大相撲初場所が終わりました。
日馬富士と鶴竜の二横綱が途中休場、
琴奨菊と照ノ富士の二大関が二桁の負け越し、
といった荒れた場所ではありましたが、
終盤まで1敗の大関:稀勢の里を
2敗の横綱:白鵬が追うという展開になって、
また若手の台頭によって土俵が活気づきました。

昨年の初場所で大関:琴奨菊が
久しぶりの日本人力士による優勝を勝ち取り、
長らくモンゴル出身横綱の独占状態だった優勝戦線に、
大きな変化が生まれた、昨年の相撲界でした。

琴奨菊の優勝に刺激を受けたのか、
好成績が二場所三場所と続かなかった黄瀬の幸が、
昨年の大阪場所(3月)から、
13勝(準優勝)・13勝(準優勝)・12勝(準優勝)・10勝・
12勝(準優勝) と安定成績を続けるようになりました。
初場所の9勝を合わせた69勝は、年間最多勝となりました。

但し、優勝の無い年間最多勝は、
制度発足依頼初めてという珍記録でもありました。
優勝次点の成績を12場所も記録しながら、
なかなか優勝できない稀勢の里を尻目に、
後輩大関:豪栄道も優勝を遂げて、
四大関の中で優勝未経験は稀勢の里だけという
ことになってしまいました。

そういった"何かもう一歩足りない"状況を、
この初場所で遂に払拭できたと言えるでしょう。

14日目に白鵬が敗れて優勝が決まった後の
千秋楽結びの一番、白鵬vs稀勢の里の一番は、
短くとも見応えがありました。
この大一番に勝って14勝を挙げたことによって、
稀勢の里の横綱昇進は揺るぎないものになった
と言えるでしょう。

今日、日本相撲協会の臨時理事会が行われ、
稀勢の里が第72代(72人目)の横綱に
正式に推挙されました。
おめでとうございます。

今場所のように落ち着いた立ち会いを続けていけば、
一気に稀勢の里時代に突入する可能性もあります。
久しぶりの、待望の、日本人横綱の誕生、
そして充実した活躍に期待しましょう。

YouTube / 稀勢の里が白鵬を破って14勝1敗!
 横綱昇進確実に!平成29年1月場所千秋楽


YouTube / 初優勝!大関 稀勢の里の優勝パレード