札幌駅前 整体・Conditioningサロン 、理学療法士による施術のPhact ふぁくと公式ブログです!!
今回ご紹介するのは、
十数年前に左股関節を人工関節に手術した、札幌 北区の60代 女性。
手術から十数年。
反対の股関節の違和感が徐々に痛みに変わってきて、整形外科に行ったが『 レントゲン上は問題ない 』と言われたらしい。
「 かばってるから負担が大きい 」
とは言われたものの、治療の必要はなしと。
『 それでも不調はあるんだし、このままほっておいていいの!? 』と色々と調べ、
Phactふぁくとにたどり着いたという出会いでした♪
今回は動画。
歩く途中の右足支えの不安定感が、1回→2回→3回目の施術で変化し、不調も軽減していった様子をお伝えしようと思います。
どれも右足支えの瞬間です。
1・2・3と、なんとなく安定していってますかね??

まずは、
来店時の歩き方を見てみましょう。
手術をされたのは左足。
でも右足が着く瞬間、骨盤が右側にブレるのが確認できます。
なんとも辛そうです。
右足での支えの瞬間

① 左の股関節に体重をかけるのを嫌うように、背中を右にカーブ
② 右骨盤を持ち上げるようにして左右のバランスを補償
>これにより、右足の土台から右が上がるように傾いて
③ 右のおしりの外側を使って、倒れた柱を支えている
(>左股関節をかばうような、腰部は右に胸腰椎移行部から左へ立ち直る脊柱と、右仙腸関節での代償パターンにより生まれた機能的脚長差(右>左)を、中・小臀筋が固定的に収縮することで、右下肢軸を外側に倒し、外側ラインを活性化して安定化を図っている。これにより殿筋群に局所ストレスが集中、右下肢立脚(中)期に著明な筋痛を認めている。
こうしたかばうクセの期間も長く、
確かに骨盤自体の左右の差(仙腸関節部の変形)や、座ってても同じような背中の使い方が馴染んでいましたが、右足の内側を使った支え方を施術やワークを通してお伝えしていくと、おしりの「 不調を感じない 」「 あれー?何が違うの? 」となりました 。
【 初回 施術前後の動画 】
普段歩くときから、楽に支えられる方向へ意識することで、それが好循環をもたらし次第に骨盤の左右差までも軽減してきました。
現在、3回のセッション(週1回毎)を終えました。
歩き方がこんなに変わり不調も大きく軽減していきました。
左:初回評価時
中:2回目施術(1週後)後
右:3回目施術後(2週後)
ご本人も、
「 病院ではなんともないからする事がないと言われ、左の股関節と同じように悪くなるのを待って、手術する運命なのかと思っていたけど、違う!っていうことが分かってきて嬉しい、安心した(^^) 」と笑顔です。
いまは、
長い距離を歩くと同じようなクセが出てくるので、「耐久性」というテーマに移行し、股関節を忘れて旅行に行けるよう準備中です!
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