松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に東日本大震災を乗り越えよう~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!


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音楽家・作曲家への道のり第一歩は、
まず、音楽通・音楽愛好家になることです。
好きで好きでたまらない音楽を聴き抜いて、調べ抜いて、
楽しみ尽くす心をなくして、プロにはなれません。

私は、折りに触れて、現代音楽の作曲家の仲間や知人と、
一献ご一緒することがあります。
時には、古今東西の作曲家の書いた「交響曲第#番」の中で、
最高傑作はどれだろうか・・・といった話題で、
何時間も話が尽きないこともあります。

何だかマニアックだなあと思われるかもしれまえんが、
考えてみれば、車の話題、スポーツの話題、歴史の話題、等々、
好事家が集まっての談義がそれぞれにマニアックな訳です。

では、あらためて皆さんにも話題を提起しましょう!
「貴方の交響曲第9番ベスト・ワンは誰の作品ですか?」
マニアックな答えがある方は、
是非メッセージをお寄せください。

交響曲というジャンルにおいては、「第9番」という数字は、
ベートーヴェン以降の作曲家にとって、
呪縛となる数字になっていきました。
一人の作家の人生の中で、巨大な宇宙のような
スケールと構造を持つ交響曲を9曲以上は書けないという
ジンクスが続いたからです。、。

その第9番について、私なりの考察を披露しておきましょう。

ベートーヴェンの第9番は、いきなり大本命の登場です。
人類愛交響曲とでも謂うべき、素晴らしい作品です。
昨年の12月20~23日にこの「第九」についての詳細記事を
アップしてありますので、そちらもご参照ください。

シューベルトの第9番は、あの「ザ・グレイト」ですが、
今では第8番として定着していますので、
ここでは取り上げません。

その他も、ロマン派中期の作曲家で、
交響曲が第9番まで到達した巨匠は、
(有名なところでは)残念ながら殆ど存在しません。

ドヴォルザークが、晩年にニューヨークに赴き、
そこで誕生した第9番「新世界」が、
唯一の存在で、また素晴らしい輝きを放っています。

後期ロマン派から20世紀に目を向けていきましょう。

ブルックナーの第9番は、未完に終わったものの、
3楽章でも充分に実演に堪え得る音楽性と構成を有しています。
第8番がより深淵に向かったような楽想が、
聴き手を独自の世界に誘います。

マーラーの第9番は、第8番「千人の交響曲」まで
前進的進歩を辿ってきたところから一転して、
耽美的・厭世的な雰囲気が支配的な作品となっています。
かなり難解な作品ですが、
バーンスタインの名演が世に出て以来、
徐々に世界で人気が高まってきて、
名曲として位置付けられています。

ヴォーン・ウィリアムズの第9番は、
逝去の4ヶ月前に初演された最後の交響曲です。
4楽章構成で演奏時間約35分の佳品です。
「第9番」まで到達した貴重な存在の一人です。

ショスタコーヴィチの第9番は、ベートーヴェン以来の
「第9番」に匹敵するような大作を期待する
周囲の期待に肩透かしを食らわすような、
小規模な疑似古典派的な作品となています。
ショスタコーヴィチはその後、「第9番」の呪縛を
軽々と乗り越えて、第15番まで書き続けていきました。

その他にも、超マニアックな第9番はあるでしょうか。
ご存知の方は、是非メッセージでお知らせください。

私の第9番ベストワンは何かって?
ベートーヴェンの「第九」という結論にならざるを得ませんね!


下の写真は、私にライブラリにある伝説的名盤(LP)=
バルビローリ&ベルリン・フィル/マーラー第9番です。
マーラー/交響曲第9番
指揮=サー・ジョン・バルビローリ
管弦楽=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
EMI Angel / EAC-85035~36

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-バルビローリ盤・マーラー第9
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朝日新聞出版から刊行されている「週刊朝日百科シリーズ」
の一環として毎週発行された雑誌、
<私鉄全駅・全車両基地>のご紹介は今回で第27号です。
前号の京成電鉄の紹介から一転して関西圏に飛んで、
本号は神戸と姫路を結ぶ私鉄=山陽電気鉄道の登場です。

