こんにちは。スタッフのJulietです。
庭のお茶花たちが咲き始めました。牡丹は手のひらより大きい!
いつの時代も世代によって考え方が違うのはまぁ仕方のないこと。
その時代の年配になれば「最近の若いもんは〜」となってしまう。
一概に年号ごとにはくくれない。
昭和の時代は長かったから戦争を体験した世代とそうでない世代では教育も考え方も相当違っていた。
平成になって一気にネット社会に突入した。平和であったのかもしれないが景気変動が大きかったり災害も多かったしイラク戦争もあった。
日本に直接関係なかったとしても様々な影響はあった。
息子はそれを楽しみに入学したアメリカへの海外留学体験が戦争のために中止になった。
実際アメリカが戦場になっているわけではなかったので現地の高校では何で中止にするのかと言われたが出発日が開戦の2日後だったということもあり教育委員会も高校も中止せざるを得なかった。
行く場所もテキサス州だったのでブッシュ大統領の地元ということも影響していたかもしれない。
まさかこの平和な時代に戦争が理由で行けなくなるとは思いもよらなかった。
戦後の昭和は激動の時代であったには違いないがアナログ時代であったのでどこかのんびりした感じがあった。人と人のつきあいにも情があったような気がする。
会社でも課内旅行があったり、お花見会や忘年会以外にもテニスやソフトボール、地引網など親睦会が多かった。海外に転勤の人がいれば送別会をやって当日はみんなで成田まで送りに行ったりした。
たった3.4年のOL生活でも盛り沢山であったし不思議と面倒にも思わなかった。
それはまわりの上司や先輩に恵まれていたのかもしれないが会社を辞めて30年近く経ってもそのつきあいは続いている。
今は上司とお酒を飲むことさえ断る人も多く職場以外のコミュニケーションはゼロという人も多い。
職場以外のコミュニケーションが意外と仕事を円滑に進めていくために大事とも思えるのだが、確かにつきあいは大変だ。気を遣う上司や仲良くもない同僚と行くなら友達と行きたいと思うだろう。
今はほとんどの人がスマホや携帯を持っているので待ち合わせも会えないことはないし時間に遅れればすぐに連絡できる。また急にスケジュールを変更したり連絡がつけばそれが可能になったりする。便利なのかもしれないが振り回される場合も多々ある。
令和になってますます様々なことが便利になったり医療も進歩したり車もさらに進化してロボットも一家に一台?の時代が来るかもしれない。
それでも人の心を動かすことや人とのコミュニケーション、信頼関係や慈しみはいつの時代も変わらないはず。
それを信じて新たな時代も平和で穏やかな時代になるように祈るばかりだ。
85歳まで天皇であった明仁上皇は本当に長いお務めであった。それにしても世間では定年だ、第二の人生だなどと言っている還暦間近の年に天皇となられた今上(徳仁)天皇、同じ年代だけに本当に大変なことでご公務もさることながら健康面体力面も気遣われることだ。
そういえば明仁上皇は平成天皇とは言わないそうだ。「〜天皇」は諡(おくりな)であって崩御後の追号であるかららしい。
同じように徳仁天皇は令和天皇とは言わない。
御存命の間は使えないことを初めて知った。
令和の時代 進化や変化があっても思いやりを忘れずに穏やかな気持ちでいられますように。