主演の深田恭子さんの演技を初めてちゃんと見ました。（本当にドラマ見てないでしょ。専業主婦探偵～私はシャドウもちゃんと見てないです）陰陽師の映画以来カモ。
ドラマみて、なるほど深田さんのファンの方が多いのが分りました。シンプルに演技が上手で美人。どちらかと言うと控えめ。それにつきます。年を重ねて更に綺麗になって演技力もついたのですね。
この「サイレント・プア」は、テーマが社会的な重い話なので、ドラマ全般がやはり重い感じです。完全なハッピーエンドでは無く、課題が一部解決する。我々が抱えている日常に近い感じです。良い事があっても、次の課題がすぐ現れる感じ。だから、ドラマの終わり方も正直暗いです。そのドラマの終わり際から、Perfume「Hold Your Hand」が流れます（最近のドラマはこう言う感じですが）。
この曲が決まった時の番組のスタッフブログに以下のように書かれていました。
ドラマ１０「サイレント・プア」＃2 主題歌はPerfume!ポスターも完成！
http://www9.nhk.or.jp/drama-blog/4310/183317.html
■Perfumeコメント
深田恭子さん主演のドラマ主題歌が二度目なので、勝手にご縁を感じてしまってます（笑）
とても可愛らしい曲なので、深田さんに歌って頂きたいくらいです。（笑）
ドラマと共にこの曲が沢山の人の心に響きますように。
■深田恭子さんコメント
はじめて主題歌を聴いた時に、優しさに包まれている印象を受けました。「私は、その手をはなさい」というドラマのメッセージが、楽曲のタイトルと歌詞にも込められていて、改めて物語の意味を感じ取ることが出来ました。素敵な歌をありがとうございます。
■陸田プロデューサーコメント
Perfumeの歌う主題歌“Hold Your Hand”番組タイトルの『サイレント・プア』は〝声なき貧困〟或いは〝見えない貧しさ〟を意味します。ですが、現代の貧しさは必ずしも経済的な貧しさを意味しません。それは孤独や孤立と分かちがたく結びついているからです。だから「サイレント・プアは自分とは無縁」と言い切れる人は、いまの世の中には決していないのではないかと思います。
そんな、私たちひとりひとりに通じる題材を、どうしたら幅広い年齢層に自分の問題として見ていただけるか。また人生の苦みを凝縮したような物語のあとに、どうしたら明るい希望に満ちた気分でドラマを見終わってもらうことが出来るか。――この二律背反的命題に応えてくれる奇蹟のようなピン・ポイント、それがPerfumeでした。
タイトルが『サイレント・プア』で、主題歌を歌うのがPerfume。一体どういう取り合わせなのか、ミス・マッチではないか、と思われた皆さん、是非ご覧になって下さい。題材に深く絡みついた重さと苦しさを、ポップな歌声が見事に明日に向かう希望に昇華させてくれています。しかもそこに虹のようにかかるかすかなせつなさと、やわらかなかなしみの色。それはまさに深田恭子さん演じるヒロイン・里見涼の姿そのものです。
ドラマのキャッチ・フレーズは「私は、その手を離さない」。
“Hold Your Hand”という曲名を冠した歌詞内容とともに、Perfumeの歌声がこのうえない極上の香りで包み込んでくれました。
転載以上
特にプロデューサーコメントを最初に読んだ時、そうなんだと言う感じだけ記憶に残りました。正直そこまでPerfumeの事を持ち上げるか?的な感じでコメントを読みました。
1回目の放送は録画していますが、最後の“Hold Your Hand”だけを聴いて終わりになっていました。昨日はタイミングがあった事もあり。ドラマを最初から見ました。冒頭に書いたとおり結果としては最後までみた訳ですが、プロデューサーさんが書いた通りの繋がりの曲になっています。“Hold Your Hand”を更に深く感じる事が出来ます。
皆さんもドラマを最初から見て下さい。感じ方が随分と変わりますよ。その時の感情によって同じ曲でも感じ方が変わるのですね。
今回の出演者で山口智子さんが出ていると思ったら田実陽子さんと言う女優さんなんですね。そっくりだ。
