来週はP=1GPですね。今回はどんな作品が選ばれてどんな大会になるのか楽しみです。思えば第一回大会が2008年の秋でしたから、今年で6年。かれこれ25回目を数える歴史あるイベントになりました。

途中、審査員の方々に『こんな自己満の大会に呼ばれる意味が分からん』という厳しいお言葉をいただいたり、『優勝者が賞状もってピースしている写真がピアンタのお客様と何の関係があるのかわからん』という声も真摯に受け止めながら、それでも僕たちの想いだけは変えてはいけないと、さまざま趣向を凝らしながら改善しながら形を変えてやってきました。

何事も最初はこんなことしたいねって始めたことが、いつの間にかやらなくてはいけないことに変わってしまうことがあるので、始めたときの趣旨と意味と価値について書きたいと思います。

ピアンタの強みを語るとき、僕は真っ先にスタッフです、といつも断言してきました。美味しかったという商品に対しての言葉もうれしいけど、それ以上にスタッフの情熱や一生懸命をほめてくださって、それを喜んでいただけることが何よりもうれしかった。

なんでそんなにみんな笑顔なの?なんでそんなに元気なの?なんでそんなに私たちに一生懸命つくしてくれるの?キッチンからのやる気に満ちた返事が美味しくさせるね。などという様々な驚きやお褒めの言葉をいただく度に真のプロフェッショナルの集団もいいけど、僕らの作り出す一体感や、人に喜んでもらおうという気概が束になった時に生まれる空気。これも一つのピアンタらしいプロフェッショナルかもしれないということに気が付いた。

そんなものをより表現出来て共感し、みんなが熱くなれて、みんなで選び、決めた思いのこもった商品をお客様に提供できないかと考えて始めたのがピアンタパスタグランプリ。正確には始めたというより、当時の学生スタッフが中心となって作り出したという方が近い。

第一回目の時は、素人が考えたものをお客様に商品として提供することはほんとに正しいのか。文化祭の延長みたいなノリでお客様に真意が伝わるのかという懸念があった。

ところがそこに向かっていく全スタッフの予想をはるかに上回るやる気とこの大会への意気込み、お客様を思う気持ちみたいなのがすごくて、確か一回目の時は2店舗しかなかったのに25作品のエントリーがあった。改めてピアンタはこういう何事にも一生懸命でピアンタ愛のすさまじいスタッフで成り立っているんだと感じた。そして、それがちゃんとお客様の楽しさに変わるようにとピアンタ新聞もその時にうまれた。

ピアンタのプロフェッショナルの価値ってある特定の一人の能力や技術で生まれるのではなくて、全員のというところが大事だと思っています。100199ではなくて0だという想い。俺はかんけーねーというスタッフや、やる気のないスタッフがいたとしてもそれをほっとかずに火をつけて引き上げ、最後は本気になって良かったという体験の連鎖。学生で調理技術や知識の薄いスタッフでも決勝に残るようにとサポートしてあげるキッチンスタッフや店長の助け合う気持ち。そんなものが優勝作品からちゃんとお客様に伝わるからこれだけ指示されて続けてこられたのだと思います。

何事も継続するのって、そんなに簡単ではないです。なぜなら意味と価値を見失いがちだから。何のためにということを問わなくなった瞬間、惰性の産物になる。そして人は情熱を失います。

これからもピアンタがピアンタでいるために、このピアンタの価値をもっともっと多くの人に伝えていくために、もっともっと多くの街に必要とされ役に立てるように、学生だろうとパートさんであろうと、フリーターでもニートでもみんなが熱くなって取り組むことで必ず多くのありがとうにつながるということを認識し、僕たちがやる気にあふれ、笑顔で楽しんでいる姿が、お客様の楽しい食事の時間に変わり、世の中の活力となるようなそんなことをいつも確認できるピアンタでありたい。                            P-1GP Let`s Enjoy!!!!