かつては、神戸市内は路面軌道を走る
地方の都市間連絡私鉄でしたが、
神戸市中心部の地下に神戸高速鉄道が建設され
新開地駅を結節点として阪急電鉄と阪神電気鉄道と
線路が繋がったことによって、大きく発展しました。

私鉄全駅・全車両基地27/山陽電気鉄道

###私鉄全駅・全車両基地27/山陽電気鉄道###

本線、網干線、神戸高速鉄道東西線、山陽姫路駅、
須磨浦公園駅、新開地駅、等が紹介されています。

大河ドラマ「軍師 勘兵衛」の縁の地、
姫路が山陽電気鉄道の本拠地です。
JR姫路駅に隣接する山陽姫路駅には、
梅田発の阪神電気鉄道からの直通を含む特急と普通が
交互に着発する光景が繰り返されます。

山陽姫路駅

山陽の工業地帯を走る路線ですが、須磨辺りは
風光明媚な海岸線近くを走ります。
須磨浦ロープウエイに直結する須磨浦公園駅は、
瀬戸内海を見渡せる眺望を誇るロケーションです。
阪神の特急の姫路乗り入れが本格化する前は、
阪急の急行がこの駅まで乗り入れて、
折り返し運転をしていました。

須磨浦公園駅

車両の紹介、全駅の紹介も、いつもの通りです。
車両と全駅の紹介

神戸市内がまだ地上線で路面軌道部分もあった時代の
貴重な写真等、懐かしい写真も掲載されています。

神戸市内地上戦時代の写真等

筆者は、阪神淡路大震災の直前に神戸・姫路・広島を
訪ねた際に山陽電気鉄道に乗って以来、訪ねていません。
久しぶりに、山鉄に乗りに、
明石や姫路に足を伸ばしてみたくなりました。
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2014年9月に開催した<松尾祐孝邦楽器作品個展>の
各曲のステージを、昨日から回想しています。
あらためて、ご来場いただいた皆様に御礼申し上げます。
また、演奏者の皆様やスタッフの方々の
絶大なるご協力とご尽力に、あらためて感謝申し上げます。

個展プログラム冊子表紙

今日は、2番目のステージとなった<美しの都>について
綴ってみようと思います。

♪♪♪ 松尾祐孝/美しの都~尺八とオルガンの為の幻想曲 ♪♪♪
    (1991年 / 松本市音楽文化ホール初演作品)
     尺八:三橋貴風  オルガン:中澤未帆

この作品の成立経緯については、
ブログテーマ「邦楽器作品紹介」の過去の記事を巡って
該当記事をご参照いただければ幸いです。

この作品を書くことになってから、
尺八についての説明やデモンストレーションを受け、
そして作品が完成して演奏されたという経験を通じて、
私は尺八という楽器にすっかり魅了されました。

この作品の初演の直後に、大野和士氏の
東京フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者就任が決定して、
新たに始動する”若手作曲家委嘱シリーズ"の
第2弾への指名を受けて、私は迷わず尺八協奏曲作品を
書くことを決心したのでした。
その曲こそが、私の代表作中の代表作=
<フォノスフェール第1番~尺八と管弦楽の為に>です。
1993年9月に東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会で
初演され、直後にリズボン・グルベンキアン管弦楽団で
欧州初演もされました。
翌年には東京フィル欧州楽旅にプログラミングされて
イギリス6都市で演奏され大絶賛を博しました。
更に、1997年にはドイツのカールスルーエで、
バーデン州立歌劇場管弦楽団で演奏会3公演と
レコーディングが行われました。

もしも、私が1991年に<美しの都>を作曲するという
貴重な経験を積んでいなかたとしたならば、
<フォノスフェール第1番>は
誕生しなかったかもしれません。
ですから、この<美しの都>は、
私にとって極めて重要な転機をもたらしてくれた
想いで深い作品なのです。

