8月15日

74回目の終戦記念日です



毎年、このブログでご紹介しています

飛び立つ前の回天特攻隊員の

家族に宛てた遺書を今年も掲載

いたします。



平和がどんなに尊く有難いかと

という事を感じながら

お読みください。





お母さん、私は


後3時間で祖国のために散っていきます。



胸は日本晴れ。


本当ですよお母さん。


少しも怖くない。


しかしね


少し寂しくなってきました。


それは、今日私が戦死した通知が届く。




お父さんは男だから


わかっていただけると思います。



が、お母さん。


お母さんは女だから、優しいから


涙が出るのでありませんか。


弟や妹たちも兄ちゃんが


死んだといって寂しく思うでしょうね。



お母さん。


こんなことを考えてみましたら


私も人の子。


やはり寂しい。
 

しかしお母さん。



考えて見てください。

 

今日私が特攻隊で行かなければ


どうなると思いますか。


戦争はこの日本本土まで迫って


この世の中で一番好きだった母さんが


死なれるから私が行くのですよ。


母さん。



今日私が特攻隊で行かなければ


年をとられたお父さんまで


銃をとるようになりますよ。


だからね。


お母さん。


今日私が戦死したからといって


どうか涙だけは耐えてくださいね。


でもやっぱりだめだろうな。


お母さんは優しい人だったから。
 

お母さん
 

私はどんな敵だって怖くはありません。

 
私が一番怖いのは、母さんの涙です。