石の要塞 津山城 〜岡山県津山市〜 | 旅するカメラ

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「石垣が好きなら岡山県の津山城に行った方がいいよ。」

城の石垣に興味があると言ったらそう言われた事がある。
その時からずっと一度は訪れてみたい場所だった。
今までも何度か岡山県に足を踏み入れた事はあったのだが、津山は場所的に冬場は厳しいと聞いていたのに冬場ばかりに岡山県入りしていたので今回やっと実現したのだ。

土地勘が全く無い為津山市が一体岡山県のどの辺りにあるのか分からなかったのだが、ちょうど岡山市の真上で鳥取市との間に位置するようだ。つまり中国山脈のどまんなか?
「津」と言うのは港の意味だと思っていたのだが何故にこんな山の中の街に使われているのだろうと不思議なのだが、山という名の海の中の港と言う意味だろうか?ちょっと気になる。


岡山道はやたらと混む事があるというので下道で岡山市から津山市へ。
下道で2時間位だろうか・・・?
時間はかかるかもしれないが渋滞はほとんどないし景色も変わって行くので下道を通りゆっくりと津山へ向かうのが楽しいかもしれない。


でもって津山市へ入るとそのまま津山城へ。
本当は津山城全体が見渡せる高台から津山城を見てみたかったのだが・・・もう少し調べてから行けば良かったか?
と、いつもながらに後悔しながら津山城内へ突入。

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ふわー、久しぶりにこんな大城郭を見た感じがする!
石垣の高さがハンパ無い!
圧倒されるわ。
まだ三ノ丸の下の部分なのに・・・

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かっこいい石垣達♪

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まさに石垣に囲まれている感じ♪


と、再建された備中櫓が見えて来た。

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あそこの中にお城のスタンプがあるのだ。
早速向かわなくては・・・
と思ったのだが、ふと目を向ければ細い小径を発見。

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と、そこに一人男の子が入って行った。
間違いない、あの子は城マニアね♪

大体、一般の人向けに整備されている通路の順番通りに回らないのが城マニアなんだもん。
ちょっとした脇道や、櫓の跡に登ってみたりとか・・・(笑)
結構一人で来ていた男の子が多かったかも。
歴女ブームと言うけれど津山城に一人で来ていた歴女とおぼしき女性はいなかったな。
こういう所に来なイカンやろ!
(私は歴女ではない。武将のキャラクターとかには興味ないもん。)


備中櫓の中で津山城の天守閣の再現CGを見て一休み。
この津山城は細部の渡るまで天守閣のデータが残っているらしく再建が可能なお城なのだ。
今は天守閣等の復元にはかなりうるさいらしく、昔の様に適当に「こんな感じやったんやろ?」的なイメージだけではお城を復元する事は出来ないのだ。その点津山城は古写真も沢山残っているし頑張って再建してみては・・・って、一体幾らかかるんだ?
明治時代に解体されたのがホント勿体ない。


天守台は大きく立派だった。
地下1階、地上5階建ての天守閣がそびえていたらホント圧巻なんだろうな・・・

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地下部分もスゴイ。
大城郭だったんだ。
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やっぱり天守台から眼下に広がる町並みを見て悦に入らないとねw

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・・・って、昔の殿様は天守台の一番上からこんな風に見ていなかったとか言うけどね。
確かに偉い人は下にある本丸御殿にしか上がらなかったんだろうね。
キツいもん、ここまで登のはw



うーん、最近さらりとしかお城を見ていない気がする。
いかんな。これでは。なんとかせねば。