緑園都市音楽祭2025の余韻冷めやらぬ中、5月11日 ヤエル・ワイス リサイタル開催 ※動画追加
4/18~20横濱緑園都市音楽祭2025では多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
歴史的演奏ともいえる真の芸術を目の当たりにした、
アレクセイ・リュビモフさんのラストコンサート。(短いご報告動画はこちら↓)
安田謙一郎さんと山元香那子さんの、究極ともいえる美しい音色とハーモニー。
魔法のようなテクニックを教えてくださったジュゼッペ・マッシモ・マッサーリアさん。
天啓が降り注ぐような久元祐子さんベートーヴェンチクルス。
横濱緑園都市音楽祭2025での興奮は未だ冷めやらず、少し落ち着いてからから改めてご報告させていただきます。
さて・・・
このような中で、立て続けに5月11日(日)14時より
ヤエル・ワイス ピアノリサイタルを開催いたします。
修理中のスタインウェイB型をなんとかお披露目できるよう鋭意準備を進めております
ヤエル・ワイスさんは、アウシュヴィッツを生き抜いたハンガリー人と
ウクライナのリヴィウ生まれの祖父母を持つイスラエル系アメリカ人ピアニストです。
音楽を通じて人々の心をつなぎ、平和と共感を広める活動を続ける、
現代クラシック音楽界の重要なアーティストの一人として知られています。
演奏動画をYOUTUBEで見つけました。
先週、ピアノクリニックヨコヤマショールームでのアレクセイ・リュビモフ氏の
ラストコンサートを聴いて、真の音楽とは何なのかという事を深く考えさせられました。
リュビモフ氏は、モスクワでウクライナの作曲家の作品を演奏したことで、
ロシア警察によりコンサートを中断されながらも、最後まで弾き切ったことが世界的に話題となりました。
また、長年にわたり国外での演奏を禁じられていた過去もあります。
まさに、命をかけて音楽とともに歩んでこられた方です。
彼の音楽には、その人生すべてが凝縮されています。
あの日、リュビモフ氏の歴史的演奏に、生きている間に立ち会えたという歓びと、
おそらく今後、これほどの演奏に再び出会うことはないだろうという
深い喪失感とが、心の奥で重なり合うようなひとときでした。
言葉にすることさえためらわれるほど、音楽の神髄に触れる演奏でした。
音楽は、世界を変える力がある。
けれども世界を変えるほどの音楽を奏でる演奏家は、そう多くはない。
そのことを強く実感させられました。
そして今回再び、MCSヤング・アーティスツが招聘してくださる
ヤエル・ワイスさんというピアニストに出会い、また新たな期待を抱いています。
アウシュビッツを生き延びた人々の血を受け継ぐ彼女にとって、
音楽は平和への強い祈りと直結しているのではないでしょうか。
人生をかけて、使命感をもって音楽に取り組む人の演奏には、確かに魂が宿ります。
その彼女が、どのような音楽を聴かせてくれるのか。
今から楽しみでなりません。
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2025年5月11日(日)14時開演(13時半開場)
MCSヤングアーティスツPresents
ヤエル ワイス ピアノリサイタル
会場:ピアノクリニックヨコヤマ(リシュモア音楽院)
横浜市泉区緑園1-4-13(TEL 045-811-4580)
※相鉄いずみ野線 緑園都市駅より徒歩5分
お申込みはこちら↓↓↓
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