札幌駅前 整体・Conditioningサロン 、理学療法士による施術のPhact ふぁくと公式ブログです!!
『 昔から左足が短い感じがして、慢性的に腰がいたい 』
と利尻から 50代 男性の方がブログを見てご来店いただきました。
『 マッサージに行ったけど、良くならない。 』
『 足のせいで体が歪んでいる感じがする。 』
とも話されていて、
『 まずは少しでも楽になれば。 』との想いでご来店頂きました。
◎ 施術前の姿勢分析

左足の短さ(D)の分、左骨盤が下がり腰も左カーブ。
そのちょっと上あたりで反対にカーブし、全体のバランスをとりあっています。
結果、
左腰の筋肉(図:赤線)が頑張り続けて痛みを感じているようでした。
そして、こうした背中のクセは座った姿勢にまで影響します。

立ち姿勢のときの背中の使い方に似ていますね!!
(座ってても痛むことがあったのはこのせい?)
◎ そこで・・
まずは【 腰の痛みが左足の短さに影響を受けていること 】を実感して普段のケアに繋げられるように、「 左足だけスリッパで高さを補うと、腰の負担が減る 」ことを施術前に体感して頂きました。

左図 : 左が短く腰に影響
右図 : 左の高さを補うと腰の影響がなくなる の図
そして
左だけスリッパのまま、左肩甲骨を右足に向かって動かすセルフケアを行い、これまでのクセの中では使えない背中と肩甲骨の動きを引き出します。
(どこを土台に肩甲骨を動かすか、で背中の使い方が異なることを利用しています。)
これだけでも腰が半分くらい楽になったとのことです。
そして『 足の影響で腰に負担って、こういうことだったのか!! 』と、なにか感じたような感想をもらいました(^^)
◎ それから・・
体を触らせて頂くと、
・左の腸腰筋と大腰筋の間に癒着があること
・骨盤の中にある仙腸関節の動きが固いこと
それらが
『 左足の短さを助長していること 』が分かりました。

(腸腰筋間の滑動性が低下、左仙腸関節カウンターニューテーションの動きに固さを認めた。左下肢荷重時、骨盤の相対的前傾位に誘導され機能的脚長差を助長。実測では5mm程度の大腿長の左右差あり。)
◎ まずはココを仰向けで施術・・

別の方の施術時のイメージ写真ですが、
こんな感じにココの筋肉や関節の状態を感じ、周辺を動かしながらソフトに行います。
施術後は、
『 左股関節が詰まっていたのが解放されて、腰から先が伸びた感じがする 』
そのまま立って見ると、
『 さっきスリッパを履いた感覚に似てる!腰が楽!! 』
『 こうやって立てばいいのか~~ 』
と感想を頂きました。

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こうした流れで施術する事で、
腰の痛みの原因と足の使い方の関係をお互いに確認できました!!
そのあとは腰のクセから影響を受けていそうな、肩甲骨や首周りのクセも緩め調整していきました。
帰るときには、
『 痛みが取れた 』のに加えて『 普段のケアの仕方も感覚的に分かった 』と、とってもいい笑顔を頂きました(^^)
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最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!