最悪の局面を迎えたギリシャとユーロ | 53歳 おっさん社長の日記

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このブログはもう8年ぐらい前から書いております。タイトルも入れ替えて、月に数回書いていきたいと思います。コメントは放置でしたが今後は書くようにしたいと思います。

テレビで散々煽っていましたよね。ギリシャがユーロ離脱という『最悪の選択』が回避されたって。。。


相変わらず、マスコミは酷いです。


http://www.youtube.com/watch?v=RcilxJDUsJo&feature=relmfu


気になれば、上記の対談を見てくださいませ。


このお二人の対談が100%正しいとは言えませんが、でも、経済に関してはマスコミとは全く別の論調です。


私は、ギリシャに関していえば、本来は一旦ユーロを離脱した方が経済復興が早くできたと思います。


理由は、うみを出すに限るという単純な発想です。ですが、人間のやることは単純な発想の方が基本的に上手くいきます。


どうしてかといえば、複雑な思考には前提条件が沢山あるのです。つまり、その前提条件が沢山あればあるほど、一つでも大きく狂うと全く違った結論を迎えてしまう可能性があるというわけです。


ビジネスでもそうで、パッと聞いた時に面白うと思えば、上手くいく確率は高いと思います。


私が、知っている限り、アスクル、ユニクロ、アップルなど、面白そう!参加したいと思うようなビジネスは当たるのです。


ギリシャは、千載一遇のチャンスを逃がしたので、これからもユーロとずるずるとおつきあいしていき、国民がどんどん貧しくなっていってしまうという悲哀を味わうこととなります。


現在の失業率は22%前後だそうです。1930年代の大恐慌の頃の米国の失業率が25%です。ほとんどそれと同じレベルになってしまいました。


セイフティネットもここまで来ると働きませんから、本当に食えない、飢える人々が沢山でてきそうです。


次はスペイン、さらにイタリアと欧州は債券を持ち合っていますので、どこか弱いところが崩れるとずるずるいってしまう可能性が高いと思います。


バブル崩壊後は日本と全く同じ道をたどると思います。つまりは、20年ほどどん底を味わうことになります、


ギリシャは農業と観光と海運しかありませんので、バブル崩壊からの復活には時間が寄りかかりそうですね。


さて、お次は中国ということになるでしょう。すでに崩壊の足跡は聞こえてきています。


戦争に逃げるのか?それとも内戦が起きるのか遅くとも2015年には結論が見えていると思いますね。


日本は一番良い位置にいるのですが、政府がこれでは。。。我々が頑張るしかありませんね。