子供を守れ。児童ポルノ法案で国会が大揺れ
子供のレインコートを買いにマルイへ出かけてきます。
子供を性犯罪から守るための法案して期待されている児童ポルノの改正案が、国会で
激しい議論を呼んでいます。
問題となっているのは、児童ポルノ画像や映像などのファイルを持っているだけで
罰することができる「単純所持」をどのように扱うか、ということです。
日本ユニセフの発表ですと、単純所持の罰則規定がないのは、主要8カ国(G8)で
日本とロシアだけということです。
与党側は「単純所持」を支持しており、「性的好奇心を満たす目的」で所有している
場合には、罰則を科すというものです。
国際社会で日本だけが児童ポルノに甘い態度をとっているのは、国家の信用にかかわる
という意見です。
一方の野党側は「単純所持」の罰則に反対の意向を示しています。
もしイヤがらせのために児童ポルノ画像を送りつけられた人にまで罰則が及ぶのは危険
という考え方です。
どちらも納得できる意見ですが、お互いに歩み取らないと、法案が通らない可能性も
出てきました。
この「単純所持」で人生が破滅しそうになった人がアメリカに実在します。
バージニア州のフリーダム高校の教頭だったTing-Yi Oeiさん(60)は、昨年、児童
ポルノを所有していたという疑いで起訴されてしまいました。
学校の生徒が携帯電話で卑猥な写真をやりとりする「セクスティング」を行っている
ため、調査するよう校長に命じられたOeiさん。対象となる画像を持つ男子生徒を
見つけ、証拠としてその画像を自分の携帯に送るように指示しました。
これがきっかけとなり、Oeiさんは児童ポルノ画像所持の嫌疑をかけられ、起訴されて
しまったのです。
裁判の結果、Oeiさんの無実は証明されましたが、判決までの期間、さまざまな嫌がら
せを受けたそうです。
「単純所持」の境界線について、日本でもさらなる議論を進めてほしいものです。
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