ムジカノーヴァ9月号を読んでいました。
今月の特集は、
「脳科学・発達心理学・医学専門家からのアドヴァイス」、です。
- ムジカノーヴァ2014年9月号/音楽之友社
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その中の、脳科学の古谷晋一先生の記事には、
聴覚の臨界期についても書かれていて、
7歳頃までの訓練が特に重要で、
その後12歳頃までの「感受期」にも、
聴覚に関する脳機能を、発達させやすいのだそうです。
それから、
この時期に、楽器のレッスンを受けた期間に比例して、
幼少期から青年期にかけての、
IQや、学校の成績が良くなることも、
知られているのだそうです。
さらに、
幼少期からピアノを始めると、
言語に潜む様々な情報を、
正しく読み取る能力が、向上するそうなのです。
そして、
幼少期の音楽訓練によって発達した脳機能は、
途中で訓練をやめても、大人になっても保持されるそうです。
また、
やめた年齢が遅いほど、
大人になってからの脳機能が高いことも、明らかになったそうです。
「うわっ!」、と思いますね。
ピアノのレッスンが、
ピアノだけでなく、脳の発達も促しているのなら、
今、レッスンに来ている子どもたちが、
より長くピアノとかかわれるように、と考えて指導することは、
ピアノの先生の、大きな仕事の一つなのですね。
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