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🍜 続々・最近食べたものと着た服とか行った場所
熊谷市のシーズン3である妻沼の連載が終わり、あとは番外編を残すだけになった……が、長い記事の後は恒例になった読み切りのこのシリーズをお届けする
ところで妻沼の連載の写真を見るとポカポカと暖かそうな陽気のように思えるが、記事で何度も言及した利根川の向こう側から吹いてくる赤城颪の強風により、体感温度はまるで氷点下のようであった
このことに関しては同行者のみぽぽんさんもコメントをくださったが、体感していただかないかぎり理解できないだろう
妻沼の取材のあとは熊谷市の中心街を取材したのだが、陽射しなどの条件はほとんど同一なのに、利根川っぺりの妻沼ほどは風が吹いておらず一瞬たりとも寒いとは感じなかったし、また、あれほど機嫌の悪かったシャッターは一度も誤作動を起こさなかった
げに恐ろしきは赤城颪……
という前置きが終わったところで、この企画で外せないネタはラーメンだが、僕は基本的に個人経営の店を贔屓しており、工場でスープなどを製造しているいわゆるセントラルキッチン方式のチェーン店は避けるようにしてきた
もちろん、チェーン店のすべてが悪いというつもりはないが、やはり工場で大量生産されたものよりも店のオヤジが心血注いで造ったラーメンを僕は食べたい
とはいえ、チェーン店でも気になったものは食べたくなるのが心情で、近所に店が出来たので「肉そば」が気になっていた「丸源ラーメン」に入ってみた
近所の支店は、何故か商店街のメインストリートではなくその一本裏手の細い路地という、よくわからないロケーションにオープンした
この違和感はマンションと住宅街の真ん中にある越谷の「青木亭」を上回るインパクトがある
ところでこちらの「肉そば」は正式には「熟成醤油肉そば」だそうだが、見た目はさほど醤油っぽい感じに見えず背脂はともかく、もみじおろしに少し違和感を覚える
しかし、大好きな豚バラが乗っているビジュアルには、かなりそそられるものがあった
そのままノーマルで食べてもよかったのだが、ネギのトッピングの魅力には抵抗できず、思わず注文したら山盛りの九条ネギが来て驚いた
うーん。なんとなくお得感あるし、次もネギたのんじゃおうかな。でもまあ、せっかくのネギもスープに入れたら、たちまち縮んでしまうのだが……
ノーマル状態だとスープにさほどインパクトはないが、この店は味変アイテムが豊富なので途中からフライドニンニクと辛味調味料で調節すると、インパクトのある味に変わり飽きずに食べることができた
チェーン店とはいえ、コスパ、内容からリピートはアリだと思った
ところで、ここしばらく牛丼は「松屋」がマイブームだったのだが、ある日「吉野家」の前を通ると、どうしても無視できない新メニューの幟が目に入ってしまい、やむを得ず店に入ってしまった
なんと「吉野家」のくせに価格が千円を越える高級路線の「牛重」である
タマネギの代わりに長ネギというビジュアルを見ただけで、おそらく以前「なか卯」で展開していたすき焼き風の和風牛丼にちがいない……と、想像がついたけれど、あえて高額なメニューにしたところに期待が持てる
思ったとおり使用されている肉も通常のものより上等に感じるが、もしかしたらタレの味が変わったのと、見た目からくるプラシーボ効果の可能性はある。しかし味のほうは十分満足感を得ることができた
ひとつ難点をあげると千円越えという牛丼屋的に掟破りな値段なのだから、もう少し肉の量を多くしてほしい
ということで後半は、いつもの最近のスタイルを……
最初は上から下までヴィンテージのゴリゴリな感じのコーディネート
オフホワイトのトラッカージャケットは1960年代J.C.pennyのブランド、ペニーズ・フォアモスト。ボトムは非常に珍しい植民地仕様の1940年代イギリス軍ジャングルトラウザーズ、靴は1970年代頃のウォークオーバーのサドルシューズである
日本においてサドルシューズといえばコッペパンのようなREGALを連想するのが普通、というかREGALしか思い浮かばないような状況になっている
「したがってサドル=丸っこい」というイメージが定着しているが、こちらの1970年代頃のウォークオーバーは、シュッとした爪先に鳩目が内側と若干ドレス寄りのバランスが気に入っている。ちなみに、この靴は某セカンドストリートで3900円で購入した
お次は1930年代頃のフレンチヴィンテージのジレのスタイル
このジレはコットンのヘリンボーンという珍しい生地が使用され、背中はライトなブラックモールスキンというところが気に入って購入した
インナーのシャツはチャールズ国王も愛用しているターンブル&アッサーのヴィンテージ、ボトムのデニム・ペインターパンツは1960年代Leeの191-Zを履いた
ちなみに、日本においてはペインターパンツという呼称が一般的だが、アメリカではカーペンターパンツと呼ばれている。つまりペンキ屋じゃなくて大工のズボンというわけだ
せっかくロイヤルワラント(英国王室御用達)のシャツを着たので、足元にはジョージ五世のワラントを授かった……
1960年代ドーバーストリート時代のヘンリーマックスウェルのノルウェージャンダービーを合わせた
マックスウェルは、このあと経営者が代わってサヴィルロウのヘンリープールの地下に移転する。その後、経営難からフォスター&サンに吸収合併されブランドネームだけが残ったが、フォスターが倒産してしまったので、現在は誰が商標権を持っているのか気になるところだ
でもまあ、それは気になるだけで正真正銘のヘンリーマックスウェルは、このドーバーストリート時代までと言ってよいだろう
次は所有するヴィンテージ古着でもっとも古いものを使ったスタイル
こちらは1900~1910年頃のロイヤル・イタリアンネイビー、つまり王立イタリア海軍のリネン・オフィサージャケットである。この時代のイタリアはサヴォイア家という王室があったので、王立海軍というわけだ
今から120年も前に造られたのジャケットが、変色や痛みもなく着用できる状態で残されているのは奇跡と言ってよいだろう
素晴らしいのは仕立てで、簡素な造りが多い近代の軍装とは異なり袖のいせこみ、肩のハ刺し、ダーツの取り方などナポリ仕立ての技術がこの時代にすでに確立していることだろう
120年前の名もなきサルトフィニートは、立体を構成するのが難しいプルンプルンのリネンを見事にジャケットのかたちにしている
合わせた靴は1980年代頃のトリッカーズのカントリーシューズである
トリッカーズは僕の足とは木型が合わず今まで買っては足に合わず手放す……を、繰り返していたが、ようやく僕の足のかたちに合致する物を手に入れた
問題なのは、この個体は筆記体時代の古いものだから、おそらく木型が現在とは微妙に違うであろうことで、同一条件の靴を探すのは困難を極めるためトリッカーズはこれでもう打ち止めにしよう
オマケ
少し前にAORと日本のシティポップに久しぶりにハマっていたと書いたが、日本のAORと位置付けられるシティポップには何人かのキーマンがいる。有名どころでいえば大瀧詠一とか山下達郎など
なかでも忘れてはいけないのが寺尾聰のアレンジャーとして知られる井上鑑で、彼がからんだアルバムはたいていカッコいい
懐かしさもあり最近よく聴いていたのが……
阿部恭弘の「we got it !」歌詞をよく聴くと、けっこうセクシーな表現も含まれるのだが「細けえことはいいんだよカッコよければ」という当時のバブルなノリが好きな曲だ
†PIAS†
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