原田 真裕美 さん著



許せない気持ちを抱え込んだまま

人生を彷徨っちゃいけない。


まずは自分が

許されないようなことをしないと誓うこと。

そして自分と同じように

つらい思いをした人を支え、

新たにそういう人が

生まれないように願うこと。

そのために自分ができることをやる。


そうして私たちは

許せないと思っていたことや

許せるようになりたくないことでさえ、

いつか許せるようになっていく。


それはきっと、すべてを許すために

やれるだけのことをやった

自分を許せるようになたということ。



許すと言う事は、とても難しい行為だと思う。


自分自身にゆとりが無ければ、

怒りを浄化し、許す事は出来そうに無い。


でも、許される事を、

自分に置き換えてみるとよく分かる。


過ちを悔いて、許しを乞う時、

本当に大切な人からの許しは、

何よりの力になる。


人は弱い生き物だから、

許しを乞わなければいけなくなる事は、多々起きる。


失いたくない人を、

繋がっていたい絆を、

いっ時の怒りで、断ち切らない様にしたい。


好きだから、許せ無い!!と言う思いを、

好きだから許そう・・・と言う思いに変えて、

穏やかに許せる人になりたい。