札幌駅前 整体・Conditioningサロン 、理学療法士による施術のPhact ふぁくと公式ブログです!!
現在、
お客さんから「ホームページがあった方が、店ってちゃんと分かるからいいよ!」と言われ、作成中です。
そこで改めて、
「自分の得意な事を簡単に言うとなんだろう」、「お客さんが満足して、紹介をしてくれる強みはなんだろう」って考え直す機会に。。。
ちょうど理学療法士向けに(内輪ですが)、講師をやる機会にも恵まれ、改めて色々自分を見つめながら、施術していた訳です。
施術内容については、
他店と違って『1人1人の状態に合わせて手技や治療概念を選択する』っていう所なので、一言で言えないのは前々からの悩みでしたが。
そんな中、
自分の中でちょっと腑に落ちた一例があるので、ご紹介しようと思います。
(同業の方もたくさん見ていると聞いてますので、どうぞご参考に。)
出た結論は、
『 1人1人のご希望や体の状態に、プロとして向き合う。 』です。
当然でしょ~って感じですよね??
まぁまぁ、最後までお読み下さい。
そして今回は
色々な視点で書いていくので、ちょっと長くなるかと思いますので、ご覚悟ください。
事例はタイトルの通り、
『 いつも腰が痛くて太ももの外側に張りが・・ 』という30代女性のご報告です。
結論から言うと
当然、痛みが取れて楽になった訳ですが、そこは分析・技術力の話。
初回カウンセリング時に、上記の症状をおっしゃっておられました。
ラフな感じのトークの中で、
・いつからですか?
・ご自分では何が原因と感じますか?
・ご自分ではどんな感じに対処してきましたか?
こんな事までお伺いしていきます。
実は、
お店に入って来られた時点で、おおよそ腰の痛い部分や原因の検討がついていました。
姿勢パターンはこんな形だったので、
ここ(緑◯)かな?という感じ
なのに何故聞くか?です
僕が分析する客観的な姿勢分析と、ご本人がどう感じているかの確認。
そのズレなんかも確認して、
それをご本人どう伝えるのが分かりやすいか、作戦を練るために聞くんです。
そして痛みを取りたいのは、
『 もうすぐ旅行に行くから。その時たくさん歩くから、痛みが出ないように 』というご希望があることが分かりました。
ただ痛みを取れたらOKでなく、旅行中に痛みを出さない
っていうのが、ご本人の本当のご希望だったようです。
そこに向けて、施術・説明の流れを考えました。
施術で、
体がどう変化し、旅行歩く時にどう意識するか?
これが分かりやすく伝わるように考えます。
具体的には、
まっすぐ立った時の背中
無自覚に
腰あたりで右凸のカーブで立つクセ
右足に体重移動
当然、パターンを強めて右足体重に
左足に体重移動
あれ?
左足体重なのに、まるで同じ背中の使い方。
こんな背中の使い方で、腰の一点にストレス集中 ⇨ 痛みが出ていたんです。
『 歩く 』ということは、
右足体重 ⇄ 左足体重の連続の動きです。
この方には
旅行で歩くなか意識がしやすいよう、足裏に当てはめて伝えていきました。
先ほどの左足体重
この背中の使い方では、足裏は外側しか使えません。
これを、足うらで自覚してもらいます。
『 だからココが痛かったのか~~ 』
となりました。
そして施術後の左足体重
同じ背中の使い方のまま左に傾いている施術前とは異なり、逆の背中の動きが引き出されました。
そして
施術前に意識を向けて頂いた、左の足裏。
内側に体重がかけられるようになり、背中の使い方の変化も実感頂けました。
これで、
旅行中は左足の内側をしっかり使えるように「こんな感じで意識」して下さい!!
に辿りつけました。
『 ただ痛みをとった 』のと、
『 旅行中に痛くならないよう、施術した 』の違いは、こういう施術前からの流れの事です。
長くなりましたが、
これが
『 1人1人のご希望や体の状態に、プロとして向き合う。 』
という、僕の施術スタイルです(^^)
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長文
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました!!