最近、時折目にする
『たまごっち』…
ご存知ですか?
最初は、キーホルダーゲームのような大きさで、
画面内で、タマゴをかえして、ひよこを成長させるゲームでした
最初、流行ったころの話。
ちびっこの生徒さんは、レッスンに来ると、
ポケットから『たまごっち』を出して、私に預けるのです
ポケットがゴソゴソして、ピアノに集中出来ないからだと思いますよね
いやいや…
そうではなくて、
自分のレッスン中の
『たまごっちのお世話』を頼んできたのです
始めは、そんなに操作しなくてよいのだろうと簡単に考え、
「どうするの?」
とやり方をきいて預かっておりました
ところが、ところが。
レッスン中、
何度もピッ、ピッ…
と『たまごっち』が何やら要求してくるのです
トイレだ
ご飯だ
という訳です
挙げ句の果てには、
「先生。私のたまごっち運動不足でご機嫌悪いから、運動させて…」
ときました。
さすがに、レッスン中ですから、そんなことに中断してはいられません
最後は、無視しておりました。
なんとか、その日のレッスンを終えて
『たまごっち』の持ち主に丁重にお返ししたところ、
なんと、『たまごっち』が変化しておりました
「あっー」
と叫んだちびっこの生徒さんと一緒に覗いた画面には、『おやじ顔』のキャラクターが動いていたのです
変なものに変化してしまったと思った私
「ごめんね」と
とっさに謝りましたが、
彼女はニコニコして
「あっおやじっちに成長してる」…
よく聞くと、
彼女、おやじっちに成長させたかったらしく、
ご機嫌で帰って行きました
今でも時折、
『たまごっち』の絵を見るとその日の修羅場を思いだします
もちろん、その日の最後に
「ピアノのレッスンの時は、お家で留守番してもらってね」
と、ひとこと付け加えておきましたが…
『たまごっち』…
ご存知ですか?
最初は、キーホルダーゲームのような大きさで、
画面内で、タマゴをかえして、ひよこを成長させるゲームでした
最初、流行ったころの話。
ちびっこの生徒さんは、レッスンに来ると、
ポケットから『たまごっち』を出して、私に預けるのです
ポケットがゴソゴソして、ピアノに集中出来ないからだと思いますよね
いやいや…
そうではなくて、
自分のレッスン中の
『たまごっちのお世話』を頼んできたのです
始めは、そんなに操作しなくてよいのだろうと簡単に考え、
「どうするの?」
とやり方をきいて預かっておりました
ところが、ところが。
レッスン中、
何度もピッ、ピッ…
と『たまごっち』が何やら要求してくるのです
トイレだ
ご飯だ
という訳です
挙げ句の果てには、
「先生。私のたまごっち運動不足でご機嫌悪いから、運動させて…」
ときました。
さすがに、レッスン中ですから、そんなことに中断してはいられません
最後は、無視しておりました。
なんとか、その日のレッスンを終えて
『たまごっち』の持ち主に丁重にお返ししたところ、
なんと、『たまごっち』が変化しておりました
「あっー」
と叫んだちびっこの生徒さんと一緒に覗いた画面には、『おやじ顔』のキャラクターが動いていたのです
変なものに変化してしまったと思った私
「ごめんね」と
とっさに謝りましたが、
彼女はニコニコして
「あっおやじっちに成長してる」…
よく聞くと、
彼女、おやじっちに成長させたかったらしく、
ご機嫌で帰って行きました
今でも時折、
『たまごっち』の絵を見るとその日の修羅場を思いだします
もちろん、その日の最後に
「ピアノのレッスンの時は、お家で留守番してもらってね」
と、ひとこと付け加えておきましたが…