夏になれば必ず歌う、たなばたさま
なんと昭和16年(1941年)に作られた歌です
それだけ受け継がれているという曲もすごいですね。
歌だけでなく、工作や笹に飾り付けなど
色々な方向から保育現場ではアプローチしています。
もうずっと歌っているので
あえて歌詞の意味を考えたこともないかもしれませんが
保育士さんはこどもたちにわかりやすく
伝えてあげられるといいですね
ささのは さらさら
のきばにゆれる
おほしさま きらきら
きんぎんすなご
ごしきのたんざく
わたしがかいた
おほしさまきらきら
そらからみてる
のきば・・・昭和16年ころのおうちには
ありましたが、今はないですね。。。
こんな感じです。
屋根の下でおばあちゃんがお茶飲んでるイメージです
そこにささのはに飾り付けがあるものが飾られている
感じです。
すなご・・・辞書に「金銀の箔を細かい粉にしたもの。蒔絵 (まきえ) ・色紙 (しきし) ・襖紙 (ふすまがみ) などの装飾に用いる。」
とのっています
きんぎんすなごとは
金銀の細かいこなですね
ごしき・・・5色です(赤、青、黄、白、黒(紫)です
短冊に使いますね
こどもたちの短冊はピンクとかもあるかもしれませんが
こんなお話もしてもいいかもしれないですね。
1番のきんぎんすなご
から2番のごしきのたんざく
1番最後の「ご」と2番最初の「ご」がしりとりのようにつながっていて
歌いやすいように作られているともいわれています
子供たちは2番の最初の言葉がでにくいのでそんなお話をしてもいいですね。
また指導要領では
5領域(健康、人間関係、環境、言葉、表現)があります。
たなばたさまの歌ひとつでも5領域の視点から
環境では昔のおうちの様子、おほしさまの話、七夕の行事
言葉ではキラキラ、サラサラという言い方(オノマトペ)
表現では歌、合奏、色の認識
健康、人間関係では短冊にかくお願いごとなど
色々なとらえかたができます
歌を使うことで「音楽」というジャンルを超えて
色々なことを伝えられたらいいですね。
一度にではなく色々なタイミングで
だんだん形にしていくと素敵です。