大相撲ファンを自認する私です。
ファン垂涎のDVDマガジンが誕生しました。
ベースボールマガジン社 分冊百科シリーズ
月刊「大相撲名力士風雲録」です。

第10号は、心技体究めた比類なき大横綱として
相撲界に伝説的に語り継がれている双葉山の特集です。

大相撲名力士風雲録第10号~双葉山

江戸時代から"一年を二十日で暮らすいい男"と
川柳でも詠まれているように、
10日前後の場所が初(春)場所と夏場所の2回
行われるのみだった大相撲は、
昭和初期には年4場所にまで発展しました。
しかし、戦争の気配が濃くなってきた昭和7年から、
年2場所開催になってしまいました。

双葉山はそのような時代に活躍して、
終戦までの大相撲を一身に支えたのでした。
昭和11年夏場所の関脇で11戦全勝優勝、
翌年初(春)場所と夏場所を大関で11戦全勝優勝して
一気に横綱に駆け上がり、
昭和13年の両場所も13戦全勝優勝と、
5場所連続全勝優勝という驚異的な活躍を見せました。

昭和11年初(春)場所の七日目から千秋楽の5連勝を含めて
約3年間負けなしの66連勝を数えました。
そして迎えた昭和14年初(春)場所も、
三日目かでは連勝を伸ばしましたが、
四日目に後に横綱になる安芸ノ海(当時前頭3枚目)
にうまく食い下がられた末に江外掛けを喰らって
3年ぶりに土がついたのでした。

友人宛に打った電報"イマダモッケイニオヨバズ"
の言葉が有名です。

その14年初場所は、流石に動揺を隠せず4敗を喫しましたが、
翌場所から15戦全勝優勝、優勝(14勝1敗)と面目を保ち、
更に昭和17年から18年にかけての4場所は、
優勝(14勝1敗)、優勝(13勝2敗)、
15戦全勝優勝、15戦全勝優勝、と四連覇を果たし、
昭和19年初場所にかけて36連勝を記録しました。

年2場所の時代に優勝12回は、
今の年6場所に換算すると優勝36回に相当します。
不世出の絶対的大横綱でした。