1976年7月に仙台、北西郊外の「南山閣」を訪れた。

南山閣は青葉山の城址より対面する山上にある。

当時の原稿からは大自然の広瀬川が山間の溝になり、美しい眺望で眼下に仙台の

人々の家々が散らばりその向こうに太平洋が望まれた。

取材はみちのくの都市で宮城県の玄関口、仙台は急成長した。

南山閣の一帯は住宅地で昔の情景は小説に残るだけだった。

新聞はセロテープで止めた所が読みにくく大変恐縮に思う。