一昨日から、昨年の中国演奏旅行(5/16〜20)の海外紀行をアップしています。

今日は2025年5月18日の模様をレポートします。

 

5月16日に北京入りした私たち(洗足学園現代邦楽アンサンブル)は、

翌17日に1回目の公演(【北京現代音楽祭】の一環としての《日本現代邦楽演奏会》に出演しました。

(詳しくは昨日の記事をご覧ください。)

そして18日もまたまた強行軍のスケジュールで、午前中に空路で北京から深圳に飛びました。

その北京ー深圳便の機材が何と懐かしのボーイング747=ジャンボジェットでした。

嘗て世界中の主要路線を席巻していた名機中の名機ですが、

既に多くが引退してしまっているので、もう乗ることはないと思っていただけに、

ジャンボジェットファンの私には嬉しいサプライズになりました。

機内は高い天井と3・4・3のシート配列の余裕の空間で、フライト自体も快適でした。

 

 

深圳に到着後は、ホテルに荷物を置くや否や、そのまま会場入りしての乗り打ちで、

2回目の公演に臨みました。

 

 

会場は深圳市内に在る南山文体中心聚橙劇院小劇院でした。

日本語で表記するならば南山文化スポーツ総合センター聚橙劇場小ホールとなるでしょうか。

東京グローブ座のような造りの劇場型ホールでした。

普段はミュージカルやポピュラー系の公演を行うケースが多い会場らしく、

なんでもPA(音響)を施そうとするホールスタッフがリハーサルを待ち構えていて、

最初は閉口しましたが、なんとか説明をして、

PA無しの自然音響でのリハーサルと本番を行うことができました。

中国作曲家の3作品は昨日よりも練り上げが進み、充実した本番の演奏を披露できました。

現代音楽作品も演奏を重ねることが大切であることをあらためて感じ入った次第でした。

 

 

5月18日(日)《洗足学園現代邦楽団室内音楽会》

深圳・南山文体中心聚橙劇院小劇院 19:30開演

(南山文化スポーツ総合センター聚橙劇場小ホール)

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プログラム

1)盧鵬飛/「涼風秋月」(二胡、中国笙)-新作初演-

2)神如道生曲/「無住心曲」(尺八)

3)八橋検校/「みだれ」(箏)

4)津軽民謡/「じょんから節」(三味線)

5)梁楠/「伝言」(中国笙、十七絃、チェロ)-新作初演-

6)黛敏郎/「文楽」(チェロ)

7)郑阳/「大漠幻影」(中国笙、三味線、チェロ)-新作初演-

8)松尾祐孝/「美しの都 III 」(尺八、十七絃)

9)梁楠/「伝言」(中国笙、十七絃、チェロ)-新作初演-

10)松尾祐孝/「たゆたいのとき II」

  (尺八、三味線、箏&十七絃、チェロ)-新作初演-

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この2回目の公演は1回目の公園とプログラムは全く同じでした。

したがって(演奏者のタイトなスケジュールの中での疲労も考慮して)

ゲネプロ(ステージリハーサル)は最小限にとどめて、本番に臨みました。

中国作曲家の3作品は昨日よりも練り上げが進み、充実した本番の演奏を披露できました。

現代音楽作品も演奏を重ねることが大切であることをあらためて感じ入った次第でした。

 

 

 

 

終演後のカーテンコールはこの会場の流儀に沿って、

客席の皆さんも交えての記念撮影という一コマもありました。

 

 

 

予定された2回の公演が終わり、タイトな演奏スケジュールから解放された私たちは、

その後ゆっくり会食の時を持ちました。