• 07 Sep
    • 「交響曲第5番」ベスト・ワン!?

      音楽家・作曲家への道のり第一歩は、まず、音楽通・音楽愛好家になることです。好きで好きでたまらない音楽を聴き抜いて、調べ抜いて、楽しみ尽くす心をなくして、プロにはなれません。私は、折りに触れて、現代音楽の作曲家の仲間や知人と、一献ご一緒することがあります。時には、古今東西の作曲家の書いた「交響曲第#番」の中で、最高傑作はどれだろうか・・・といった話題で、何時間も話が尽きないこともあります。何だかマニアックだなあと思われるかもしれまえんが、考えてみれば、車の話題、スポーツの話題、歴史の話題、等々、好事家が集まっての談義がそれぞれにマニアックな訳です。では、あらためて皆さんにも話題を提起しましょう!「貴方の交響曲第5番ベスト・ワンは誰の作品ですか?」マニアックな答えがある方は、是非メッセージをお寄せください。ご参考までに、私なりの考察を披露しておきましょう。ベートーヴェンの第5番は、いきなり大本命の登場といった感があります。俗楽である交響曲に教会音楽の楽器=トロンボーンを初めて導入した力強い響き、動機労作を徹底させた構造・構成の確固たる存在感・・・クラシック音楽の代名詞とさえ言える名曲中の名曲です。シューベルトの第5番は、日本では滅多に演奏されませんが、ヨーロッパでは地方都市の小規模なオーケストラ等で、結構演奏されているようです。メンデルスゾーンの第5番「宗教改革」は、日本では滅多に演奏されませんが、なかなかの佳曲です。チャイコフスキーの第5番は、ファンの多い名曲でしょう。所謂3大交響曲(4~6番)の中核を成す、貫録充分の作品です。第一楽章冒頭の序奏のテーマが言わば循環統一主題のような役割を全曲にわたって演じながら、最後の終楽章で長調となって堂々と回帰してコーダで更に高らかに謳われるという構成は、聴き手を知らず知らずのうちに興奮の境地へ誘います。ブルックナーの第5番も、なかなかの存在感を放出しています。所謂ブルックナー・ファンの間で評価の高い作品です。この作曲家の後年の大作の基盤が、この作品の中にも見て取れると思います。マーラーの第5番は、この作曲家の交響曲の中で最もポピュラーな人気を獲得しているものかもしれません。5楽章3部構成というシンメトリックな楽章配置と、各楽章のコンセプトとコントラストが鮮やかで、最後は実に陽気なマーラー流ロンド・ソナタで興奮の坩堝と化すといった分かり易さが、大衆的な人気をも盛り上げているのでしょう。スクリャービンの第5番「プロメテウス」は、演奏形態はピアノ協奏曲で、楽章構成は単一楽章で交響詩のようで、交響曲と呼ぶには特異な作品ですが、なかなか優れた作品です。シベリウスの第5番は、この作曲家の作品の中で次第に知名度と人気が高まっていると思われます。おおらかな自然交響曲といった趣で、終楽章の雄大な楽想を聴いていると、鳥のように大空を舞ながら、フィンランドの森と湖の景色を眺めているような気分になってきます。ヴォーン・ウィリアムズの第5番も、この作曲家独特の、そしてイギリスの風土独特の雰囲気が静かに染み入るように拡がっていく作品で、近年はイギリス以外でもしばしば演奏されるようになってきました。ショスタコーヴィチの第5番は、クラシック音楽ファンにはとても有名な作品でしょう。かつては「革命」といったサブタイトルを付されて、社会主義リアリズムの典型的な作品といった類型的なレッテルを貼られて、まるで通俗名曲のような扱いを受けているようにも感じられましたが、近年はこの作品の本質が見直され、むしろソヴィエト体制への抵抗心を健かに暗喩している作品として、再評価が高まっているのではないでしょうか。そして私のとっておきの第5番は・・・残念ながら秘密兵器はありません。ベートーヴェンの「第5番」に脱帽です。チャイコフスキーとマーラーとショスタコーヴィチの「第5番」もベートーヴェンに負けず劣らず素晴らしいです。何とも悩ましい・・・ベートーヴェン「交響曲第5番」の私の愛聴盤は、下の写真のディスクです。「第4番」とのカップリングです。指揮=クリストファー・ホグウッド管弦楽=アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックL'OISEAU-LYRE / F35L-20116

