ペトロフピアノ社訪問②ペトロフピアノ工場見学♪ | ペトロフピアノ&チェコを愛する店主ブログ

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ペトロフピアノとチェコ共和国の魅力を発信する専門店ピアノプレップ店主のblog。
ピアノ、音楽、カフェ、雑貨、文化...。港区白金台から自由気ままに綴ります。


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本日11月3日は「文化の日」ということで

大変長らくお待たせしました。。

チェコの都市フラデツ・クラーロヴェーの

ペトロフピアノ社工場をついにご紹介!

 

創業1864年のペトロフ社、今も昔も

フラデツ・クラーロヴェーで製造中。

 

「木の匂いがする」とは同行した技術者が

最初に発した言葉、確かに日本メーカーの

工場を見学した際には感じなかったこと...

木材の削り出しも工場で行っています。

 

 

 

 

ペトロフ特有の歌うようなトーンと

豊かな響きを生み出す「響板」...。

6~7㎝幅のスプルース材を接着して

一枚の板を形成していきます。

 

カットされたGP用の響板です。

 

こちらはUP用の響板です。

 

側面には製造された年月日が刻印、

来たるべき時まで乾燥室で保管...。

 

響板の厚みは約1㎝、たわませて

接着強度等をチェックしています。

 

製作途中の鍵盤蓋です。

 

こちらではGPの脚を制作中。

 

木材を様々な形状に加工できる

機械も導入しています。

 

ここからGPリム(側板)の製作工程を。

 

ご覧のように長い板材に切れ目を入れて

湾曲させる製法はオーストリアのピアノ

ベーセンドルファーと共通しています。

 

両面にも板を貼り合わせて...

 

特殊な装置にはめて熱処理しながら

あのピアノ独特の形状を作ります。

 

おそらくこの装置も30~40年くらいは

稼働しているとのこと、こうした工程も

ペトロフの音色を構成しているはず...

と推測しているピアノプレップ店主。

 

こうして作られた側板、切れ目の穴は

後から同じ木材で埋めていきます。

 

 

さて、こちらは響板裏に取り付ける

響棒を熱を加えて圧着する装置。

 

響棒の取付など各工程を行うごとに

響板は湿度管理された空間で保管、

手間と時間をかけて作られます。

 

ピアノ背面の木材パーツとピン板と

響板があわさって、金粉が吹かれた

フレームの位置決めを行います。

 

駒の加工、フレームのセットを終えて

いよいよ張弦に、1台1台を手作業で

一弦ずつ丁寧に行っていきます。

 

こうして張弦作業が完了したところ、

壁には各モデルのイラストが...。

 

アップライトピアノ側板が取付完了。

 

こちらでは腕木&棚板、底板の姿も。

 

腕木やペダルの天秤棒など木材部品を

加工製作しているところです。

 

成形された木材パーツの数々が...

どこの部品だか分かりますでしょうか。

 

こちらでは塗装を待つグランドピアノ。

 

順に塗装、研磨作業が施されます。

 

さて、続いてアクション関連の作業、

ハンマーフェルト&シャンクを接着。

 

棚板に鍵盤とアクションを設置した上で

ハンマーを植える作業、日本メーカーと

異なって手作業に委ねる工程が多いのが

ペトロフ社のピアノ造りの印象です。

 

こうしてハンマーをはじめアクションの

各部品が綺麗に取り付けられた状態。

チェコ人の手先の器用さ、几帳面さは

日本人気質と通じるものがあります。

 

アップライトのアクション&鍵盤を

整調作業しているところです。

 

整調済みグランドピアノを整音中...

 

フルコンサートピアノの姿も。

 

このように製造されたペトロフピアノは

厚いダンボール箱に大切に梱包され...

 

世界各地のPETROFディーラーに輸送、

もちろん日本・東京はピアノプレップが

正規輸入元として登録されています。

 

ペトロフピアノ社から授けられた証書。

現在ペトロフ本社が製品保証するのは

こちらオレンジ色のディーラーのみ。

ご購入の際はくれぐれもご注意下さい。

 

ペトロフピアノを出荷する輸送トラック。

 

製造する人、調整する人、運送する人。
1台のペトロフピアノが日本に届くまで

実にたくさんの人の手を経ていることが

ご理解いただけましたでしょうか。 



久しぶりに5代ペトロフピアノ社社長

ズザナ・ペトロフォーヴァさんと再会、

日本のお土産と一緒に記念撮影!

お客様はもちろんペトロフに関係する

人たちがみな満足を得られること...
 

それがズザナ・ペトロフォーヴァ社長の

望みであり、弊社の果たす役割です。

 

チェコの街フラデツ・クラーロヴェーで

いまも脈々と受け継がれるピアノ造り、

これもまた大切な文化とみなすことが

できるのではないでしょうか。

 

ペトロフピアノ専門店&輸入元

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