「なら放っとけば良い」あたい.
「我々は外事課だ、東大の名誉は守らなければならない」男、「で、君への用件だ、彼を追っ払ってくれないか!?」
あたいは思った、冗談じゃない、何であんな面白いモノやめさせなければいけないの!?「最近全然やってないシ、それで良いんじゃないですか!?」あたいは言った.
男、「まあ君の言う通り、そしてそれに至った過程は君の功績が大きいと思っている、しかし我々はそれが全て沈静化し、今後もそれが続くとは思っていない、現在は君の存在がデタランス(抑制力)となっているに過ぎないと考えている」
女、「もっとも民間人のあなたにただでそれをやれとは言わないワ、本年度の予算から対策費として100万円を調達しています、これがあなたへの報酬」
置かれる100万円の束.
男、「今後も続けてくれれば、少なくとも"俺は東大だ"さえやらせなければ、君はその報酬に値する」、ここら辺になると声に勢いが無い、男続ける.「大人の話だが、予算は国の金だ、来年の3月までに使い切らなければならない」
「つまりその100万円を貰ってくれと言う事?」あたい.
「そう言われるとつらいな」、男性.
「良いんですか?校長先生」、ぴっち.
「お金に付いてはね、所詮お役所仕事なんだよ、ぴっち、大人におなり」、校長.
「とりあえずこのままやってみてくれないか!?ぴっち君」、男.
「このまま? このままやれば良いんですか?」、あたい.
「そうだ、このままだ、君の考え通り自由にやって貰って良い」、男.
あたいには理解出来なかった、しかし彼らの中の大人の陰謀を解説してくれたのは次に登場する教授だった.