久しぶりに青空の下、
青山学院横浜英和中学高等学校の説明会に参加しました。
学校訪問をする日は天気に恵まれているようです。
青山学院大学との提携、そして共学化へと、
ここ数年で大きな変革を遂げた横浜英和中学高等学校ですが、
英語教育に力を入れているという点は変わりなく、
古くからの伝統を、しっかりと受け継がれている様子でした。
説明会では、中1・中2の共学生たちの様子を、
校長先生と教頭先生のお話や、ビデオ映像で伺うことができました。
女子生徒1000名の中に、男子は100名ということですが、
学校生活の中では、徐々に存在感を強くしているようです。
既にサッカー同好会が活動していることも、
これから入学を希望する男子小学生には朗報でしょうか。
とはいえ、ここ数年の入試倍率と入試難易度は急上昇の一途をたどっています。
川崎の法政二中、
都筑区の中央大学附属横浜中、
そして、南区の青山学院横浜英和中学高等学校が、
神奈川県「共学・大学附属校」のトレンドと言えるでしょう。
「手続き率がよいので、繰り上げを出す必要がないです。」と、
入試担当の先生もおっしゃっていました。
(2019年度は、男子1名のみ繰り上げがあったようです)
2019年度入試の実質倍率も、
A日程3.7倍、B日程3.6倍、C日程3.6倍と、安定しています。
合格者の入試得点は国語算数が70%、理科社会で60%といったところです。
「国語は漢字のトメ・ハネもしっかり見ます。算数は大問1,2で満点を目指してください。」
とのことでした。
2010年度入試から面接試験が廃止になり、
合格後に入学者面接を実施されるとのことです。
入試問題改革は、この学校でも見られ、
算数では「長文から必要な情報を選別して解く」問題が、
理科では「現実社会で起こっている問題について、
解決策を自ら思考し、考え出す力をみる」問題を出題している、とのことでした。
教科書や問題集の知識事項の理解に加えて、
「自分の考えや意見をまとめて述べる能力」が、求められています。
柔軟な思考ができるように、常にいろいろなことに興味・関心を持つことが大切ですね。
昔のことなので、記憶が曖昧ですが、
塾講師になって、初めての説明会参加が、
こちらの学校だったかと思います。
「百段階段」久しぶりに上りました。
以前は、途中で振り返ると、蒔田の町並みが見渡せたかと思いましたが…。