閉塞の磁場 ５

「一年と言う時間だけ」
を永遠に繰り返す
「小石川植物園」

その囲いには
「閉塞の磁場」
が存在します。

更に通い、小石川の植物を中心に僕は撮り続けました。
そして、ある日僕は気がついたのです。

「僕は花木を撮影しているのではなく、小石川を撮影しているのだ」
と・・・いや・・・
「小石川に撮らされている」
と言うことに気がつき始めました。

５年間も通い続けたからでしょうか？
「閉塞の磁場」
が僕を受け入れるようになった・・・
のかも知れません。

二年前の
「カオスの季（とき）」
を開いたころより、僕は小石川を
「撮る」
のではなく
「撮らされる」
ことになったのです。

そこには、カメラマン南雲の意識は存在しません。
僕はシャッターを押すだけです。
もし意識があるのならば、それは
「閉塞の磁場」
の
「意識」
であります。

「僕が写した」
のではく
「写真に写ってしまったモノ」

「閉塞の磁場」
カメラマン南雲が、その写真を皆さんに公開する時が来たようです。


このテーマ、終わり。

南雲賢

僕の撮った写真は、 サイト「フォトナ」で観ることが出来ます。
そして、掲載されている５０００点以上の全ての写真・イラストを無料でダウンロード、皆様に使用してい ただくことが出来ます。
「フォトナ」サイトは、こちらからどうぞ。
http://www.photona.net    
「フォトナ」のグルっぽを立ち上げました。
http://group.ameba.jp/group/5kEroXCV5Iy8/    
「小石川植物園」のグルっぽも立ち上げてみました。
http://group.ameba.jp/group/sNl9PGyVmHXk/    
皆様のサイトへのアクセス、そしてグルっぽへの参加、お待ちしております。


サイト「フォトナ」より　　小石川植物園　月　カラス