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    • 私鉄全駅・全車両基地23/名古屋鉄道2(本線・常滑線・空港線・豊田線・金山駅 他)

      朝日新聞出版から刊行された「週刊朝日百科シリーズ」の一環として毎週発行されている雑誌、<私鉄全駅・全車両基地>のご紹介は今回で第23号です。前号に続いて、中京圏の私鉄の雄=名古屋鉄道の紹介です。###私鉄全駅・全車両基地23/名古屋鉄道2###名古屋圏・岐阜圏・三河圏・豊橋圏などに設立された多数の私鉄が統合や合併を繰り返しながら発展して、近畿日本鉄道と東武鉄道に次ぐ路線規模を誇る規模となった私鉄の雄=名古屋鉄道ですが、この号では、名鉄名古屋駅から南の路線、つまり名古屋市南部から三河半島や知多半島、更には蒲郡・豊田・豊橋方面の路線や駅が紹介されています。名古屋本線(豊橋~山王)、豊田線、常滑線、空港線、築港線、河和線、知多新線、蒲郡線、三河線、西尾線、豊川線、そして金山駅、中部国際空港駅、猿投駅、等が紹介されています。JR金山駅との直結して金山総合駅とも呼ばれるようになり、"セントレア"=中部国際空港へのアクセス拠点にもなった金山駅が、大々的の紹介されています。一転して、八丁味噌の本場=岡崎の周辺の懐かしい写真を交えたほのぼのとした記事も、旅情をそそります。空港アクセス特急=ミュースカイをはじめ、各種車両の紹介と懐かしい写真の数々は、鉄道ファンの心を擽ります。伊勢湾台風の直後に、駅に立ち往生した車両を被災者の仮設住宅として緊急開放していたという、貴重な記録を伝える写真なども掲載されています。<私鉄全駅・全車両基地>シリーズは、まだまだ続きます。

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    • 金沢公演【日本海 音の交友録Ⅱ】は9月8日(金)@リバーサイド&9日(土)@もっきりや

      "チーム百万石"金沢公演はいよいよ明日と明後日の開催です。*** 北陸の演奏家 & 現代作曲家 ***    〜日本海 音の交友録Ⅱ〜       2017年9月8日(金)19:30開演@リバーサイド2017年9月9日(土)19:00開演@もっきりや 入場料:前売り2700円 当日券3000円出演:sop./田島茂代 cl./ 松永彩子 pf./徳力清香ナビゲーター:大野由加出品作曲家:小川類 中川俊郎 橋本信 松尾祐孝 森田泰之進"チーム百万石"は、日本現代音楽協会会員作曲家有志で結成している自主グループです。メンバーは、小川類、中川俊郎、橋本信、松尾祐孝、森田泰之進、の5名です。既に一昨年から活動を開始していますが、昨年からは北陸プロジェクトも始動しています。百万石の名前は、北陸・金沢・加賀に因んで名付けられました。昨年の北陸公演は、金沢の石川県立音楽堂交流ホールと魚津の学びの森での開催でしたは、今年は趣を変えて、金沢市内の有名ライブハウスを会場として、2公演を開催します。当日券もありますので、皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。プログラム等は、当日のお楽しみです。私の出品作品は、旧作の再演になりますが、<フォノⅢ〜クラリネット独奏の為に>と、<MIYABI〜雅>(ピアノ小品)の2曲を予定しています。その他、4名の作曲家の作品が、ソプラノ、クラリネット、ピアノの響きの乗せて鳴り響きます。どうぞご期待ください。

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    • 元祖"新快速"!?モハ52〜リニア・鉄道館

      "リニア・鉄道館"の訪問記を続けましょう。今日からは、主要展示車両の個々について、簡単にご案内していきましょう。このフォルムを見てピンと来る方は、かなりの鉄道通ですね。京阪神地区を短時間で結ぶ電車急行専用車両として戦前の昭和11~12年に製造された、流線型の先頭形状を持つ電車です。現代の"新快速"の元祖と言える存在です。戦後には、全国各地に転籍して活躍した車両も多く、特に飯田線では横須賀線色にお色直しして長く現役を続けて、鉄道ファンの人気者でした。車内は木製車両の面影が強い懐かしさに溢れる雰囲気です。昭和初期の時代には、このような半鋼製車両が数多く生産され、日本の鉄道の急速な電化の進展と通勤輸送の拡充を担っていったのでした。

