イエルク・デームス先生のご葬儀(ウィーン)の様子と、お別れ会のお知らせ | ピアノクリニックヨコヤマ最新情報

イエルク・デームス先生のご葬儀(ウィーン)の様子と、お別れ会のお知らせ

先日、イエルク・デームス先生のご逝去に寄せてブログを更新した

ところですが、(2019/4/19ブログはこちら

先週5月10日、代表の横山ペテロがイエルク・デームス先生のご葬儀のため

オーストリア ウィーンに行ってまいりました。

 

 

丘の上にある斎場で静かに始まった葬儀は、

よく共演していたピアニスト パウル・バドゥラ=スコダ氏、

ソプラノ エリー・アメリングなど、今世紀を代表する音楽家たちの顔ぶれがあり、

デームス先生らしい、音楽に溢れる葬儀でした。

 

 

最初に、長年親交のあったヴァイオリニスト ルッツ・レスコヴィッツ氏が

バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ1番アダージョを捧げ、続いて牧師さんのお話がありました。

人生の全てを音楽に捧げ、世界中の人々に喜びを与えたデームス先生の偉大な功績が

讃えられ、悲しみを共にする多くの人々に慰めと平安があるよう、神に祈るものでした。

デームス先生のお人柄がしのばれる、温かく感謝に満ちたひとときでした。

 

デームス先生自作の曲を、ご自身で演奏された録音が流れました。

ヴァイオリン、チェロとのトリオで、曲は私共が開催したコンサートでも

何度も演奏してくださった『夕べの鐘』と、『星降る夜(トリオ版)』

そして、バッハの半音階的幻想曲とフーガでした。

 

ご本人の演奏なので、あたかもその場で弾いているかのような錯覚にとらわれ、

涙がとまりませんでした。皆で心からデームス先生を偲び、お別れしました。

 

丘の上へ上へと棺を運んで歩き、参列者も列をなして長い道のりを歩きました。

 

 

美しいウィーンの街が見渡せる丘の頂上に、

デームス家のお墓がありました。

ご両親の棺の上にデームス先生が眠る棺が置かれ、
参列者みんなでお花を手向け、そして天国へと旅立つデームス先生をお見送りしました。
 
 
はじめてお別れという実感が湧き、寂しさがこみ上げました。
 
 
葬儀の前後に、自宅にも訪問しました。
何も変わらないままのお部屋に、変わらず大切に飾られている写真。
14歳で、ウィーンでソロコンサートデビューをされたときのプログラムです。
 
 
若き日のデームス先生。
 
 
天国で、素晴らしいヴァイオリニストのお母さまとともに
素敵な音楽を奏でられていることと思います。
 
 

日本での最後の演奏となったのは、ピアノクリニックヨコヤマ主催の90歳バースデーコンサートだったそうです。

➡2018/12/2~6 イエルク・デームス4日間のフェスティバル

 

今週5月17日(金)、サローネ・フォンタナの主催で

お別れ会がとりおこなわれます。

日本ラストの演奏となった90歳バースデーコンサート(戸塚さくらプラザホール)の録音を

流して頂けると連絡を頂いています。

 

日本でも最後のお別れがしたいという方は

たくさんいらっしゃると思います。サローネ・フォンタナのお別れ会ご案内はこちらです。

 

日時:2019年5月17日(金)14時(開場13時半)~18時まで献花受付

会場:サローネ・フォンタナ(小田急線成城学園駅より徒歩5分)

※平服にて。花を一輪お持ちください。