そして改革開放。

すべてをどうやってやりすごしてきたのか。

おだやかな笑顔である。


家を見せてくれてありがとう、と言ったら、

「・・・ありがとうなど、言わなくてもいいんだ。

また来てくれれば、それでいい。」

私は笑顔を作りながら、涙が落ちそうになった。

でも、そんなところを見せたくないから、

どこかあっちの方を見るふりをした。


中国のことを勉強したことのある者は、

それだからこそ、やらなければならないことがある。

反日反中と、高々と上がる声の下で、

それでも、気持ちが通じるときがあるのだと、

多くの人に、わかってもらうことだ。




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2005-09-20 01:18:29

シェンヤン

テーマ:pigrets2@沈陽

7年前、初めてシェンヤンに降り立ったとき、

なんと色のない街だろうと思った。

住めば都、1年間暮らし、居心地が良くなっても、

やっぱり色はなく、灰色の街だった。


今回、駅に降り立って、

視覚も聴覚も触覚も、おどろいた。

いろんな色や音、秋の風も押し寄せてくるようだった。

ただ変わっていなかったのは、におい。

シェンヤンの、ほこりくさいにおいがした。


次の日、シェンヤン郊外の農村へ行った。

とうもろこし畑


雨が降るにまかせるしかない、広大な畑。

灌漑用水路などはない。


とうもろこし


今年は、長雨が続き、不作だったそうだ。

中国13億人。

苦労が実らない人たちはまだまだ多い。




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2005-09-20 00:33:32

出発

テーマ:pigrets2@沈陽

約6年ぶりにシェンヤンに行く。

汽車に乗って一人の旅だ。

長い汽車の私の席は、2号車6号、寝台の真ん中席。

寝台の下の席にはめがねの知識人的なおじさんが横になって本を読んでいる。


大連駅


ギ・ギ・ギーという音と共に汽車が動き出す。


町を過ぎ、石炭工場をすぎると、見渡す限りのトウモロコシ畑。

シェンヤンは、何か変わっただろうか?

26歳の私が、あのころ見ていた景色は、変わっただろうか?

空気は?色は?


黄色い駅舎の鞍山駅を過ぎると、あとしばらくでシェンヤンにつく。












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