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「 寝起きに特に首が痛いの。」
「 パソコンを長時間 見てるともっと痛い。」
「 後ろを振り返ろうとした時も痛いんだよね。」
いや、もっと言うなら
『 こうやって座っているだけでも、頭の重さがそもそも辛い!! 』
そう言って、
首を手でおさえながら来店した、60代女性。
ここに来る前、
長引く痛みで整形外科に行ったら、
『 首の5番と6番の骨の間が少し狭くなってる。』
『 原因は加齢ですね。』
『 でも手術をする程ではないよ。』
そう言われ、痛み止めが処方された。
いわゆる加齢からくる頸椎症という診断だったらしい。
そして提案されたのは、
1. 薬
2. 手術(今後 酷くなってきたら)
3. 筋トレやストレッチ
これら3の対症療法。
( 対症療法=病気の原因をのぞくのでなく、あらわれた症状に応じてする治療法 )
『 手術や痛み止め以外に出来る事ってない? 』
『 ただ加齢って言うんじゃなくて、原因と対策を教えて欲しい。 』
そんな想いでのご来店でした。
僕も病院勤務している頃、
「手術の前にお会いたかった。。」
常々そう思ってたので、今ここで関われるのは凄く嬉しい
首の悩みで来店される方々は、
・頸椎症
・頸椎(椎間板)ヘルニア
・ストレートネック
・スマホっ首
・寝違え
こんな診断を過去にもらっていたり、どこぞの誰かに言われて気にされている方が多いです
どれも "首が悪い"かのような名前ですね
さぁ、首の役割 を考えていくと、首は被害者っていうことの原理、そして改善策がみえてきます。
こんな感じで、どれも正解と思いますが、
とりわけ僕は"姿勢や動作の専門家"ですから、そこに焦点をあてて解説していきます
そもそも背骨は24個。
そのうち、上の7個を頸椎と呼ぶことに、過去の人間が決めたもの。
改めて見ると、首はドコからドコ?
24個の背骨の上。
頭には、目・鼻・口・耳などの色々な感覚器があります。
ヒトが何かをしようと思った時、これらの感覚器を対象に向けなければなりません。
たくさんの感覚のうち「見る」に焦点をあてて話を進めます。
目線より上にある何かを見ようとした時、
背骨は反る必要がありますね。
仮に、30°くらい上を見るには、背骨は全体で30°反る必要がありますね。
下の方向にある何かを見ようとした時、
背骨は丸まる必要がありますね。
仮に、30°くらい下を見るには、背骨は全体で30° 丸まる必要がありますね。
もし目の高さ( =0° )を向いているのに、
背骨の下の方が30°丸まっていたら、
目の高さ(=0°)を維持するために、首は30° 反らないとなりません。
もし30° 下を向きたいのに、
下の方が30°反ってたら、
首は60° も丸まらないとなりません。
まず
背骨の役割は、顔を対象物へ向けること。
そして
首の役割は、首より下の背骨(胸椎や腰椎)がどんな格好でも、顔を対象物に向けること。
首に不調があるという事は、首に余計に負担がかかっているという事は言うまでもないです。
それは首より下の背骨(胸椎や腰椎)とのチームワークの悪さ、つまり背骨全体の不調和を 首が補っている状態と言えます。
例えば、
腰の丸みを補って、首の反りが過剰な状態。
この方に対し、
『 首の反りが強いので、首のカーブを治しときました。』って事があったとします。
マッサージでも、ゴッドハンドのテクニックでも、手術でも、手法はなんにせよ。
するとどうでしょう。
結局、不調和。
本来の目的を果たせないので、元に戻る。
もしくは別の箇所を痛める。
なので、首が悪いとされる...
・頸椎症
・頸椎(椎間板)ヘルニア
・ストレートネック
・スマホっ首
・寝違え
首より下はどうなってる?
本人が気づいていないクセはない?
24個のうち、
動かしやすい所と、そうじゃない所は?
動かす感覚がハッキリしないのは?
と、背骨全体の協調性にもフォーカスを向けていくことで、首ばかりに行ってきた治療とは大きく異なる結果を残せるんです
でもこれらは無意識のクセ。
本人は気づかずに、100人100通りに、それぞれの動きを選んでいます。
むしろ、均等に動かしているつもりだったり、反ってるつもりないのに反ってたりします。
特に背中や腰なんて意識さえ向けられない方も
こちら、
女性の施術風景(1分動画)です。
動画の中で行っているこのチェック方法。
セルフチェック法として、とても有効なので是非やって見てください
特にデスクワーク(下向くと辛い)方に向いてるCheck法
① 仰向けに寝転がって、床に背中がちゃんと着いているかを調べる
※背中や腰が浮いてる方は要チェック。普段から反るクセがあるって事。
施術後はみんな床に体を預けられます
② 膝を立ててまた調べる
※腰や背中が少し床に預けられたことを、腰や背中で感じ取る事が出来ますか?
② 膝と膝の間を、頭を持ち上げて覗きます
※背中や腰の骨も協調して丸まれば、背中で床を押すような感覚があるはず。
首ばっかりに負担を感じたら、頭を持ち上げる(下を見る)のに首以外が参加せず、首に負担をかけ続けていますね。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!