アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全巻を順番に振り返る記事シリーズを紹介を始めています。
第3巻の付録は、知る人ぞ知る伝説と憧れのパーラーカー
を連結して東京・大阪間を6時間台で結んだ
日本初の特急電車=151系の、そのパーラーカーこと
クロ151型のNゲージサイズの模型です。
東海道新幹線が開通する直前の僅か数年の間でしたが、
豪華な特急電車が東海道本線を駆け抜けていたのです。
パッケージを開けていくと・・・
Nゲージサイズの模型が出てきます。
「国産鉄道」第3巻の冊子です。
表紙を見ているだけでワクワクします。
私の地元を走る東急電鉄の歴史的名車、
日本初のオールステンレス車両として有名な
7000系電車の特集記事も掲載されています。
現在のステンレス車両の興隆の嚆矢となった重要な電車です。
勿論、151系の記事も載っています。
「つばめ」「こだま」として、最盛期には、
12両編成中5両もの一等者(今のグリーン車)を連結して
東京・大阪間を疾走した名車中の名車です。
クロ151型は、本来ならばクイ151型と命名されていても
おかしくない、豪華な特別車両でした。
今でいうならば、東北・北陸新幹線のグランクラスに
相当するような、昔の客車特急時代の1等展望車に匹敵
するような、憧れの存在でした。
もしもタイムマシンがあったなら・・・
昭和30年代にタイムスリップして・・・
クロ151型パーラーカーに乗ってみたい・・・
鉄道ファンの私です。