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    • プレビュー〜邦楽2010コンサート【音のカタログ vol.7】は9月13日(水)開催

      作曲家グループ邦楽<2010>では、毎年、新作を中心に「音のカタログ」コンサートを開催しています。来たる9月13日(水)には、その7回目となる【音のカタログ vol.7】が開催されます。8作品のうち5作品は初演、または改作初演となります。当日は出品者、出演者関連の楽譜を会場のロビーに展示され、購入することが出来ます。私=松尾祐孝は、旧作ではありますが、<フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~>を出品します。吉村七重氏のために2012年に書いた作品ですが、今回は内藤美和さんに二十五絃箏で演奏していただくという新機軸の提示となります。この"音のカタログ"は、毎回、様々な志向と個性を持つ作曲家達が、様々な邦楽器を含む楽器編成の作品を出品して、質量共に充実した演奏会になっています。皆様のご来場をお待ちしております。#####【音のカタログVol.7】##### 作曲家グループ<邦楽2010>コンサート 2017年9月13日(水) 6時半開演(6時開場)     杉並公会堂 小ホール(荻窪)  チケット:¥3000 (当日前売りとも)program(演奏順未定)●神坂真理子:  「桜吹雪」?尺八・箏・十七絃のために? (2016)尺八:金子朋沐枝、箏:野田美香、十七絃:合田真貴子●川越道子:   Shakuhachi & SYNTAL No.4 [初演]尺八:大山貴善、SYNTAL: 川越道子●眼龍義治:   すいふようー二面の箏のためのー[初演]箏:身崎有希子、松澤佑紗●田丸彩和子:   雙蝶のわかれ〜北村透谷の詩による〜 [初演]筑前琵琶:尾方蝶嘉、薩摩琵琶:川嶋信子●橋本 信:   EtamineⅢ(エタミーヌⅢ)[初演] 尺八:大河内淳矢、琵琶:榎本百香、十七絃:吉澤延隆●前田智子:「阿頼耶」  ~~尺八とヴァイオリンのために~~(2016)[改作初演]尺八:田嶋謙一、ヴァイオリン:河村典子●松尾祐孝:   フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~(2012)二十五絃箏:内藤美和●溝入敬三:  “マイクロトーンズ・スタディ” 十三絃箏のための (2016) 箏:神囿歌世子●(司会)田中隆文(邦楽ジャーナル編集長)チケット販売開始 6月13日より●申込み・問合せ:作曲家グループ<邦楽2010>事務局            邦楽アソシエーション Tel.03-5338-9530 Fax.03-5389-7690 info@asoshi.com●後援:邦楽ジャーナル    公益財団法人     日本伝統文化振興財団    日本現代音楽協会/協力:おことの店 谷川デザイン:田中茉莉杉並公会堂東京都杉並区上荻1-23-15?TEL:03-3220-0401JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅北口から徒歩7分【作曲家グループ<邦楽2010>参加作曲家(2017.6.1現在)】石井由希子/神坂真理子/川越道子/川崎絵都夫/菅野由弘/眼龍義治/北方寛丈/吉川和夫/橘川 琢/慶野由利子/ シュムコー、コリーン・クリスティナ/近藤春恵/佐藤容子/篠田大介/高橋久美子/高橋雅光/たかの舞俐/田口和行/田中修一/田中範康/田丸彩和子/ダリル・ゼミソン/壺井一歩/中澤道子/橋本信/尾藤弥生/藤原典子/マーティン・リーガン/前田智子/松尾祐孝 /松村百合/三村磨紀予/溝入敬三/三輪眞弘/森亜紀/山口淳

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マリオ

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猛初夏日
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松尾祐孝(まつお・まさたか) 1959年 東京生まれ 1982年 東京藝術大学音楽学部作曲科...

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