”ミッシングワーカー”
この言葉を聞いたことがありますか?
これは、求職をしていない失業者を指した言葉です。
この人達は、仕事をしたくないから求職していないのではなく
独身で、頼る親族がいなく”親の介護”の為に退職した人です。
現在、いわゆる失業者は、推計で約70万人います。
そして、”ミッシングワーカー”と言われている人は推計約103万人います。
その”ミッシングワーカー”の多くが、親の年金や貯金に頼って介護をしています。
その年金が多ければ施設に入居させることもできるかもしれませんが、
全ての人が、条件がクリアすることは殆ど無いと言ってもいいかもしれません。
外出することも殆どできず、誰とも話をしない。
私は、この言葉を聞いて『私も将来、当てはまるようになるかも』そのように思いました。
親と二人暮らし。
ただ、”ミッシングワーカー”と言われている人と違うのは、
姉や妹がいて相談ができる人がいます。
アナタの周りに”親と二人暮らし”の中高年で独身の人はいませんか?
その人は『孤独で苦しんでいるかもしれません』
社会が手を差し伸べてくれることが一番良いのですが、
どしたらいいのか分からない人もいます。
周りの人にできるのは、『孤独にしない』ことです。
特別なことはしなくていいと思います。
顔を見たら『挨拶をする』それだけでいいのです。
現在の政治の動きでは、”家庭で見守り”ですが、それで本当にいいのか?
考え直す必要があると私は思います。
このままでは『働きたいけれど親の介護で働けない』そのような人が増えていくことは
目に見えています。この現状を政治家は知っているのだろうか?