自然災害なのでしょうか。 | 大網白里市の不動産店

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『株式会社ぴえて』は大網白里市で不動産・建築業を営んでおります。
和やかで気軽に相談していただけるようなお店づくりを心掛けております。
経験豊富な女性スタッフが、細かく物件の説明をおこないます。
最先端の情報をご提供できるよう努めております。

皆様、こんにちは。


今までにない大型台風19号が関東上陸ということで、前回の

台風15号で被害に遭われた方々は深い不安を抱かれていると

思います。


工事途中、養生のみの状態がどれほど危険なのか、その台風が

過ぎ去ってみなければ予想がつきません。
まずはご自身の命、そして家族、近隣方々が安全で過ごされま

す様祈っていくしかありません。


強い意志と、何より事前の安全確保を第一優先で乗り切って

いきたい、そしてとにかく皆で祈る事。

被害が最小限でありますようにと。



さて、10月5日、社会的養護のこどものくらしと
自立を考えるシンポジウム2019に参加致しました。
 
参加の主旨は下記の通りです。

社会的養護下に暮らす子たちの自立への支援は、その必要性の

認識が高まりつつあり、民間を中心とした支援も少しずつではあり

ますが整備されようとしています。
しかしほとんど後ろ盾のない子たちの自立には困難がついて回り

ます。いったんは挫折しても再チャレンジしたい、そんな子たちにも

寄り添っていきたいと、2016年度ちばこどもおうえんだんは「こども・

若者未来基金」を設立し、社会的養護のこどもを取り巻く環境や

自立の困難さ、そして「こども・若者未来基金」について知るための
シンポジウムです。



今回登場する講師は草間吉夫さんです。「私が歩んできた道」
 元茨城県高萩市長・東北福祉大学特任教授

 講師:草間 吉夫さん


1966年茨城県生まれ。生後3日から高校まで児童福祉施設で

育つ。東北福祉大学大学院後期博士課程修了。児童養護施設

に5年間勤務後に松下政経塾入塾。児童福祉を研究。48ヶ国訪問。
東北福祉大学教員を経て、2006年3月から14年3月まで高萩市長

歴任。公約実現のため3期目出馬せず。妻・2女1男の5人家族。
PHP研究所コンサルティングフェロー、タイガーマスク基金顧問。
内閣府・厚労省・仙台市・石岡市・富谷市の審議委員、地元私立

高校後援会長、社会福祉法人同仁会など。主著に「高萩市長

草間吉夫の1500日」、「ひとりぼっちの私が市長になった!」など。




草間氏の生い立ちは私生児であり、母親が精神疾患。
そういった物事は真実告知のタイミングが重要である事も同感。

小、中学校時代の寂しさやすさんだ青春時代への道筋。


私生児とは「私が勝手に生まれて来た」という自己否定の
スタートでもあり、生まれてきて良かったのか、親にとって
親類にとって私の存在は迷惑、邪魔なのではないかという

ジレンマ。


でも恩師との出会いや、ポジティブな性格。里親の愛情が
社会的養護下に暮らす子にとってどれほどの自立支援になるか
大人になってよーく理解できます。育ててくれた親によって
その子の人生が180度変わります。その人生に重要な
エッセンスは言霊。そして本気で相対する姿勢。


言霊1、生まれてきてくれてありがとう。
2、君の親はとても優秀で日本では難関な大学出身なのですよ。
3、君の親はとても美しく聡明な女性なのですよ。


姿勢1、本気で心配する、本気で叱る、その子を信じる。


とまあ、私も草間氏の話を聞きながら人生を振り返っていた

わけです。そして思いました。

私たちの時代に養護される子供は貧困、障害が多かったの

ですが、今は、児童虐待が主である事を痛感いたしました。


自然災害に例えられるほど、いつ、どこで、誰が急変し虐待を

行うのか。その被害児童に与える今後の人生の傷跡は果た

して修復可能なのか。人間が招いた自然破壊が起こす益々

甚大化する自然災害と、人間が招いた純粋無垢な社会の宝への

虐待は紙一重なのではないかと。


やはり祈るしかないのでしょうか。今どこかで苦しんでいる

子供たちの心の休まる日が必ず来ることを。



アップ10月10日 南房総市千倉 美しい海でした。


本日も最後までお付きあい頂き感謝致します。
ありがとうございました。