『Princess Masako』。 日本での発売は中止に。 | 日々の yomoyamagoto *

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「プリンセス・マサコ」日本語版出版を中止、講談社

 オーストラリア人ジャーナリストが、皇太子妃雅子さまの苦悩などを取り上げた著書「プリンセス・マサコ」の日本語版の刊行を3月に予定していた講談社は 16日、同書の出版中止を発表した。同社は「原書の明らかな事実誤認に対して、著者のベン・ヒルズ氏が示した姿勢は謙虚ではなく、容認できない」と理由を説明している。

 日本の外務省などは12日、同氏やオーストラリアの出版社に「事実無根の記述がある」として謝罪と訂正を要求する文書を手渡していた。〔共同〕(21:49)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070216STXKF062316022007.html


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本当に発売されるのかと半信半疑であったのですが、遂に発売が中止されてしまいました。


一ジャーナリストとしてそれなりに調べたものを書かれたのでしょうが、確かに日本の文化に対する歪められた認識を持っているとも取れる記述があるらしいです。


ですが、既に海外では発売され、実際に洋書としては日本でも売られているのを目にしました。


著者と講談社の間でこじれた結果、中止となったと伝えられていますが、「外務省など」が抗議したこの流れから見ると、何らかの圧力で発売中止になったと感じざるを得ません。


この中途半端な対応もすっきりしませんが、発売中止になったことで、逆に何か国民に知られたくない事があれこれ書かれているのかと少し心配になりました。


様々な意図があるでしょうが、雅子妃の過去の野球選手のおっかけエピソードだとか、ナイトクラブ?でのツーショット写真等が掲載されているというのも全く無関係ではないのではとも勘繰ってしまいます。


皇室や日本に関する侮蔑的な表現があったのであれば、海外での発売の段で対応しておくべきで、日本での発行のみ禁止して誤魔化したようで、どうも気持ちが悪いです。

(それに侮蔑的な表現があったにせよ、性急な言論に対する弾圧とも見えなくもない。外務省、出版社とも以降どう対処するのかも気になる所です。)

当初あまり読む気は無かったのですが、こうなると読んでみないといけないのではとも感じます。