工場萌えの写真を撮ろう! 〜山口県周南市徳山〜 | 旅するカメラ

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博多初の新幹線に乗って徳山駅に入る時、いつも海側に広がるコンビナートの光が見えて来る。
ちょうど冬場だと朝の7時前、日が昇り切る前で少し薄暗い中に浮かび上がる工場の光は近未来を描いた映画のセットの様で非日常的な光景に写る。
そんな山口県周南市徳山のコンビナートの写真を撮りに行ってみたのだ。

3年程前に書店で『工場萌え」』の写真集を初めて見たときは「なんじゃこりゃ?」と思っただけだったのだが、
まさか自分が工場の写真を撮りたいと思う様になってしまうとは・・・人生何が起こるか分からないものである。


まずは徳山港から船に乗って回天記念館 を訪れた際、徳山港へ戻る船の上から見た徳山の工場達。

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ふわー、なんだかカッコいいかも!!
昼間の工場もすごいぞ。


と、ワクワクしながら一旦ホテルへチェックインへ向かう。
今回泊まったのは徳山駅から徒歩3分程の場所にある「ホテルルートイン徳山駅前」。
ネットで調べた中で部屋が奇麗だった事と、最上階に大浴場を完備していると言う事が決め手になってチョイス。
どうしてもビジネスホテルのお風呂はユニットバスだからゆっくりとお風呂に入る・・・と言うのは厳しいもんね。
最近のビジネスホテルにはこうした屋上に大浴場がある所が多いので本当に助かるわ。そう言えば長野県の松本市で泊まったホテル「ドーミーイン松本」の大浴場は温泉だったし。

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部屋の中も奇麗。
最近のルートインもなかなかヤルわね。

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しかし素晴らしい所は部屋の中だけではないのだ。
その窓の外の風景が・・・





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おおー!
徳山の工場群と新幹線が一望できる素敵ルームではないですか。

こりゃ夜は部屋の中から写真が撮れて楽かもw



と、暗くなるのを待つ。

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部屋の中からで十分すぎるかも~。

ただ、ホテルの窓に三脚たてて外を写しているとなんだか誤解されそうで怖いわw



もう少し工場へ近づいてみる。
夜の工場は本当にキラキラ奇麗。

ただ、工場の中は勿論立ち入る事は出来ないし、工場の周りと言うものは暗く人通りが少ないものなので無理はしない。自分の身の安全は自分で守らなくては。女の子は一人で工場の写真を撮るのは控えた方がいいかも。(って、あんまり女の子は一人で工場の写真を撮りに行ったりしないか。)


今回はちゃんと三脚を持って準備万端。
シャッタースピード30秒の長時間露光。
目の前に見えている色合いとは違う写真が出来上がるので不思議で面白い!



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場所を変えて海の向こうに見える工場群。
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更に晴美埠頭側へ移動

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ほほう~。
近くで見ると更に奇麗かも~。


と、ここでホワイトバランスを変えてみようと言う事に気付く。
蛍光灯の補正を使ってみたよ。


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きゃーっ♪

同じ位置から同じシャッタースピードで撮ったのにこんなに印象が変わるなんて!!
写真って面白いわ~。


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ロケットの打ち上げ台に見えるよw


もっともっと設定を変えて撮ってみたら面白かったんだろうけど
長時間露光ってバッテリーがすごい勢いで消耗されていくし、
夜の工場は暗いしコワイしそんな余裕無く退散なのだ。


近付いて見る徳山のコンビナートも迫力があってカッコ良かったけど、
新幹線の車内から見るほんの数分間だけの徳山のコンビナートもやっぱり素敵かも。
その一瞬にかける儚さがいいのかな?