その作品を、初めて洗足学園・前田ホールで演奏
できたことは、期待以上の大きな収穫となりました。
三橋貴風氏の貫録の尺八独奏の素晴らしさと
新進気鋭の中澤未帆さんのフレッシュな演奏によって、
作曲者として充分満足のできる仕上がりになりました。
そして、曲の終盤のクライマックスに訪れる
オルガンのメインスイッチを切って
五音音階の総ストップ・オープンによる和音強奏が
ジェットエンジンか電子音のような音響効果を発揮しながら
減衰していくシーンは、前田ホールのオルガンの持つ
エア・タンクの容量の大きさが物を言って、
今までに経験したことが無いほどの長時間の
巨大ディミニュエンドが実現して、
聴衆のみならず関係者をも圧倒する結果となりました。
大減衰音響の中に浸っていた時間は、
正に至福のひとときでした。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ザ・ハーミニーホールのスカイライン

この写真はザ・ハーモニーホールのスカイラインをあしらった
CDジャケットの裏表紙です。
青空とのコントラストが清々しいデザインです。
今でもプロ・アルテ・ムジケで購入できます。

 CD:『響』ザ・ハーモニーホール松本~保田紀子
     RRO ALTE MUSICAE / PAMP-1015
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今年の"チーム百万石"金沢公演は、
9/8(金)は"リバーサイド"、
9/9(土)は"もっきりや"で、
予定通り開催することができました。
グラスを傾けながら、様々なタイプの現代音楽作品を
気軽に、そしてじっくり楽しんでいただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

演奏者のお三方のパフォーマンスも素晴らしく、
充実したライヴになりました。
献身的なご協力に厚く御礼申し上げます。

私個人としては、久しぶりの再演となった
<フォノⅢ〜クラリネット独奏の為に〜>に
松永彩子さんが新たな光りを当ててくださったことが
とても嬉しかったです。

ナヴィゲーターを務めていただいた大野由加さんにも
この場を借りてお礼申し上げます。

"リバーサイド"のステージ・・・
ステージ

"もっきりや"のステージ・・・
もっきりやステージ

事前には予告していなかったプログラムを
下記にご紹介しておきましょう。
凄いラインナップであったことが
お解りいただけると思います。

*** 北陸の演奏家 & 現代作曲家 ***
    〜日本海 音の交友録Ⅱ〜       

2017年9月8日(金)19:30開演@リバーサイド
2017年9月9日(土)19:00開演@もっきりや

出演:sop./田島茂代 cl./ 松永彩子 pf./徳力清香
ナビゲーター:大野由加
出品作曲家:小川類 中川俊郎 橋本信 松尾祐孝 森田泰之進

松尾祐孝 /「雅」- MIYABI-         pf.
橋本 信 /「犀川」(新版初演)      sop. cl. pf. 
森田泰之進 /「跳」 -Leaps-(新作初演)  cl.
小川 類 / Bard Ⅳ             sop. pf.
中川俊郎 / さざんくろす(新作初演)    sop. cl. pf.
中川俊郎 / 歌曲チクルス(新作初演)    sop. cl. pf.
中川俊郎 / アダージョ(新作初演)     pf.
          ♪♪♪ 休憩 ♪♪♪
小川 類 /「Spring」(新作初演)      cl. pf.   
森田泰之進 /「月へ」(新作初演)     sop. pf.
松尾祐孝 /「PHONO III」         cl.
橋本 信 /「Earth, Life and words」    sop. cl. pf.

アンコール 
 松尾祐孝 /「じゃあね」(新版初演)   sop. cl. pf.   

金沢公演オモテ
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陸上短距離男子100メートルで
日本人初の9秒台を記録が遂に誕生しました。

桐生祥秀選手(21歳=東洋大4年)は、
日本インターカレッジ(日本陸上学生対校選手権)の
男子100メートル決勝で、追い風1・8メートルの中、
9秒98をマークし優勝しました。
伊東浩司が1998年に記録した10秒00の日本記録を
19年ぶりに更新しました。

YouTube / 桐生祥秀 9.98(+1.8) 決勝 男子100m
       日本インカレ陸上2017


先の世界陸上の100メートル代表3人枠を逃した桐生が、
9秒台一番乗りを果たすという層の厚さは、
今後の男子陸上短距離陣が新時代を築く契機に
なることが期待されます。

頑張れ日本! がんばれニッポン!
おめでとう、桐生祥秀選手!

南大東島の青空
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