昨日、大阪・ザ・シンフォニーホールで開催されたのは、西本智実さん指揮イルミナートフィルハーモニーオーケストラの演奏で三浦祐太朗さんが歌うコンサートでした。
すっごくよかった~。
とっても楽しめました。
夫は、山口百恵さんのファンなのです。
中学高校の頃は、部屋の壁や天井にポスターを貼っていたそうですよ。
私は、多分雑誌の付録かなんだかの西城秀樹さんの下敷きを持ってた記憶があります。
私が初めて買ったレコードはヒデキのなんだったかな~。
百恵ちゃんやあの頃のアイドル、懐かしいですね。
夫がこのコンサートを知ったのは、追加でチケットが販売されてからです。
1階席の前方と後方の間の通路に椅子が増設されていました。
50席足らずかな、追加されたのは。
夫はすごく久しぶりの大阪。
梅田の変わりように驚いてました。
梅田から歩いて会場の方へ向かいます。
途中でランチを食べました。
梅田からちょっと離れてるから、人も少なくゆっくりできました。
食後、会場へ行くと、既に近くの公園で待っている人たちがいます。
まだ時間があるのでカフェに入ろうと思いましたが、誰しも考える事は同じですね。
満席だったので、公園の隣の小さめのグラウンドのベンチに座って待つことにしました。
蒸し暑かったけど、曇っていたのでカンカン照りではなかったので助かりました。
ようやく開場です。
10年くらい前にこのホールには来たことがありますけど、こんな感じだったかな~。
ステージが思ったより狭く感じました。
座席数が2000足らずですので、ちょっとこじんまりした感じがありますが、とても素敵なホールです。
1982年に誕生した日本初のクラシック音楽専用ホールなんだそうですね。
残響2秒という、クラシック音楽にとっては最高の環境を誇っているんだそうです。
そういえば、反響板がずいぶん面白い形をしているなーと思って見ていたのでした。
いよいよ開演です。
初めはオーケストラだけ、その次の曲から三浦さん登場です。
三浦さんは出たり引っ込んだりで、オーケストラだけも楽しめるし、歌も聴ける。
クラシック曲や映画音楽と、百恵ちゃんの曲と違和感ない取り合わせです。
前半の最後3曲が、曼殊沙華・映画「ひまわり」・秋桜と続いたのもよかったです。
歌謡曲をオーケストラにアレンジするのって大変でしょうねー。
迫力もあり、すごくよかったです。
パンフレットを見たら、いろんな方がオーケストレーションをされていました。
曲順も何度も何度も練り直したそうなんです。
西本さんの指揮は生で初めて見ましたが、とても素敵でかっこよかったです。
女性の指揮者のオーケストラを聴くのは初めてかも。
指揮棒は持たずに、キレのある手の動き、目線、そして全身を使っての大きな動き。
指揮者を見るのも楽しいものなんです。
実は、私は三浦さんよりも西本さん目当てでした。
以前から素敵な人だな~と思ってましたので。
夫は、百恵ちゃんの曲を「オーケストラ」で聴きたかったのだそうです。
なので、正直言って、三浦さんの事はあまり関心がなく、、、でした。
山口百恵さんと三浦友和さんの息子さんかーという感じで。
お母さんより優しい歌声だったように思います。
百恵ちゃんはもっと深く太く歌っていたような。
特に、プレイバックPart2とか絶体絶命なんかでは、あぁ百恵ちゃんの歌声で聴きたい~と思っちゃいました。
だからと言って、よくないわけではありません、しっかり歌い上げられていて聴きいりましたから。
お母さんの曲を大切に大切に歌っているのを感じました。
2時間はあっという間で、最後の最後までとても楽しめました。
都度都度、拍手がすごかったですね。
大満足のコンサートでした。