札幌駅前 整体・Conditioningサロン 、理学療法士による施術のPhact ふぁくと公式ブログです!!
今回は、
『 昔からの内股、O脚を改善したい。 』
『 おしりを振って歩いているとよく言われる。 』
という、
お母さんからのご紹介で千歳から来店頂いた、10代 女性 Aさんの施術改善例のご報告です。
まずは
1回施術前後の写真をご覧下さい!!

今回は、
『 歩き方 』に焦点を当てて動画を使って説明しました。
撮影条件が若干あいまいなんですが、まぁ なんかいい感じに見えますかね(^^)
歩き方については、
ブログの後半で動画を使って説明をしていこうと思うのですが、少し解説をしてからにしたいと思います。
ついつい、
内股・O脚なんて言うと、気になる股関節だけ・膝だけに意識が向いてしまうと思うのです。
しかし、実際には股関節だけ・膝だけが改善されることはありえません。
なぜなら
骨盤 – 股関節 - 膝関節 - 足首 - 足裏は、連動して互いを支え合っているからです。
荷重連鎖と言います。

骨盤が後ろへ傾くと、
太ももは外側に捻れ、すねも外側に開きます。
いわゆる、"がにまた"では、骨盤は後ろへ倒れます。
骨盤が前へ傾くと、
太ももは内側に捻れ、膝は伸ばしきってロックし、内側を向く事になります。
いわゆる、"うちまた"では、骨盤は前へ傾いている訳です。
そのために、
内股姿勢を整えたいAさんの場合、こうした骨盤の動き~足部までの一連を分析・調整する必要があるということになります。
そして、
『 おしりを振ってしまうような歩き方 』は、こんな足〜骨盤/腰までの一連の動きの左右差が原因でした。
【 動画内 】
右足体重の瞬間・・

一方
左足体重の瞬間は、

一連が内側に入ってしまうことを、全身で代償しています。
このために、
左右での足の着き方に差が生まれ「 おしりを振っているように見える 」ようでした。
そこで、
骨盤~足部のうち、どこがきっかけになって内側を向いているかを診ていくと、仙腸関節の動きに著明な左右差を見つけました。

仰向け姿勢の中で、
足先から外側へひねるように力を加えた際、右足は骨盤までひねりがついてきてくれます。しかし、左足はそれに抵抗するように動きがとまる部分が数カ所。。
骨盤内の仙腸関節と膝。

ここを、足からの一連との繋がりを確認しながら調整すると・・

一連の動きに改善がみられました。
そうした一連を考慮した施術後の歩き方は・・・
2分強の動画で、歩きの左右差や解説つき
※注 音が出ます
内股だから股関節。
O脚だから膝。
という単純なものではなく、
全体や繋がりを意識できるようになる事が解決への糸口になりますし、こうした分析は、理学療法士の専門分野です(^^)
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最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!